パタゴニアA/Cシャツを買ってみた
年齢のせいなのか、服の好みがずいぶん変わってきました。
もちろん、レッドウイングの靴だとかバブワーのジャケットだとか昔から変わらないものもありますが、以前は平気で着ていた草臥れたTシャツが着られなくなってしまったし(当たり前)、以前はむしろ好きだった汚れたスニーカーも完全NGになったりとか(他人が履いてるのを見るのでさえ苦手です笑)。
五十手前のオヤジならば割とふつうな感じだと思うんですけど、シンプルで低品質じゃない(高品質である必要はない)体にあったサイズのものを、ダラッと着たりズラし履きしたりせず、ごく普通に着るのがいいな〜と思うようになってきたんですよね。
シャツをイイ感じで着たくなった
昔は「ダッセェ〜」と忌避してたような服装が妙に格好よく見えてきたんですが、その中でも特に変化が顕著なのがシャツです。
何でもない普通のシャツを、ものすごく自然に着こなしている人を見ると「いいなぁ〜」(注:「格好いいなぁ〜」ではない)と思うようになったんですよね。
例えば、次の写真を見てください。
……という流れでいくつかの写真を掲示し、この記事を読んでいる人に「あぁ、なるほど」と思ってもらえたらと思ってけっこうな時間を要して探してみたんですが、どうしても見つけられなかったんですよね(涙)。
僕のイメージでは、下のような写真で半袖シャツをイイ感じで着こなしている人がいて「ね?」となる予定だったんですが……、みんなTシャツ着てるんですよね〜。これらの写真ではダウンベストや長袖シャツ、Tシャツと季節感的にかなり幅のある感じになってますが(笑)。
画像出典: Patagonia From Shirt to Dirt: Thoughts on the Patagonia Design Philosophy
画像出典: CRUYFF Jelle Mul: “At Patagonia, we are in business to save our home planet”
ま、とにもかくにもですね、シャツが着たくなったのです。
それでこの夏、何枚かのシャツを買ってみました。
今年度、小学校の保護者会の役員になったので、その寄り合いで着れたらと思って買ったボタンダウンのシャツ(左)、モンベルショップに行った時にちょっと試してみるかと買ってみたWIC.ライト シングルポケットシャツ。
そして、一番夏向けだなと思ったのが、パタゴニアのA/Cシャツです。
パタゴニア A/Cシャツ
チェック柄の半袖シャツを探していて、なかなか好みの雰囲気のものに出会えず、またいつものパタゴニアでもチェックすっか〜とウェブサイトを覗いてみたら、「おっ、これは!」と直感的に良いなと思ったのがこのA/Cシャツ。意外とこういうフツーなチェック柄の半袖シャツって無いんですよね(探すのが下手、ということもありますが)。
画像出典: Patagonia(画像をクリックすると商品ページが開きます)
素材 | バージン・オーガニックコットン(100%) | ||
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重量 | 162g(5.7oz) | ||
特徴 |
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こういうちりめん織っぽい凹凸のあるマテリアルは実は苦手で、ポチるのをしばらく躊躇っていました。で、買い物かごに入れたまま一週間ほどネットを徘徊してたんですが、結局ほかに良き出会いはなく、ポチ。
届いた製品を手にしてみたら、マテリアルも思ったより嫌いじゃなく、いつも買っているメーカーのものということもあってサイズもぴったり。
そして、着た時の肌触りがめちゃくちゃ良く、驚くほど着心地がいいです。
裾にはスリット。左側のスリット上にブランドタグが付いています。
商品名に含まれるA/C = Air Conditioner(エアコン)がどういう意味かは分かりませんが、A/C「要らず」と解釈してもいい感じの風とおしの良さ。
生地はかなり薄く、かなりスケスケです。着れば透けませんが。
洗ってもすぐに乾くので、ちょっとした旅行ならこれ1着でもいいかも知れません(夜洗っておけば翌朝までに乾いてくれそう)。
・・・
で、買ったはいいものの、ふだん自宅で仕事をしている時は綿とポリエステルの混紡のスポーツTシャツにランニングパンツという速乾スタイルで涼んでおり、着る機会は実は思ったほどないのですが……(笑)。
トム(妻)が撮影してくれたのですが、なぜか爆笑してしまいまして
でも、オススメです!