snow peakのチタントレックで米を炊いてみた(2)
snow peakのチタントレックとPRIMUS P154S(ウルトラスパイダー)で炊飯に挑戦した前回(あえなく失敗)に引き続きまして、今回はチタントレック×フジカハイペット(石油ストーブ)での炊飯にトライ。
前回失敗した大きな理由は、熱源であるウルトラスパイダーでは、お米の入っているチタントレックを局所的に熱してしまうこと。
炊飯で特に重要な、弱火で炊くフェーズではそれが顕著で、チタントレックの底部中央、直径約2cmの範囲しか火が当たりません。チタントレックは熱伝導率が悪いので、そこだけが加熱され、お米が焦げてしまいます。
であれば、熱源を、広い範囲を一定の火力で温められる石油ストーブにすればチタントレックでもお米が炊けるのではないか。
チタントレックとフジカハイペットでお米を炊いてみた
研いで1時間ほど水に浸した米1合を水200ccと一緒にチタントレックに入れ、フタをして、フジカハイペットに載せます。
沸騰するまではストーブの火を強めに。沸騰後は、焦げが怖かったのでストーブの火をかなり抑えました。そのせいか沸騰の仕方もぷつぷつと弱めな感じ。
で、待つこと10分。タオルで巻いて蒸らしでさらに10分。
炊き上がったお米。
(今回もまた)写真では分かりづらいですが、少し硬めだけど一粒ずつしっかり米の輪郭のある炊き上がり。食べてみるとわずかに芯が残っている気がしましたが、まあ許容範囲。今回は100点満点中、70点くらいかなと。
沸騰後も中が気になって頻繁にフタを開けたのを止め、火にかける時間を調整すれば、もっと上手に炊けそうです。
今回炊いたお米は、キノコとナスの牛すじカレーでいただきました。
チタントレックとフジカハイペットでお米を炊いた感想まとめ
前回の記事に、「こうしたら上手に炊けるよ」というコメントが2つも入りました(ありがとうございます!)。
やはりポイントの一つは、ストーブ(バーナー)の火を集中させずいかに分散させるか、ということ。
下調べしている時に読んだ幾つかのブログでも、金網型のトースターや魚焼き器などいろいろなものを活用している人がいましたが、いただいたコメントでは 「ユニフレーム バーナーパット」という、そのままズバリのアイテムを紹介してくださっていました。
“調節の難しいシングルバーナーの強い火力を柔らかな赤外線の熱に換え、とろ火使用ができ”るとのこと。価格も手頃ですし、買ってみたいと思います。
今回は、雪中キャンプの朝に温かいごはんが食べたいという理由でチタントレックでの炊飯に挑戦してみましたので、熱源として石油ストーブはありですが、石油ストーブが必要ない季節のキャンプでもお米炊いて食べられるよう、今後もいろいろ試してみたいと思うようになりました。
最近、偶然にも、よく読んでいる絵本の影響で娘が飯盒に興味を持っていますし、飯盒も検討してみようかな〜と考えています。