BARBARIAN CHIEFTAIN F-02を買ってみた

昨年5月に書いたこちらの記事。

またレインブーツ(長靴)を物色してみた

愛用していた長靴が傷んでしまったので新しいものを探してるという内容でしたが、公開から8か月以上経過し、新しい年を迎え、雪が降ってそれが正に必要な時期になってもなお、次の長靴を決められずにいました。

が、最近ようやく「これ良さげ」というものに出会い。

それが、BARBARIAN CHIEFTAINのブーツ、F-02です。

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BARBARIAN CHIEFTAIN(バーバリアンチーフテン)

BARBARIAN CHIEFTAIN(バーバリアンチーフテン)は、「日本人にベストなフィッティング」がコンセプトの、ゴム製品で有名な弘進ゴム株式会社の長靴ブランドです。

一般的な長靴って、「歩きやすさ」を重視してデザインされているものは少ないですよね。個人的には、フィット感というよりも防水性や脱着性、そして経済性(値段の安さ)といったものが長靴に求められているのかな、という印象を持っています。

一方、バーバリアンチーフテンは、足の形と動きに合わせて開発された型を使って製造されており、「ベストなフィッティング」=「歩きやすさ」、特に山や川など自然の中での歩きやすさを追求してつくられたとのこと。キャンプで使いたい僕にはとてもナイスな特徴です。

開発された型は31ものパーツで構成されていて、これは同社(弘進ゴム)の他製品と比べるとおよそ3倍の数だそうです。


上掲載3点画像出典: BARBARIAN CHIEFTAIN

BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
確かに材料が何重にも重ねられてるぽい

これによって長靴にありがちなガバガバ感をなくし、足に自然にフィットして歩きやすくなっているそう。

農家に支持されるメーカーから「逆引き」

さて、このバーバリアンチーフテンと僕との出会いですが。

バーバリアンチーフテンをプロデュースする弘進ゴムは、多くの農家から圧倒的支持を得ているザクタスなどの長靴を製造しているメーカーです。

以前、コメントでアキレスの長靴(ワークマスター TOW 210)を紹介くださった方がいたのですが、農業をやっている僕の友人がアキレス社製の長靴を愛用していることを思い出したんですね。

農家にとって毎日履く長靴はもはや仕事道具の一つ。ゆえに安かろう悪かろうではダメで、酷使してもへこたれないタフさと、ストレスなく使える機能性が両立している必要があります。

気に入っていたHUNTERの長靴が2年ほどの使用で経年劣化し手放さざるをえなくなったことから、今回、僕が最も重視するポイントの一つが耐久性。そしてキャンプなど活動的な場面でも負荷なく履けること。

アキレスや弘進ゴムなど、一番厳しい基準で長靴を評価する職種の一つであろう農家に評価され、支持されているメーカーの製品なら耐久性や機能性に間違いないはず……。

バーバリアンチーフテンは、本格的な長靴メーカーから逆引きして出会ったブランドというわけです。

ショート丈を求めていたのですが

HUNTERの長靴がショート丈ですごく脱着しやすかったので、新しい長靴の条件にも「ショート丈である」ことを入れていました。

そして実はこの冬、さすがに長靴無しでは生活できないということで、近年キャンプ界隈で人気を不動のものにしているワークマンでショート丈のブーツを買っていたんです。

確かに脱ぎ履きしやすく、とても軽かったんですが、フィット感がなかったために長い距離を歩くと疲れてしまうのと、ショート丈の宿命と言いますか、雪深い場所や激しい雨の時などは心許ないこともあったり(このブーツが特に丈が短いということもあったんですけど)。

そこで、頻繁に脱着する必要のある時はこのワークマンのブーツを、一度履いたらなかなか脱ぐことがない場面では長尺ヘビーデューティなバーバリアンチーフテンを、という使い分けで行こうという考えになりました。

