冬のソロキャンめしに「アルミ鍋うどん」
みなさんは、ソロキャンプの時、どんな食事をとっていますか?
最近のキャンプ(晩秋キャンプやBarbourキャンプ)の晩ごはんに食べたのが、スーパーでよく見かける「アルミ鍋うどん」でした。
こういうヤツですね。
この「アルミ鍋に入ったスープを温めて食べる」タイプのうどんを久しぶりに食べたんですが、寒い季節のソロキャンプ(以下、ソロキャン)めしに最適だなぁと。
アルミ鍋うどんがソロキャンに適した理由
その理由をもぐもぐと食べながらまとめてみましたら、だいたい以下の6つになりそうです。
- めちゃめちゃ手軽
- オプションや食べ方が自由自在
- いちおう料理してる感もある
- 使う道具がストーブのみ
- 洗い物が出ない
- それなりに美味しく、割と満足感がある
このうち、2と3、5について少し説明を加えてみたいと思います。
オプションや食べ方が自由自在
「アルミ鍋うどん」は、アルミ鍋+スープ+野菜(+うどん)という「ミニ鍋」状態となっているます。
これに、お好みの具材(例えば、薄切りの豚肉や鶏団子、ウィンナーや牛すじ串、豆腐、はんぺんといった鍋の定番など)を買い足せば、本当にミニ鍋として楽しめます。スープの種類によっては、キムチを投入してキムチチゲ風にしても美味しいし、暖まります。
ちなみに僕は、いつも豆腐とウィンナーを追加で入れます。なぜか? 好きだからです(笑)。
プリセットされているうどん玉は取り出しておき、最初に野菜やオプション具材を楽しんで、うどんは〆に食べてもいいかも知れません。
最後にうどんを温めている時に、卵を落とすとさらに満足感アップ。
ごはんを自宅から持ってきて、雑炊にするのもアリですね。
いちおう料理してる感もある
肉や野菜をカットしたり、調味料を加えたりといった調理作業はほぼありませんが、弁当やカップ麺のように超インスタントなわけでもなく、加熱して具材を煮て食べるという幾つかの工程があるので、ほどよい「料理してる感」があります。
この「料理してる感」は「手抜き感」と反比例するので、きちんとキャンプ料理してるぞーという自分に対するごまかし、まやかしになります(笑)。
アルミ鍋でも十分に美味しそうですが、小型のダッチオーブンを使えば、さらに立派な料理に見えること間違いなし。
洗い物が出ない
僕はファミキャンを除き、洗い場などの設備が完備されたキャンプ場を使うことが少なく、山中の空き地や海岸、湖畔の広場などでの野営が多いので、洗い物が出ないというのはとても助かるんですよね。
それに、洗い場があっても、寒い季節の洗い物はできれば避けたいところです。
ただ、「フタ」「大きめのスプーン」の2つはあると便利。
フタは、煮込むスピードを上げてくれるのと、スープがやや少なめな時に具材に火が通るのを助けてくれます。
スプーンはレンゲ代わりになるし、豆腐や白身魚など、箸だと崩れやすい具材を食べる時に便利です。
使って汚れたら、袋に入れて持ち帰り、自宅で洗いましょう。
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一点、重要な注意点があります。
以前、アルミ鍋うどんをキャンプで食べようと、ストーブに乗せて加熱し、「さて、そろそろできたかな?」とフタを開けてみたら、なんとスープが枯渇していて、具材が半分くらい焦げているではありませんか!
そう、アルミ鍋の底に気づかないくらいの小さな穴が空いていて、スープが全部漏れてたんですよね。。
スープをアルミ鍋に注いだあと、その場にいて見ていれば気づけたんでしょうが、あ、でも、すでに酔っ払っていたので、気づかけなかったかも知れません(笑)。
スープを注ぐ前に、必ずアルミ鍋の底を十分にチェックし、万が一穴が空いていたらコッヘルなどで代用しましょう。
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というわけで、冬のソロキャンめしに「アルミ鍋うどん」、ぜひお試しください。