レザークラフトを始めてみた
すっかり頓挫しているキャンプハウス建築計画ですが、家を建てること自体が目的ではなく、それは、僕とトム(妻)が考えている「こういう暮らしがしたい」という絵の中にある一つの要素に過ぎません(と強がってみる)。では、建築が頓挫しているのであれば、絵の中にあるその他の要素をしっかり準備しておこうじゃないかと。というわけで、レザークラフトを始めてみました。
キャンプハウスでの生活=MYOGな生活
キャンプハウスでの生活は、可能な限り、必要なものは自分たち自身でつくるようにしたいと考えています。MYOG(Make Your Own Gear=自分の道具を自分でつくる)な生活ですね。
それはかつての記事にも書いたように、畑で野菜をつくることだったり、ちょっとした衣類や寝具であったり、キャンプ道具だったり、音楽を自分たちで奏でることだったりするわけですが、そこにレザークラフトも加えたいと前々から思っていたのです。
日常的に使うちょっとした小物たち、例えば、カバンや財布、ベルト、家具の取っ手などが自分でつくれたら楽しいし、きっと愛着も湧くはず。
RHYTHMOSの革製品
と思って、いろいろな革製品のメーカーや職人のWEBサイトを見ていたのですが、鹿児島で活動されているRHYTHMOS(リュトモス)さんの作品に目が釘付けになりました。
工程はすべて手作業で、量産される製品ではないのに抑制されたデザイン。洗練された上質な雰囲気があります。
キャンプハウス×レザーというキーワードから想像されるのは、なんとなく無骨な製品ですが、これくらい都会的というか上品な感じのものが僕は好みです。
工房の様子を紹介したこちらの動画なんて、すごく雰囲気ありますよ。
いま僕は41歳なので、20年間練習したら61歳。おじいさんの手前になってますが、もし上手になっていたら、その頃には完成しているであろうキャンプハウスで、「アンクルaw(あう)の革工房」なんかを開いてもいいかも知れません(笑)。
そんな夢を抱きつつ、まずは
道具を買ってみた
鳥取にある手工芸品屋さんを回ってみましたが、レザークラフト用品はどこも扱っておらず。仕方なく神戸まで出かけ、東急ハンズのレザークラフト売り場で最低限必要な道具を購入しました。
じゃん。
どんな道具が必要かは、これらの本を参考にしてリストを作成。買ったあとに「あ、これも必要だったかな」というのが出てきましたが…
まずは、ボロボロになったCHUMSのコインケースを引退させるべく、練習がてらコインケースをつくってみたいと思います。
乞うご期待!(笑)
初めまして。
何の気なしにいろいろなブログを見て回っている中でこちらのブログに辿り着き拝見させていただきました。
一言で表すと「感動」しました。
考え方や生き方と言いますか、ブログから伝わってくる日常生活に対する深い思慮が、私の今までの人生にはないもので、私はずっとそれらを考えず(逃げて)生きていたのだろうと感動するのと同時にすごく後悔してしまいました(^^;
私もキャンプをたまに楽しんでいますが、ツール選びは今までの行き方を見事に表しており、「とりあえず様々な状況を想定して(自宅にいる以上に)快適に楽しめるであろう」ものばかりです。キャンプを楽しんではいますが、正直なところ今ひとつ物足りなさを感じていました。それはツールが不足しているとばかり考えていましたが、そうではなかったのかもしれません。逆に便利すぎて自然の中で生きている感覚を楽しめていなかったのだろうと考えされられました。
もちろんaw様と私は同じ人間ではありませんし、aw様の考え全てが私にとっての正解ではないのでしょう。ただ、感銘を受けたのは事実であり、今後の人生を少し考え直すきっかけになったような気がします。
私は広島県在住・38歳・家探し中とaw様と少し似た状況なのでなおさらそう強く思ったのかもしれません^^
突然の長文乱文コメントで大変失礼しました。
これからも楽しみに拝見しております。ありがとうございます。
anonymousさん、コメントありがとうございます。
僕のブログは、本当に気楽に何の気なしに書いているものですので、こうしたコメントをいただくと非常に恐縮してしまうのですが(汗)、お読みくださった方に何かを感じていただけているのであれば非常に嬉しく思います。
anonymousさんの家探しが順調に進み、キャンプもより楽しくなることを祈っております!