なぜ、この色(タン)にしたか

そしてこの色。

タンです。

BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン

当初は当たり前のようにオリーブを選択するつもりだったんですが、使用シーンを具体的にイメージしたり、機能的な部分を検討していくうちに、タンに傾いてったんですよね。

決め手となった点は2つ。

まず、キャンプなど野外で使うと付着しやすい泥汚れなどが目立ちにくいのではないか、という点。

次に、オリーブよりも色的に薄いので、暑い日に履いていても内部が蒸れにくいのではないか(と推測)、という点。農家など長い時間長靴を履く職業の方がが白を選択するのは、夏に内部が高温になるのを避ける目的もあるそうです。

まあ、あとは、ずっと見ているうちにタンという色が好きになったというのがありますね(意外とこれが一番大きいかも笑)。

・・・

というわけで、ようやく長靴が決まりました。しっかり手入れして、末長く使っていきたいと思っています。

また機会があれば、使い心地などをレビューしてみたいと思っています。

BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
かなりしっかりした化粧箱
BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
ブーツを納めるための不織布製バッグ
BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
プラ製ですがブーツキーパー付き
BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
背面に立体的にロゴマークが圧着されてます
BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
EVA素材のインソール。青いのは衝撃吸収剤
BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
アウトソール。長尺なので脱着のためのヒールブロックがあるとより良かったかも

1年間履いてきて

追記: 2022年4月16日(土)

1年間、おそらく50回以上は履いたと思いますが、率直な感想は「めちゃイイ」です。

長短あわせてまとめてみますと、

  • 良い点
    • 非常にフィット感が高いので、ふつうの靴として履けるし、少し距離を歩くくらいは全く問題ない
    • 履き口は大きめで、全体として柔らかな素材なので脱ぎ履きがしやすく、長靴なのに気軽に履ける
    • 汚れが気にならないカラー(とはいえ、汚れたら洗いますが)
    • お洒落過ぎず、ダサ過ぎない(ロゴが背面にあり目立たないのがイイ)
  • 悪い点
    • 履き口にあるストラップが邪魔になる時がある
      • 車に乗る時に金具部分が当たることがある
      • 犬の散歩時にリードが引っかかる

という感じでしょうか。

BARBARIAN CHIEFTAIN バーバリアンチーフテン
個人的にこのストラップは不要

ストラップなど細かい部分が若干劣化してきてますが、全体としては元気。今年も雨の日、雪の日、キャンプに仕事にと、たくさん履きまくる予定です!

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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3件のフィードバック

  1. 近藤 より:

    こんにちわ
    ちょくちょく覗いてます
    バーバリアンの長靴きになりますねー
    サイズ感とかどんな感じですか
    自分は、フロントレースねらいです

    • aw より:

      近藤さん、コメントありがとうございます☺️

      僕はふだん25〜26あたりの靴を履いているので、バーバリアンチーフテンはM(25〜25.5)を選びました。実店舗にS、MとLの3サイズが置いてあったので全て実際に履いてみたんですが、MかLかなぁといったところでした。Mはかなりフィット感高く、Lは少し余裕があるといった感じでした。バーバリアンチーフテンのコンセプトが「歩きやすい長靴」でなければ、これまでの僕の好みに従って、少しゆとりのあるLサイズを選んでいたと思います。

      Mサイズをひと月ほど、雪の道、雨の日、田んぼの中など様々なシチュエーションで履いてみましたが、フィット感を重視して選んで正解だったと感じています。確かに歩きやすいです。

      フロントレースも特徴あっていいですよね。先述の実店舗に置かれていた商品もフロントレースのものがあったので、実際に紐を締めてみたりしました。僕が持っているベルト同様、履き口のフィット感のみ高めてくれるといった印象でしたが、紐を変えたりするとまた印象が変わったりと、履く楽しみ方が増えるのかも知れませんね。

      参考になりましたら幸いです。

      また、ちょくちょく覗いてください☺️

  2. 近藤 より:

    サイズ感の感想ありがとうございます
    自分もM〜Lあたりなのでコメント参考にして
    購入しようと思います

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