バウルーのホットサンドメーカー
パンをトーストする時はトースターを使うのが一般的だと思いますが、キャンプハウス的提案はこちら。
バウルーのホットサンドメーカー
基本的には、いろいろな具を食パンで挟んでトーストする「ホットサンド」をつくる道具ですが、ふつうに食パンを焼くこともできます。
工夫次第で、下の写真のようにいろんな種類のホットサンドがつくれるので、オリジナルのいろんなレシピに挑戦したくなるんですよね。例えばフルーツをつかったもの、バナナとチョコを挟んだりすれば、ごはんではなくてデザートもつくれたりします。
出典:Bawloo
(ホットサンドメーカーでつくったものの記事をこちらにまとめていますので、よろしければご覧ください)
さて、ホットサンドメーカーには、ダブルタイプとシングルタイプの2種類があります。それぞれの特徴(メリット、デメリット)をまとめてみます。
ダブルタイプのメリット・デメリット
ダブルタイプのメリットは、パンが切り離しやすくなること。内側の突起部がパンの中央部をかなり強く押しつぶすので、コツがつかめたら手でも上手に真ん中で二つ切り離せます。ホットサンドを作る場合はふつう食パンを2枚使用しますが「1人で2枚は食べ過ぎだな〜」という方(僕です)には丁度いい仕様。
小さくカットしたソーセージやミンチを使ったソースなど、溢れやすい具材でも溢れにくい状態でカットできるという利点があります。
デメリットは、シングルと比べて挟める具材が少なくなること。それから180度完全に開かないので、テーブル上に開いた状態で置けず、両手でパンや具材をセットできないというところですね(後者は結構使い勝手に大きな影響あります)。
シングルタイプのメリット・デメリット
シングルタイプのメリットはその使いやすさ。ふつうのトースターとしても使えますし(1枚ずつですけど)、具はたっぷり挟めるし、ダブルのような凹凸がないので洗浄やメンテナンスも楽チンです。
デメリットらしいデメリットは特にありませんが敢えて言うなら、具材を入れすぎると、食べる際に溢れ出てきて食べにくいことがある、ってくらいですかね。
もちろんキャンプでも大活躍
とにかく軽いので、ザックやトートバッグなどに入れてハイキングに連れていきやすい。多少汚れても閉じてしまえば、そのまま持って帰って自宅で洗うこともできます。
こんな感じでストーブでトーストすれば、
じゃん!
コンガリと焼けます。これは最もベーシックなレシピの一つ、「ハムとチーズのホットサンド」です。簡単だけどめっちゃ美味しい! 食パンの耳もカリッと焼けて美味しくなりますよ。
具材:ふつうのハム、スライスチーズ(溶けるタイプじゃないやつ)
バウルーでホットケーキを焼いてみた
キャンプの朝に時々食べているのが、ホットケーキ。ふつうスキレットで焼くんですが、重たいし持って行くのが億劫なことも。バウルー1本持っていって、どこまで活用できるかを試してみようと思い立ち、バウルーで焼いてみることにしました。
バウルーにしっかりサラダ油を塗布してから、軽く熱して、あらかじめ作っておいたホットケーキ液(小麦粉:100g、ベーキングパウダー:5g、砂糖:20g、卵:1個、牛乳:100cc)をバウルーに流し込みます。
バウルー自体が熱くなり切る前に流し込んで、ちょっとゆっくりめに焼いたほうが上手に焼けるようです(実はまだ自分もマスターしてない)。
焼くとこんな感じ。
言い訳すると、この日は(も?)あまり上手に焼けず、四角い形状もあってかなんだか卵焼きみたいになってしまいました(汗)。
熱いうちにバターをたっぷりと。あれば蜂蜜もたっぷりかけましょう。
続いてバウルーに卵とウィンナーを投入。これまたフライパン代わりに使います。すでに熱々になっているので、卵もウィンナーもすぐに焼けますよ。蓋をすればさらにスピードアップ。目玉焼きが焼けたら粗塩を振りましょう。
ホットケーキとウィンナー、目玉焼きの3つを一緒に食べるのがおすすめ。甘さやしょっぱさが渾然一体となって、とても美味しいですよ。
ホットサンドメーカーいろいろ
ホットサンドメーカーはいろんなメーカーから出ていますが、価格、重量、メンテナンス性、見た目や特徴などの要素で考えた場合、このBawlooがベストだと思います。
とは言え、ベストです!と何の根拠も示さずに言い切って終わりではアレなので、いくつか主なホットサンドメーカーのスペックをまとめておきます。
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1. Bawloo ホットサンド・トースター ダブルタイプ
- 価格:実売価格 3,200円〜
- 重量:420g
- メンテナンス性:フッ素加工してあるので洗いやすい
- 特徴:とにかく軽量。インドア、アウトドア双方で成立する外観。アルミダイキャスト+フッ素加工。ダブルとシングルの2タイプあり
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2. スノーピーク ホットサンドクッカートラメジーノ GR-009
- 価格:実売価格 8000円前後
- 重量:850g
- メンテナンス性:フッ素加工に加え、プレートが上下で分離するので洗いやすい
- 特徴:アルミダイキャスト+フッ素加工。分離するので洗浄がしやすい。火にかけてフライパンのような使い方も可能。ハンドルに竹集成材を使用
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3. 及源鋳造株式会社 ダッチオーブン天火 ホットサンドメーカー
- 価格:6,980円
- 重量:1.5kg
- メンテナンス性:鋳鉄なのでシーズニング、洗浄後の乾燥と油入れが必須
- 特徴:分離するので洗浄がしやすい。火にかけてフライパンのような使い方も可能。鋳鉄製なので耐久性が高く、使用状況が良ければ何十年も使える
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4. ヨシカワ あつあつホットサンドメーカー SJ1681
- 価格:1,250円前後
- 重量:350g
- メンテナンス性:フッ素加工に加え、プレートが上下で分離するので洗いやすい
- 特徴:今回ラインアップした中では最軽量。価格が非常に安価なので「ホットサンド試してみたい」という人にぴったり
ちなみに僕は、1.のBawlooのダブルタイプのほかに、4.のヨシカワのシングルタイプ(←これ、かなりオススメです!)を使っています。
有名な2.のトラメジーノは僕の周りに使っている人がいないのですが、3.の及源のものはキャンプ仲間が持っています。非常に美味しく焼けますが、腱鞘炎になりそうなくらい重いそうです(笑)。
初めてコメントさせていただきます。
わたしもヨシカワのホットサンドメーカー、屋外では使用したことはありませんが自宅で主に朝食用に愛用しております。
非常に気に入っておりますが、6枚切りの食パンですとサンドした際の厚みがやや不足するためか、パン同士が圧着しづらいことがあります。これは使用者の工夫のしどころかも知れませんが。
Tさん、コメントありがとうございます!
6枚切り、確かに!言われてみればそうかも知れませんね。4枚切り、5枚切りだと上下でしっかり挟み込まれて良いのかもしれません。ホットサンドは食べやすいので、わたしのような中年が朝から4枚切りの食パンを2枚も食べてしまうと、ちょっと食べ過ぎかも知れませけど笑