コットを調べてみた
さて、後半戦です。
Kamp-Riteのコット
コットとテントをくっつけてしまえ! という実に合理的な発想で作られた(と思われる)製品がこちら。
出典:KAMP-RITE
サーマレストの蚊帳に驚いていた自分が恥ずかしくなるほどの迫力!
通常のコットとして使うことはもちろん、フライシートで全体を覆うこともでき、入り口を含めて4か所がメッシュになるインナーカバーもあるので、通年使用できるテントとしてのポテンシャルも。
重量が15kgあるので、持ち運びが少し大変そうですが、就寝時のサイズも大きく、ユーザーのレビューを読む限りでは満足度は高いようです。
重量 | 15kg |
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カラー | グリーン |
サイズ | ベッドサイズ/229cm(L)×81cm(W)、テントサイズ/229cm(L)×81cm(W)×92cm(H) 床面地上高/約28cm、収納サイズ:86cm(L)×91cm(W)×18cm(H) |
耐荷重 | 158kg |
材質 | フレーム/耐久性の高いパウダーでコーティングされたグラスファイバー、テント/耐久性の高い190 TPU ナイロン、耐腐食性ジッパー |
TETON Sports アウトフィッター コット
こちらもかなりビッグサイズ、TETON Sports(ティトンスポーツ)のコット。
TETON Sportsは、シュラフやバックパック、テント、そしてこのコットなどを製造しているアメリカはユタ州のブランド。シュラフは特に封筒型のラインアップが充実している印象。キャンプアイテムの中でも「眠る」という部分にフォーカスしているようです。
で、このコットですが、注目ポイントは就寝時のサイズ。縦210センチ、横幅100センチと、ふつうのシングルベッドよりも大きい!んです。
重さも11.7kgとヘビー級ですが。
耐荷重はメーカー発表のものはありませんが、大人が7人、このコットの上に立っている写真があり(イナバの物置風ですね)、一人あたりの体重が60kgだとしても、400kg以上の耐荷重があることになります。さすがにそこまでの巨漢の使用は想定していないでしょうが、大人2人が使っても問題なしと言ったところでしょうか。
一体式の構造なので、展開/収納が非常に簡単そうです。こちらの動画をどうぞ。
ちなみに、「コットオーガナイザー」というコットの脇に付けられる、ポケットのたくさん付いたエプロンのようなオプションがあり、小物がたくさん提げられるようになっています。
重量 | 約11.7kg |
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カラー | ブラック |
サイズ | 就寝部分約210x100cm、収納サイズ約30x18x110cm |
耐荷重 | 400kg以上(*) |
材質 | Heavy-duty 600D polycanvas |
Byer of Maine イージー コット
重量級が続きます。Byer of Main(バイヤーオブメイン)のコット。
Byer of Maineは創業140年近くになる老舗で(1880年創業)、木材とキャンバスを組み合わせた家具で知られるブランドですが、このコットは材質にポリエステルとスチール・アルミニウムが使用されています。
驚くべきは、展開/収納の簡単さ。以下に掲載する動画は7何前のもので、少し材質が違うようですが基本的な部分は同じだと思いますが、とにかく簡単。まさにイージーコット。
横になった時のたわみが大きいのが気になりますが、この簡単さはいいですね。ファミキャンなどで、奥さんと子どもが一緒に寝るといった用途にもってこいのような気がします。
重量 | 9.5kg |
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カラー | ブルー×イエロー |
サイズ | 約198×79×46cm 収納時/約98×17×17cm |
耐荷重 | 150kg |
材質 | トップ/600Dポリエステル、フレーム/スチール・アルミニウム |
Helinox(ヘリノックス)のコット
さて、個人的に大本命のHelinox(ヘリノックス)のCot One(コットワン)。
ヘリノックスはチェアワン(2脚)、テーブルワンを愛用していて、その軽さとデザインの良さ、そして何より機構の斬新さにかなり心酔しています。
こちらのビデオをご覧ください。
ね?
重さは2kgとサーマレストには負けていますが、組み立ての簡便さや何より見た目の良さは群を抜いているように見えます(かなりの主観が入ってますけどね)。
重量 | 2100g(スタッフバッグ込み 2210g) |
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カラー | ブラック(BK) |
サイズ | 幅680×長さ1900×高さ160mm(収納サイズ 140×140×540mm) |
耐荷重 | 145kg |
材質 | ボディ/アルミ合金(TH72M)+樹脂モールド、フレーム/アルミ合金+樹脂モールド |
ここで見たのはコットワンというヘリノックスのコットのスタンダードモデルですが、これ以外にもちょっと幅の狭いライト、少し幅の大きなマックス、背の高いハイコットの3モデルがあります。価格は2万円台〜4万円台とやはりこちらも比較的高めです。
まとめ
上記で紹介した4ブランドのコットのうち、ロータイプの所感をまとめてみました。ちなみに長所、短所には価格に関するものは含めないようにしました。
ブランド | 長所 | 短所 | 価格 |
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GO KOT | 頑丈!なアメリカ製。豊富なカラーラインアップから選べる | 組み立てに力がいる。重い | 19,980円 |
コールマン | 地面との接点が10か所あるので、砂地や雪上で使いやすい | 組み立てしづらい(ポールが通しづらい) | 12,000円前後 |
サーマレスト | 軽い。凸凹な場所でも使用できる | 部品が多く、組み立て方も煩雑 | 28,000円〜34,000円 |
Kamp-Rite | テントとしても使える | 15kgと非常に重たい | 28,500円 |
スノーピーク | 組み立てが簡単 | 収納サイズが大きい。重い | 43,000円 |
ヘリノックス | 組み立てが簡単 | 特になし | 35,000円 |
僕が結局何を選んだのかと言いますと
GO-KOT、コールマン、サーマレスト、ヘリノックス。この4つのモデルから選んでみようと思います。まあ、答えは既に出ているような気がしますが… 次回に続きます。
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