雪上に座るためのチェアを考えてみた
今年(2023年)もあと2か月ですね。振り返ってみると、2月の雪中キャンプ以来、ソロキャンプをしていません(雪中キャンプも、正確にはグルソロですが)。
年内も引き続きなにかと忙しい状態が続きそうなので、今年のソロキャンはその一度だけになりそうです。出張で長く家を空けることが何度かあったり、夏祭りへの参加や留学生の受け入れなど、コロナのために静かだったここ数年と比べると明らかに忙しい1年ではあったのですが、それでもこんな年は初めてです。
今冬は、雪中キャンプに2回は行きたいなぁ。
雪上に座るためのアイテム
さて、僕が雪中キャンプで使っている椅子は、Colemanのフォールディングチェア。
手前右下に見える赤い椅子です(「恩原高原に雪中キャンプに行ってきた ’20」)
座り心地も申し分なく、雪に埋もれにくい形状の脚のおかげで雪上でも快適に座ることができます。
問題は、運ぶのが大変なこと。3脚、4脚と増えても比較的場所をとらずスマートに収納・運搬できるColeman フォールディングチェアですが、一脚だけでもそれなりに手がかかるんですよね。バックパックにもビミョーに取り付けにくいし(以下の写真のように無理やり取り付けることはできますが)。
もうあと一回くらい折って半分くらいのサイズになるといいんですけどね〜。
というわけで、いま一度、雪上で使いよい椅子を検討してみたいと思います。状況に合わせやすいように選択肢を一つ増やしておいてもいいかなと。
雪上に直接座るスタイル
以前、雪を階段状に掘って直接雪上に座り、宴会したことがあります。
雪上に直接座るスタイルは、小さなマットさえあればいいので荷物は最小限に抑えられますが、後ろの壁にもたれると冷たいし、雪の上に敷いたマットが頻繁にズレるので時々「冷たッ!」となるのが難点。
これを解消するために、友人も採用している「スリーピングマットを折りたたんで椅子にする」スタイルが良さげ。インフレータブルのスリーピングマットと以下のようなホルダーをつかってつくる即席のチェアです。
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) エアチェア ナイロン レギュラー ST81195(画像出典:Amazon)
ただし、僕は就寝用のマットに巨大で極厚のものを使用するので、このためのマットは別に用意する必要があります。就寝用と宴会時の椅子用、両方を一つのアイテムで兼ねるのが理想なので、なんとなくワザワザ感が残ります。
または、こんなアイテムも選択肢としてはアリかも。背もたれを雪の壁から離すようにして設置すれば、雪上の椅子として機能してくれそうです。
Coleman 2000038838(画像出典:Amazon)
雪上に直接座るスタイルの問題は、雪を階段状に掘る必要がある、ということです。
ちなみに今年2月の雪中キャンプは、階段状に掘らずにフラットな状態に仕上げ、焚き火を囲むように各自の椅子を置きました。
理由は、階段状に掘らなくても良いから初期作業が楽であることに加え、焚き火が大きくなったなどの理由で宴会場を拡張する必要が生じた場合でも作業が最小限で済むからです。
今年のこの宴会場はとても快適だったので、しばらくはこのスタイルが続くのではないか。と考えると、やはり代替となるチェアを検討する必要がありそうです。
およそ10年ぶりにこのブランド買う?
原点に帰って携帯性が良く、雪に埋まりにくい椅子を探してみたいと思います。
となると、やはりコレかなと。
画像出典:Amazon
そう、Helinoxのグラウンドチェアです。
今から10年前に神戸のアウトドアショップで初代Chair Oneを見かけて入手、その後コットやテーブルなどを続けて買ったものの、いつの間にか遠ざかっていたブランド、Helinox。
久しぶりに買ってみますかねぇ。
こういう似て非なる、しかしあまりに価格優位性のある商品が目に入ってきてしまってフラフラしてますが(笑)。