やまもり温泉キャンプ場で”サーカス”キャンプしてきた
週末、友人たちとやまもり温泉キャンプ場でキャンプしてきました。
連休直前の週末ということもあって、僕たち以外に2〜3張りとキャンプ場はガラガラ。天気も快晴、気温も27℃と高く、最高のコンディションでしたよ。
“サーカス”キャンプ
今回のテーマは、“サーカス”。tent-Mark DESIGNSのCIRCUS TC(以下、サーカス)を使っている3家族が集まりました(急きょ、The North Faceのテントを使用している僕の仕事仲間も参戦したので、全員サーカスとは相成りませんでしたが、もちろん、全く問題ありません)。
aw家のサーカス(左)と友人のサーカス。いずれもインナー付き
3つめのサーカスはバンガローの敷地内に
先ほども書いたとおり、この日は27℃と夏日に。テントを設営しただけで汗だくです。
サイトの準備が完了したら、持ち込んでいたビールサーバーから注いだ、きめ細かな泡立ちのキンキンに冷えた生ビールという最高の乾杯でキャンプをスタート!
(永遠に終わってほしくない、そして何度でも繰り返したい瞬間です)
その後、子どもたちは自然の中を走り回ったり、動物と触れあったり、母娘でブランコ遊びしたり……
自然豊かなキャンプ場での遊びを満喫。
一方、おとこたちは晩ごはんの準備に勤しみます。
この日の夕食はポットラック(持ち寄り)。キャンプ場で子どもたちと一緒につくったカレー、数日前から仕込まれた味が染みまくりのおでん、鯛のアクアパッツァやあさりの白ワイン蒸し、即席の燻製オツマミ、フルーツなど美味しいものだらけでしたが、やはりハイライトすべきは、海の近くに暮らす友人が持って来てくれた巨大なヒラマサ!
本当に大きいヒラマサでした
山の中のキャンプ場で、新鮮な魚を捌いてお刺身を楽しむ……なんて贅沢なんでしょうか。ヒラマサのお刺身、本当に美味しかった!
惜しむらくは、ヒラマサがあまりに巨大過ぎて、7人の大人では食べ切れなかったこと。冷蔵庫があれば保存しておいて、翌日に海鮮丼や漬け丼が楽しめたんでしょうが、ここはキャンプ場、仕方なし(涙)。
夜になると気温も少し下がってきたので、火をくべて。
2年間乾燥させた柿の木はよく燃えてくれました。
焚き火で暖をとりながら、気のおけない仲間たちとゆっくり話をする。
僕がキャンプで一番好きな時間です。
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翌朝は5時過ぎに起きて、朝風呂へ。
朝焼けが美しかった!
朝ごはんは僕が担当、バンズもパテも自家製のハンバーガーです。
バンズ、焼き過ぎて焦げてしまいました(汗)朝からポテトも揚げました!
小間切れの牛肉を粗く叩いてつくったパテは肉々しく、トマトのフレッシュな酸味とマッチして、とても美味でした(自画自賛)。子どもは食べてくれませんでしたが……(涙)。
朝食後少しまったりし、帰る時間に合わせてのんびりと片付けを開始。天気がいいと片付けも楽しいですよね。
シュラフやブランケットなどを天日干し
昼前にはキャンプ場を後にし、鳥取県中部にある行きつけの中華屋で酸辣湯麺を食べ、解散しました。
帰りの車を運転しながら思うことはただ一つ。
「あぁ、昨日に帰りたい」
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最後に集合写真を
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あ、考えていたこと、実はあとふたつほどありました。
今回のキャンプの反省点です。
反省点ふたつ
トムの就寝環境
一つめは、就寝時にトム(妻)に寒い思いをさせてしまったこと。
天気予報で気温をチェックしてはいましたが、予想以上に夜間の気温が下がってしまい。
封筒型シュラフをトムと子ども二人で使ったのですが、ファスナーを閉めることができず。動く子どもにふとんを掛けようとするとトムがはみ出たり、隙き間が空いて冷たい空気が入ってきてしまって、眠りづらそうでした。
そこで、バンガローにあったマットを敷きふとんにし、シュラフを開いて掛けふとんにしたら、暖かく快適に眠れたようです。
我が家の子どもはまだ一人で眠れませんし、寝相も悪いのでコットの使用も難しい。当面、キャンプでは床に寝るスタイルが続きそうです。となると、母娘で使える大きめのマットが必要。
エアを入れて膨らませる簡易ベッドのような製品もいいですが、今回使ったウレタンの簡易マットであれば、快適に眠れることは証明済みだし、価格もお手頃。
たとえばこんな製品ですね。
ただ、いわゆる家庭用の寝具をキャンプで使うことに抵抗がありまして。ちょうど良い製品がないか、もう少し調査してみたいと思っています。
オペレーションが多過ぎた
もう一つは、僕のオペレーション(作業)が多過ぎたこと。
テントの設営や撤収はもちろんのこと、宴会会場の準備や料理づくり、食器洗いや会場の片付け、犬の散歩…… なかなか削ることのできないものばかりではありますが、まだ子どもが小さいため本格的に手伝ってもらうことが難しく、結果として、キャンプの作業=僕、子どもの面倒=トムと分断されてしまい、家族のコミュニケーションもとることができず。
