ジムニー(JA11)にタープを接続してみたい
間もなく3か月ぶりのグルソロキャン。場所は恒例となった、「とある山中」です。
きっと、ほとんどの時間をみんなが集う焚き火の周りで過ごすとは思うのですが、今回はジムニー(JA11)にタープを連結して、車の横でもゆっくりできるようにしてみようと考えています。
車×キャンプ、いわゆるカーサイドタープってやつですが、さて、どうやって連結しよう?
というのもジムニーにはルーフレールがなく、僕のジムニーはルーフバーも付けていないので、タープの連結に適した場所がないからです。
レインモールにクランプを取り付け
その代わり、JA11にはルーフをぐるりと囲むかたちでレインモール(雨どい)があります。
このレインモールにガイラインを結びつけるための何かを取り付けられそうだが……と思って調べてみたら、キャンプブームな世の中、こんな便利なアイテムがあるようです。
そう、テントやタープを連結するためのジョイント。これはキャプテンスタッグ製のジョイントで、ガイラインを通すための穴が2つ、フックが1つ付いていて実に便利そうですね。
ポチってみるかな〜と思いつつ、ある日、物置部屋を整理していたら自宅のDIYで時々使っていたこんな工具に目が留まり。
クランプは、何かを接着する際に、接着剤が乾燥するまで仮で固定するのに使う工具です。
我が家には、かつて祖父が使っていたであろうクランプが大、中、小などいくつかのサイズのクランプがあり、これはそのうち一番小さなタイプ。
先ほど見たジョイントに比べると(かなり)不安定そうな感じではあるものの、ゴム板を緩衝材として使うなどしてしっかり取り付ければ……というわけで実際に取り付けてみました。
思った以上にしっかり設置されています。手で揺すってもビクともしません。風の弱い日なら十分、タープの設置に利用できそうな気がします。
こんな風にやってみよう、という2案
レインモールに取り付けたクランプにタープのガイラインを結びつけて連結する前提で、ジムニーと僕が持っているタープ「HILLEBERG タープ10 UL」と組み合わせて、どのようなレイアウトができるのか、少し検討してみました。
このタープは四隅および辺の中央部分、合計8つのガイホール(と、それに結ばれたガイライン)があるので、そのうち2つをクランプに接続し、残りは周辺の木やポール、リッジラインを使う想定。
いくつか考えたなかで、現地で試してみようかなというのが次の2つ。
カーサイドタープというくらいですから、車の側面にタープを設置するのが王道、品行方正な「車×タープ」のイメージ。
ただ、このレイアウトはスライドドアなどが付いているミニバンや軽バンならいいのですが、ラゲージへのアクセスのほとんどが後ろのドア経由となるジムニーの場合、車内とタープとの連続性が失われてる気がするんですよね。
それに雨などのことを考えるとここがカバーされてないのは心もとない。快晴なら問題ないんですけども。
その問題点を解決するとなるとやや変則的なカタチにはなりますが、こんなレイアウトになりそう。
車中泊して、朝起きてドアを開けた時にタープに守られた空間がある、サンダルを履いてそこに出て、お湯を沸かしてコーヒーを飲む……みたいな感じで考えれば、こんなレイアウトがいいのかなぁ。
実際には周辺の木の位置との関係もあったりするので、この図のとおりにできないとは思いますが、天候も見つつ、現地で試してみたいと思っております。