ベビーキャリアを調べてみた
5月に入って暖かくなってきてからは、週末のたびに、家族3人で出かけています。と言っても、近所の湖畔や公園でピクニック、といった程度。
僕は「自然の中で過ごす時間」が、鳥取のような地方都市での暮らしで、子どもに与えられるもっとも大きな価値だと思っていて、今後も家族3人でのこうした時間を増やし、山や海、川などにもどんどん出かけていきたいと思っています。子どもが幼いうちはキャンプだけにこだわらず、少しずつ自然と触れ合いながら、そこで過ごす楽しい時間を持てたらなと。
それが、僕やトムの普段の運動不足解消にも一役買ってくれたら、一石二鳥(笑)。例えば、近所の河原や野原の散歩からはじめて、低山のショートトレイルなどに発展させていくようなイメージです。
ベビーキャリアで山歩き、野歩き
となると、必要になるのが、ベビーキャリアです(よね?)。というわけで、まずは主だった商品たちを4つピックアップして、比べてみます。
deuter キッズキャリー キッドコンフォートエアー 3650442070
サイズ | 高さ70×幅43×奥行き34cm |
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重量 | 2.82kg |
容量 | 14L |
表地 | Deuterマイクロリップナイロン210D、スーパーポリテックス600D |
オプション | サンルーフ&レインカバー |
その他の特徴 | 耐久性の高い鋼のフレームと背面メッシュにより抜群の背面通気性を実現したエアコンフォートシステムを採用。TUV(*)承認 |
価格 | 32,000円前後(オプションを追加すると36,000円前後) |
HP:http://www.deuter.com/JP/jp/ |
100年以上の歴史を持つドイツのメーカーのキャリア。
ネットで検索すると、使用時の写真がたくさん出てきますが、これを見る限り、赤ちゃんが座る部分の後ろが高くなっていて、しっかりホールド/ガードされていることが分かります。
僕自身はこのメーカーのものを使ったことはないのですが、メーカーサイトによると同社のビジネスは、過去20年で800%の成長率だとか。製品が支持されてるんでしょうね。
macpac Koala2 MM81507 2015モデル
重量 | 2.5kg |
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容量 | 6L |
カラー | ブリリエントブルー |
素材 | ナイロンツイル、420デニール リップストップナイロン |
適応体重 | 最小5kg、快適15kg、最大20kg |
オプション | ソンブレロ(サンシェード) |
その他の特徴 | 自立しない |
価格 | 20,000円前後(オプションを追加すると24,000円前後) |
HP:http://www.goldwin.co.jp/macpac/ |
ニュージーランド発のアウトドアメーカー、macpac。「簡潔であることは、複雑であることに勝る」を是とする同社らしい、シンプルなキャリアですね。今回取り上げた4製品のうち、唯一、自立しません。
モンベル ベビーキャリア 1123859
サイズ | 高さ67×幅31×奥行き32cm |
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重量 | 2.24kg |
容量 | 26L(収納部) |
カラー | シトロンイエロー、グレー、ピュアインディゴ |
素材 | [ 本体 ] 210デニール・ナイロン・ダブルリップストップ(ウレタン・コーティング)、210デニール・ナイロン・オックス(ウレタン・コーティング) [ ハーネス、背中、座面、背もたれ ] 3Dメッシュ [ フレーム ] アルミ二ウム合金 |
適応体重 | 9~16kg |
背面寸法 | 44~54cm |
オプション | レインカバー、サンシェード |
価格 | 20,000円前後(オプションを追加すると26,000円前後) |
HP:https://webshop.montbell.jp/ |
言わずと知れた日本を代表するアウトドアメーカー、モンベルのベビーキャリアです。
OSPREY ポコプラス OS50142
サイズ | 高さ69×幅33×奥行き31cm |
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重量 | 3.14kg |
容量 | 23L |
カラー | バウンシングブルー、コアラグレー、ロンパーレッド |
素材 | 210Dダブルリップストップナイロン/600Dポリエステル |
最大重量 | 22kg(荷物、子ども合わせて) |
背面寸法 | 39.5~54.5cm |
オプション | レインカバー |
価格 | 28,000円前後(オプションを追加すると32,000円前後) |
HP:http://www.lostarrow.co.jp/ |
製品の品質と使い勝手の良さで、多くの登山家から支持されるアメリカのメーカー、OSPREY(オスプレー)。僕もここのザックが欲しくて、でもお金がなくて、ただ眺めるために神保町のさかいやに通ってたことがあります。
まとめ
ドイツ、ニュージーランド、日本、アメリカと異なる国のブランドになりました。いずれも、各国を代表するようなアウトドアアイテムの老舗です。
今回、4つの製品を見ながら、自分が子どもを背負っているところを想像してみました。
背負う道具なので、気になるのはやはり「重量」です。また、長距離を歩くことは想定していないとはいえ、荷物はできるだけまとめられる方がいいので「容量」も大切。そしてもちろん「価格」も気になる。
この3つを比べると、以下のようになります。
メーカー | 重量 | 容量 | 価格 |
---|---|---|---|
deuter | 2.82kg | 14L | 36,000円前後 |
macpac | 2.5kg | 6L | 24,000円前後 |
モンベル | 2.24kg | 26L | 26,000円前後 |
OSPREY | 3.14kg | 23L | 32,000円前後 |
モンベルが重量、容量ともに勝利。価格も次点と、かなりの優等生です。もうコレで決まりかな?
ですが、ザックなど、体型やサイズによって大きく使い心地の変わる製品はスペックだけでは判断が難しく、実際に背負ってみてから買うのがセオリー。ベビーキャリアなら、子どもも乗っけてみたいですしね。
子どもがもう少し大きくなったら、大山のモンベルショップに行ってみるかなー!
テュフ【TÜV】[Technischer Überwachungs-Verein] 《Technischer Überwachungs-Verein》ドイツ技術検査協会。 政府や公共団体から委託されて機械・電子機器などあらゆる製品の安全規格への適合性について検査・認証を行う民間検査機関。(出典:コトバンク)