焚き火台について考えてみた
まだ9月上旬だというのに、鳥取は雨続き。朝晩はかなり冷え込んできて、最近は毛布をかぶって寝ています。先週末、久しぶりに地元のキャンプ場でキャンプしましたが、やはり焚火台は必須です。
snow peakの焚火台
僕がいま、使用しているのはsnow peakの焚火台。
出典:snow peak
およそ10年前に買ったものなので、こんな感じになってます。
キャンプのたびに持っていき、ガシガシ使用。しかしガタつきなどは一切なく、ストーブ「地」と同様、故障とは無縁。かなり頑丈です。
いまところ、snow peakの焚火台に満足しているので、新たに別のものを購入する予定はありませんが、とある計画があり、今日は焚火台について書いてみたいと思います。
それにしても、焚火台と言ってもいろんなタイプがあるんですねぇ。
MONORAL Wireflame MT-001
ユニークなフォルムの、MONORALの焚火台。
出典:MONORAL
実際に980gと軽いんですけどね。そしてバラせるので収納性、携帯性も高い。
この製品の特徴は、なんと言っても薪を載せる箇所が布(耐熱クロス)という点。当然、消耗品扱いで、使用可能時間の目安は50時間とのことですが、僕の場合、一度のキャンプで10時間くらいは燃やしているので、5回使用したら取り替えが必要。交換用のクロスは4000円ほどとなかなかの価格なので、かなりのランニングコストがかかりますね。
このメーカーの製品は使ったことがないんですが、
その心は”マイクロキャンピング”。気が向いたらサッと出かけてキャンプを愉しみ、撤収はバックパック一つ、そんな自由なキャンプスタイルを目指しています。快適性を犠牲にした縦走スタイルでも、重装備になってしまうオートキャンプでもない、自由と開放感を味わえるアウトドアスタイルを提案していきます。
この考え方には、すごく共感。鳥取のような田舎で暮らしていると、「今夜は予定もないし、そうだ、キャンプでもするか」みたいなことが可能です。そんなキャンプの準備は、クルマの荷台に必要最小限のアイテムが詰まったザックを載せるだけ、が理想。入りきらないアイテムは、クルマに載せておいてもOK、くらいの気楽さで。
SOLA TITANIUM GEAR Super Naturestove #1
キャンプ仲間が持っている焚火台が、SOLA TITANIUM GEARのSuper Naturestove #1。
こちらは驚きの本体重量126g! チタンミニ火はさみ、カーボンフェルトなどの同梱品を含めても200gに達しないという恐るべき軽さ。
先日のキャンプで友人所有のものを見せてもらいました。
まず驚いたのは、軽さよりもその小ささ。ちゃんと製品スペックを読めば火床220mm×130mmと書いてあるんですが、どうしても一般的な焚き火台が先入観としてあるので、きちんとイメージできていませんでした。
どれくらいの大きさか分かりやすいように、ペットボトルを置いてみます。
火床も小さくて狭いので、薪というよりは、落ちている小枝を燃料にするのが適してますね。
非常に軽いのでコレ単体では安定感はありませんが、薪を置くと結構しっかり安定します。
火床の上に位置する構造体の一部に切れ込みが入っていて、ここにペグなどを置いてゴトク代わりにし、鍋などを置いて調理をすることができるとのこと。が、鍋を置くと火の管理が難しくなるんじゃないかな〜と。
焚き火台というよりは、スタイリッシュな火遊び道具という印象の製品でした。
UNIFLAME ファイアスタンド2
椅子みたいなかたちをした焚き火台。こちらも軽さ(490g)と収納性がウリです。
出典:WILD1
上の2つの製品もそうですが、吸気効率がとてもいいので、薪がよく燃えるみたいです。
そのうえ価格も6000円前後とお手ごろなので、人気があるのもうなずけます。ユーザーのレビューも総じて高評価で、マイナスのコメントはほとんど見当たりません。
もうちょっと、という点を強いて挙げるとすれば、ユーザーのレビューにもありますが、風で灰が飛びやすいこと、鍋やコッヘルなどを置いて調理したりお湯を沸かしたりなどの作業がしづらい、といったところでしょうか。
Picogill 398
最後は、かなりユニークなデザインの焚き火台、Picogrill。
出典:GEARED
これも軽くて(442g)、携帯性のよい製品。
バラすとA4サイズの書類入れ封筒にすっぽり入るようなサイズ、厚みになります。薪を置く部分は、組み立てられると丸みを帯びるようになっていますが、バラすとフラットになるんですねぇ。
写真に写っているグリルはオプションです。
こうして見てみると、僕が使用しているsnow peakの焚火台が、図抜けて重いですね。
ある計画とは
焚火台を自作してみよう思っています。MYOG(Make Your Own Gear – ギアを自作しよう)ってやつですね。
テーマ、例えば、携帯性を追求するとか、何人くらいで使うとかはまだ決められていないのですが、今年の冬の間にはなんとか完成させられたらいいな〜と。
そこで次回は、世の先輩方が作られた自作の焚火台を調査してみたいと思っております!