R町の土地をプライベートキャンプ場にするという妄想(ウッドデッキ編)
鳥取は悪夢のような大雪に見舞われています。こんな時は家の中でじっとしているのが一番、ということで、R町プライベートキャンプ場の妄想を進めましょう。
R町の土地をプライベートキャンプ場にするという妄想の必須要素として挙げた4つも、いよいよ最後の1つを残すところとなりました。
プライベートキャンプ場に必要な4つの設備 | |||
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流し場 | トイレ | ウッドデッキ | 小屋 |
ウッドデッキです。
(なんだか中途半端な内容になっている「流し場」と「トイレ」は、後日あらためて検討する予定です)
自宅にウッドデッキを自作した友人もいたり、ネットで検索すればゴマンと出てくる自作のそれ。BESSの小屋、IMAGOを自分たちで建てるかどうかはまだ決めていませんが、不器用な僕でも、やっぱりウッドデッキは何とか自作したい! と考えています。
ウッドデッキ完成妄想図
さて、以下がウッドデッキの完成妄想図です。
小屋の前に1枚、その横の一段高いところにもう1枚の合計2枚を妄想しています。細かい箇所はおいおい妄想していきますが、これをどのように使うかと言いますと、以下のようなイメージです。
タープの下にはテーブルやチェアを置いて、のんびり食事したりお酒を飲んだり。一段高いウッドデッキは、テントを設営する場所にしたいなと考えています。
タープのガイラインを留めるポールは横にも棒を渡して鉄棒みたいにしたり、ランタンはもちろん、何かを掛けたり吊るしたりできるような役目も与えられたら面白いかなと思っています。例えば、誰かの誕生日なんかに、ここからガーランドを渡したりキャンドルランタンを吊るせば、一気にパーティ気分が高まりそう。
さて、このイラストの中に、不思議なものがありますよね?
そう、煙を出している煙突と、一段高いウッドデッキの下にある四角くて赤い「何か」です。
これらは、
床暖房機能を実装する
ためのものです。
え、ウッドデッキに床暖房!?
はい、冬キャンプでも、できるだけ暖かく眠りたいから、デス。
以前、オンドルという、竃(かまど)で薪を焚くなどして出た高温の煙を床下に通すことで温める、韓国式の床暖房機能についての記事を書きましたが、これをウッドデッキで応用できないか? と考えました。
このように。
小さな薪ストーブで薪を燃やして出た煙を、ウッドデッキ下の地面に通したパイプの中をくぐらせます。これによって地面(土)が温められ、ウッドデッキの上の空気もほんわりと暖かくなるわけです。
地面に埋めるパイプはどのような材質のものが良いのか。どの程度埋めるべきなのか。パイプがこんなに長くてもちゃんと煙は煙突から排出されるのか。冬にウッドデッキがシロアリの住処にならないか。そもそもこれで本当に暖かくなるのか……。
疑問は尽きませんが、オンドルをしっかり勉強し、また小規模にテストすることで上記のような疑問は、ある程度は払拭されるはず。
盛り土して、パイプ通して埋めて、整地してと、かなりヘビーな作業が待ち受けていますが、冬でも暖かいウッドデッキがあったら、最高だと思いませんか?
もしこのオンドル式床暖房機能が実現不可能な場合、ウッドデッキは小屋前だけでもいいかなと思ったりしています。
テントを張るための機能
ウッドデッキでもう一つ考えておきたいのは、テントを簡単に固定する機能を追加できるか、という点です。
自立式のドームテントなら、最悪ペグで固定しなくても建てることができますが、僕の友人たちの間で主流のモノポールテントですと、ペグ固定は必須です。
ですが、ソリッドステークのような強靭なペグならゴンゴン打ち付けられるでしょうが、すぐに穴だらけのみすぼらしいウッドデッキになってしまいます。
はて、どうしたものか。
埋め込み式ロープフック
とある金具通販サイトを眺めていたら、こんな製品を発見。
出典:MISUMI-VONA
ここに設営するテントのペグホールの位置に合わせてこの金具をウッドデッキに埋め込んでおけば、このフックに掛けるだけでテントの設営が完了! します。
モノポールテントのように、ペグホールにある程度テンションかける必要のあるテントでも、一部をガイラインでこのフックとつなぎ、自在結びでテンションを調整すれば、意外と簡単に設営ができそう(あ、中央のポールを刺すホールが必要だ!)。
ただ、このフックを埋めるためにきれいに穴を開けるという、なんとなく大変そうな作業が必要になりますが、最小限のフックを設置して、自分たちが寝泊まりするテント(TNF Mountain35)できちんと機能するかテストしてみたいですね。
ちなみに、Amazonにも売っていました(メーカーサイトの倍の価格ですが…)。
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ウッドデッキのことを考えていたら、まずはこれだけでもつくってみたい!と自分だけ盛り上がってきてしまいました。特にオンドル機能などは、試してみたいなーと。
いかんせん、このR町の土地はトム(妻)の祖父母が所有し、野菜づくりや果樹園で使用していて、それゆえにこの話は妄想の域を出ないわけですが、いつか「使ってもいいよ」となった時のために、現時点では中途半端な内容になってしまっている流し場やトイレのことも含め、しっかりと準備しておかないと、ですね。
次回(いつだ?)、R町プライベートキャンプ場(妄想)計画について、(しっかり、とまではいかないまでも、もう少し)まとめてみたいと思います。