携帯用救急・緊急セットについて考えてみた
暖かくなってきたこともあり、家族で、娘を連れて2人で、野外での時間を楽しむことが増えてきました。
先日の野営、友人が開店したフードカーのある海辺、地元の山登りなど、梅雨とは思えないくらい外遊びしています(実際、梅雨入りしてからあまり雨が降りません)。
我が家の救急・緊急セット
外遊びと切っても切り離せないのが怪我や、ヤマビルや蚊、マダニといった害虫の被害。当然、応急処置のためのアイテムが必要になってきます。
少しずつ内容を更新してきましたが、現在はこの内容でほぼ固定。野外で遊ぶ時に限らず、少し遠出する時は必ず車に載せて出かけています。
僕の救急・緊急セットはその名のとおり、救急=応急処置のためのアイテムと緊急=遭難した時のためのアイテム、2つに分類できます。
応急処置のためのアイテム | ||
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絆創膏 | 消毒液 | 包帯 |
手ぬぐい | ピンセット | ポイズンリムーバー |
虫除け(ハッカ油) | 虫刺され | ハサミ |
真水 | 紙石鹸 | ポケットティッシュ |
油性ペン | メモ紙 | |
遭難した時のためのアイテム | ||
マッチ | ファイヤースターター | 着火剤(麻紐) |
浄水器 | アルミシート | ラジオ |
笛 |
幾つかのアイテムについて補足で説明します。
手ぬぐい
三角巾の代替、圧迫止血、包帯よりも強い固定、などに使えるのかなと想定しています。もちろんタオル代わりにも使えます。
ピンセット
一般的な応急処置の他にも、植物の棘やマダニの除去といった用途を想定しています。
真水
先日、登山した時に、虫除けに手のひらに吹きかけたハッカ油を、娘がよく伸ばさずに顔のあたりに塗布してしまい。
最初は「顔にも付けたで〜」と少しドヤってたのですが、一部で少し多めに付着してしまったのかヒリヒリとした強い痛みで泣き出したんですね。
周囲に川や水道はなかったので、持っていたタオルをお茶で湿らせて、顔に付いてしまったハッカ油を拭き取って事なきをえたんですが、もしお茶を飲み干していたらと考えるとゾッとしました。
今回のような用途のほかにも、負傷した部分の洗浄や冷却にも使えると想定し、今後はペットボトルに入れた水を飲料用とは別に携帯することにしました。
バッグは要検討
さて、これらアイテムを収めているのが、無印良品の化粧ポーチ(笑)。
ペリカンのようなハードケースも考えたんですが、伸縮性のあるソフトケースの方が何かと汎用性が高く、使いやすいんですよね。
ただ、このように真っ黒で特徴のない外見だと、僕が使う時はいいのですが、例えば有事の現場に僕がいてこのバッグを置いているキャンプサイトと距離がある場合、サイトに別の人がいれば救急・緊急セットが入ったこのポーチを持ってきてもらうように大きな声で頼むと思います。「おーい! 怪我しちゃったから救急箱、持ってきて!」みたいな感じで。
しかし、その指示だけでは、この黒いポーチが僕が求めているそれだとすぐに分かることはないでしょう。
やはり誰もが一目で「救急セットが入ってる」と分かる、こんなバッグに入れるべきですかねぇ。
以前、働いていた会社からもらった救急バッグ
画像出典: モンベル
・・・
野外でのアクティビティに携帯するための救急・緊急セットは、これで完璧ということはなかなかありません。多過ぎれば携帯性が損なわれるし、少な過ぎても不安です。
季節や環境、アクティビティによってアイテムを変えるくらいの準備をする価値はありますよね。