卓上コンロ コン郎ミニ TC-18Hを買ってみた
先日の海辺ファミキャンのポストモーテムで洗い出された課題3つのうち、1つを解決するためにトム(妻)がこれが必要だと主張したのがこちらのアイテム。
「卓上コンロ コン郎ミニ TC-18H」
これからの季節、陽が落ちるととたんに気温が下がってきて、それまではグイグイいっていたビールにも手が伸びなくなり、「そろそろ温かい飲み物でも飲みたいなぁ」という気分になってきます。
ところが我が家には、お湯を沸かす熱源が小型で不安定なストーブしかなく、これはトムにとって扱いづらいアイテム。この時期に誰もがいつでもお湯を沸かすことができる状態にないのは確かに問題です。
その問題を解決するために、簡単にお湯を沸かして温かい飲み物を気軽につくれるよう彼女が独占して使える熱源として「これでヨロシク」と型番指名が入ったのが、この「コン郎ミニ TC-18H」だったわけです。
キャンプに卓上コンロか……と一瞬考えたんですが、屋外での調理や湯沸かしに使う道具の検討条件から携帯性を外した場合、使い勝手や安定性、コスト面を考えたらもう卓上コンロ一択なんですよね。
この卓上コンロ、しかも屋外で使う卓上コンロと言えば、イワタニのタフ丸を思い浮かべるキャンパーは多いと思いのではないでしょうか。
が、トムがそれには目もくれずコン郎に白羽の矢を立てた理由はシンプルで、めちゃ小さいということ。一般的な卓上コンロ「達人スリム」と比べてみると、このとおり。
達人スリムのサイズ=幅338×奥行272(×高さ84)mmに対して、コン郎=幅246×奥行196(×高さ89)mmと、面積としてはほぼ半分というコンパクトさ。
あまりにコンパクトなので、セットしたガス缶がはみ出す始末。
熱量がどの程度なのかは分かりませんが、見た感じ、火力が極端に弱いようには見えませんでした。これは実用後のレビューが必要ですね。
ちなみに五徳もコンパクトで、五徳の内側のすき間が達人スリムに比べて20mmほど狭かったので、小さめのケトルやコッヘルでも載せやすいと思います。
トムが想定しているのは、コン郎を設置したキャプテンスタッグのテーブルを自分の椅子の前(自分の足下)に置く、というレイアウト。
コン郎を置いてもまだ余裕がありますね
コン郎の上に水をたっぷり入れたケトルを置いて、いつでも温かいお湯をつくれる体制を敷いておくというわけです。
彼女もこれで心ゆくまでお湯を沸かし、紅茶やスープなどの温かい飲み物を楽しめるようになるでしょう。
ただし、このコン郎には防風機能が全くないので、野外で使うにあたっては防風を追加で購入する必要がありそうです。
実際の実力や、防風を設置したうえでの使い心地などは、またキャンプ後にレビューできたらと思います。