耐震補強工事がはじまった
我が家の耐震補強工事がはじまりました。
暮らしながらの工事ではありますが、工事箇所は家屋全体に及ぶので、大工さんと相談・確認して部屋から部屋へと荷物を移動し、今週はこの部屋を工事、来週からあの部屋、といった感じで部分的に進めていきました。
我が家が実施している耐震補強工事をごく簡単に説明すると、「壁に筋交を入れ、耐震用の板材(耐力板)を貼り付ける」というもの。
さらに単純化して工程をご紹介すると、既存の壁(天井と床の一部)を剥がし、
筋交を入れて、
かなりしっかりした筋交が入っています
上からブ厚い木材でできた耐力板を貼り付けて覆っていく、という感じ。
柱に金属の器具を取り付けて、そこに耐力板を貼り付けていきます
一部、柱と壁を新設したり、筋交なしで耐震補強用の板を壁に貼り付けるだけの場所もあります。
構造計算の結果、どこに何を入れるのかが決定されているのですが、僕にはちんぷんかんぷん。ただ、家屋正面から見て横(Y方向)に揺れた場合の強度を上げるための工事なので、対象となる壁は上図のとおり全て同じ方向になっています。
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2週間ちょっと続いた大工仕事は終わり(毎日顔を合わせていたので、来なくなると寂しく感じます)、現在は壁にクロスを貼る前の下処理(パテ埋め)をしているところ。クロスを貼り、コンセント等の電気工事が終われば全工程が終了となります。
週明けにも工事が終了するので、仕上がりましたらまたブログを更新したいと思います。
この家に引っ越してきて丸7年が経ちますが、お風呂、台所+食堂、トイレといった水回りの工事を入居後に実施したので、どこかが使えない非常に不便な状態で暮らすということに家族みんながすっかり慣れているという(笑)。入居前にこうした工事が終わっているのがベストだとは思うのですが、入居後に工事するメリットもあり……。これについてはまた次回の記事でまとめてみたいと思います。
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