それに、トムはこうした作業が好きなので、そこに関われないこともフラストレーションの要因になってしまいます。
楽しもうとしてアレコレ要素を詰め込むのは僕の悪い癖。のんびりした時間を楽しみに行っているのだから、あくせく動かなくてもいい時間をもう少し確保できるように計画すべきでした。
2泊するのが最高の解決策ではありますが、それもまだ難しそうなので、別の改善策を検討してみたいと思います。
やまもり温泉キャンプ場のバンガロー
最後に、やまもり温泉キャンプ場のバンガローについて、少しご紹介しておきます(同キャンプ場のその他の情報は、昨年9月の記事をご参照ください)。
今回は、友人母娘の就寝用、そしてビールサーバーの電源確保のため、バンガローを借りました。
こじんまりしたバンガロー。2棟が並んで建っています
料金は1泊4500円。僕が予約した2月中旬は3500円でした。この4月に値上げしたようです。
本記事の上から2つ目の写真にもありますが、バンガロー前にテントを1〜2張りできるスペースがあります。張っても張らなくても料金は変わりません。
軒下には大人10人ほどが座れるスペース(に、テーブルと椅子)があり、それ以外にも占有スペース内に、サーカスを1つ設営し、さらにその横に大人7人が焚き火を囲むのに十分なスペースがあります。
室内には二段ベッドが2つ(4名分)があり、マットだけ常備されています。
向かって左側のベッドは、幅が2.5メートルほどとかなり大きな造り。右側はふつうサイズ
エアコンがあるので、暑い時期や寒い季節でも安心ですし、窓や入り口が3方向あるので、開け放せば風とおりも○。
シャワーやトイレはありませんが、外に小さな水道があるので、汚れた手足を流したりすることは可能。
実は今年のはじめ、家族で泊まりに行こうと考えていたんですが、犬は連れ込みNGということで断念、ということがありました。というわけで、ペットはNG。
使用後の感想としては、設備や使い勝手などを考えると、料金は3500円から4500円に値上がりしましたが、それでもまだかなりお得感があります。バンガローを借りる=テントサイトが一つ付いてくるので、2家族で利用して一方はテント泊、もう一方はバンガロー泊する、なんて使い方もできます。その場合の料金を見積もると、こんな感じでしょうか。
項目 | 料金 | 人数分合計 |
---|---|---|
キャンプ場使用料 | 500円 | 2000円 (4人分、幼児は無料) |
温泉使用料 | 500円 | 2000円 (4人分、幼児は無料) |
バンガロー使用料 | 4500円 | 4500円 |
合計 | 8500円 (大人一人あたり2100円ほど) |
やまもり温泉キャンプ場には温泉もありますし、「テントで寝るのが苦手だし、お風呂がないと嫌」という人でも楽しめると思いますよ!
初コメントです。四国在住ですが、大学時代を鳥取で過ごしたので、楽しく、少し懐かしく拝見しています。G.W.はこちらの記事で知ることが出来たやまもり温泉キャンプ場を拠点として、砂丘や大学近辺に遊びに行くのを楽しみにしています。
我が家のキャンプはいつも食事を簡略するため、これほど素敵なキャンプではないのですが、これからも楽しみにしています!
jiruponさん、コメントありがとうございます!
実は僕たちも最近は食事で手を抜くことが多くて(お弁当とか)、今回久しぶりに料理を頑張ったキャンプになりました。料理をしっかりつくると美味しいし、つくる作業自体も楽しいのですが、記事に書いたようにゆっくりする時間が少なくなってしまいますし、そのあたりのバランスが難しいなぁと感じているところです。
連休を鳥取で過ごされるとのこと、しかも拠点がキャンプですから、天気に恵まれるといいですね! 楽しい休日になることを祈ってます!
p.s. 四国も自然がたくさんあって、素晴らしいキャンプ場がたくさんあるというイメージを勝手に持ってます。子どもが大きくなったらキャンプ遠征したい場所の一つです。ぜひオススメがありましたら教えてください!
ご報告です(笑)
5/3-5で『やまもり温泉キャンプ場』に行ってきました。
全国的に強風が吹き荒れていたようで、初日の夜は今までのキャンプで最強クラスの風雨に見舞われましたが、被害もなく乗り切れました。
やまもり温泉キャンプ場は本当に素敵なキャンプ場で、スタッフの方々のゆるさは僕好みで、子供たち(中1女子・小5・小2男子)もすごく気に入ってくれ、良い思い出になりました。
ありがとうございました!
jiruponさん、コメントありがとうございます!
返信が遅くなってごめんなさい。
嵐の中のキャンプだったんですね。僕の友人も大山にキャンプに行き、まさかの積雪で、2泊の予定を1泊に切り替えて帰ってきたようです。雪でテントが倒壊して破損したそうなので、しょうがないですよね。
とにもかくにもjiruponご家族のみなさん無事でよかったです:-)
ご報告ありがとうございました。