本場米国的バーベキューを準備してみた

先日、友人家族を招いて庭でBBQ(≠焼肉)をしたんですが、その時にテキトウに仕込んだスペアリブがまあまあイイ感じで焼けたので、調子に乗って本場米国のレシピでキチンとつくってみたくなり、近々予定されている「とある山中」でのキャンプに持って行ってみようと考えたのと、ついでにサンドイッチにしてみようかなと。




本場米国のバーベキューとは

米国におけるバーベキュー(BBQ Barbecue)は地域や家庭によって異なる伝統料理のようなものらしく、本場のレシピと言っても、検索すると無数と言っていいくらい出てくるんですよね。共通するのは「巨大な肉の塊を、長時間、低温でじっくりホロホロとろとろになるまで火を通し、秘伝のバーベキューソースをかけてかぶりつく」というもの。このあたりを押さえておけば、「本場のバーベキューだぜ」と言えそうな気がします。

巨大な肉の塊

この本場のバーベキューを実現するうえでまずネックになるのは、「巨大な肉の塊」を入手すること。僕が住んでいる地域では、ふつうのスーパーだとカットされたスペアリブしか見かけません。もちろんネット通販などでお取り寄せはできますが、今度はそれを焼くことのできる大きなグリルやオーブンが必要になってきます。う〜む……。

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さすがにここまでのグリルは不要だと思いますが(笑)

というわけで「巨大な肉の塊」(という一発目の重要な条件をいきなり)妥協し、スーパーで買えるカットしたスペアリブにします。

近所のスーパーで買ったスペアリブ
スペアリブは安くていいですよね〜

ホントはこんな感じがいいんですけどね。

バーベキューソース

続いてソース。ググったところ、「Easy Barbecue Sauce Recipe」というコピーを掲げた「Homemade BBQ Sauce Recipe」というサイトに到達。このサイトが提案するEasyなレシピをつくってみることにしました。

海外のレシピに挑戦しようとして、材料の大半が自宅に常備されてるものではなく、且つ少量しか使わないので買うのも躊躇われるため断念することって、ありますよねぇ……このレシピも材料を揃えるのはEasyとは言えない感じもしますが、何とかいけそうな感じです。

  • トマトケチャップ(Tomato ketchup) 1+1/2カップ
  • りんご酢(Apple cider vinegar) 1/2カップ ただのお酢でもOK
  • ウスターソース(Worcestershire sauce) 1/4カップ
  • ブラウンシュガー(Light brown sugar) 3/4カップ
  • イエローマスタード(Yellow mustard) 大さじ2
  • パプリカ(Paprika powder) 大さじ1
  • オニオンパウダー(Onion powder) 小さじ2
  • 黒胡椒(Ground black pepper)
  • ニンニク(Garlic cloves) 4片
  • (Water) 1/2カップ チキンストックだと尚良し

そして、つくるのは確かに簡単。全ての材料をソースパンに入れて30分ほど混ぜながら煮込むだけです。

バーベキューソースを煮込む
アメリカンなソースを雪平鍋で煮込む。味わい深いですね

下処理〜焼きまで

さて、いよいよスペアリブを焼くわけですが、だいたいこんな手順のようです。

  1. スペアリブを処理する(余分な脂肪を取るなど)
  2. スペアリブにスパイス(パプリカやオニオンパウダー、ガーリックパウダー、塩、胡椒など。ピリリと仕上げたい場合はカイエンペッパーも加える)をたっぷりと刷り込むようにして塗る(=ドライラブ)
  3. スペアリブをアルミホイルに包み、200〜250度くらいに温めたオーブンで1〜2時間ほど焼く
  4. スペアリブをアルミホイルから取り出して肉汁を捨てる。
  5. スペアリブにバーベキューソースを塗り、オーブンで10分ほど焼いて取り出し、ソースを塗って再びオーブンへ(を2〜3回繰り返す)

工程的には難しい部分はないのですが、キャンプだとオーブンがないので代わりに焚き火を使って調理する必要があるので、多少のアレンジが必要になります。

今回、キャンプには上記4までを済ませたスペアリブを持参し、ソースを塗ったスペアリブをアルミホイルで包んで焚き火に投入(熾火部分に載せる)して焼く、上記5のステップを楽しもうと思います(キャンプなら、大きな肉の塊を焚き火でしっかり焼き上げるという方法もあると思いますが)。

というわけで、スパイスを刷り込んで、

スペアリブをドライラブ

200度(余熱あり)のオーブンで2時間、焼いたスペアリブ。

200度のオーブンで2時間焼いたスペアリブ
黒焦げになってるように見えなくもないですが…(涙)

これにソースをつけて食べてもふつうに美味しそうですが、ソースを塗って繰り返し焼くことで、肉の表面に照りのあるソース層のようなものができるので、そこを省略するわけにはいきません。

・・・

というわけで、本場のレシピでつくった!と胸を張って言えるような感じにはなりませんでしたが、これ持ってキャンプで焼いてみたいと思います。できればそこでサンドイッチも。

ちゃんとできたかどうかは、「キャンプ行ってみた」記事にて……。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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