キャンプハウス モウソウ2016
新年、明けましておめでとうございます。
昨年1月から始めたこのブログ、今年ものんびりマイペースで更新していけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします
今年最初のエントリー、もうちょっと早く更新するつもりだったのですが、生まれて2か月の乳児が家にいると、さすがに生活のペースが以前とは変わりますね。しばらくは昼も夜もない生活が続きそうですが、赤ちゃんがいる生活は想像以上に楽しいです。
キャンプハウス計画のこれまで
もともとこのブログは、僕とトムが暮らす家(キャンプハウス)を建てる経緯を記録するために始めたものです。
「家を建てる」ということを真剣に考えたことがなかった僕たちは、去年、始めての土地探しを経験し、また土地には「地目」や「市街化調整区域」といった分類があることを知り、「固定資産税」について学ぶことの大切さに気づいたりしました。
1月には、友人の建築家夫婦に相談。
が、敷地として考えていたトムの祖父母が所有する素晴らしい土地を今すぐに使用することは難しいということになり、頓挫。現在もその状態で止まっています。
今年はより妄想を広げてみたい
僕たちのキャンプハウス計画は、まだ何一つ具体化していないだけに、あらゆることが理想で固められていて、かなり妄想的です。
祖父母の土地は十分な広さ、近隣に住宅がほとんどなくて開放的、美しい畑と果樹園があるなど、非常に魅力的ではあるものの、少し先のこと、子どもが大きくなったり、自分たちが歳をとって体の自由がきかなくなったり、死んでいなくなったあとのことを考えると、そこに家を建てることに少しばかり懐疑的になる自分がいます。
その土地に感じている魅力は、自分たちのいまの価値観のみに基づいたものであり、ずっと先のことまでまだまだしっかり考えられていないような気がするからです。
まあ、このように気を揉んでいても、計画は進んでいかないわけですが。
4つの土地
僕たちが将来受け継ぐ可能性のある土地は、現在4つあります。キャンプハウスを建てる土地は原則、その4つのうちのどれかにすると決めているのですが、僕たちの妄想の対象となっている土地は、そのうちの1つ、前述の祖父母の土地だけです。
- awの親が暮らす土地:
市街地から車で5分程度の住宅地。狭い - awの祖父が暮らす土地:
市街地のド真ん中にある。1よりは広い - トムの親と祖父母が暮らす土地:
市街から車で20分ほどの郊外にある住宅地。十分な広さ - トムの祖父母の土地:
市街地から車で15分ほどの田園の中にぽつねんとある大きな土地。この土地についてはこんな妄想を
すべての土地で、親族が暮らしていたり活用していたりするので、いずれもすぐに家を建てられるわけではないのですが、それぞれの土地の良いところをきちんと見て、それぞれで妄想を展開してみても楽しいのではないかと思うようになりました。
というか、今のところ、それくらいしかやることがなくて(笑)。
妄想は不謹慎?
ところで、親族が暮らしている土地を自分たちの家を建てるための敷地として妄想したりすると、「もしかして僕は彼らが死ぬのを待ち望んでいるのか?」と自分を責めてしまうような後ろめたさを感じることもあります。
が、もし不謹慎と言われても、いつか確実にやってくるその時、いつか高い確率で起こる問題を事前にシミュレーションしたり計画を立てておくのは、重要なことです。例えば、生前の親を被保険者にして生命保険に加入するなど(将来、相続した遺産を代償分割する際の代償金など、遺産相続に関して必要になる現金を確保するため、とか)は、日本人のふつうの感覚だと少々気になることかも知れません。が、必要なことは実行しておく必要があります。
キャンプハウスの妄想は、単なる四十路オヤジの妄想ではなく、将来に対する備えとしてのシミュレーションなのです!
と、必要なのか不要なのか分からないことを自分に言い聞かせつつ、今年も妄想を広げていきたいと思います。