ウッドデッキ用タープにタトンカを購入してみた

T町ハウスに引っ越して3週間が経ちました。僕とトム(妻)、そして先日1歳半になったばかりの子ども、3人とも、少しずつ新しい環境での生活に慣れてきました。

基本的に困っていることはないのですが、できるだけ早く改善したい問題が一つ、ありました。

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寝室としても使用している和室が、日の出と共にかなり明るくなってしまうんです。

和室が明る過ぎる!(早朝限定)

和室は、玄関に通じる出入り口と、縁側に通じる出入り口があり、いずれも全面ほぼガラスの木製引き戸が使われています。これは、あまり日当たりの良くないT町ハウスの屋内に最大限、光を運ぶためのアイディアでしょう。

T町ハウスの玄関は北東に面していて、且つ川に面していて開けているため、午前中は太陽の光がさんさんと当たります。つまり、和室には、日の出とともに玄関に通じる出入り口から太陽の光がさんさんと入ってくることになります。

また、縁側に通じる出入り口は約二間ぶん(約3.6メートル)あり、こちらは庭からの光が、その広い間口から漏れ入ってきます。

僕たちが寝ている和室は、日の出(今の時期だと午前5時くらい)の時間になると、二方向の入り口からの光で溢れてしまうわけです。実際は「光に溢れる」ほど明るくなるわけじゃないんですが、十分、睡眠の妨げにはなるくらいの明るさ。

和室が明るくなるだけならまだそれほど大きな問題ではないのですが、この光にいち早く反応するのが子どもでして、近頃は朝5時くらいになると起き出して「さあみんな、起きてくれ、遊ぼうぜ、朝ごはんはどうした」という言葉にならない叫びが和室に響き渡っています。

子どもが元気で食欲旺盛なのはいいことですが、さすがに朝5時起床は早い…… そして、日の出は6月になると一年のうちで最も早くなり、4時45分頃(!)。

早朝の光が入らないように

そんなわけで、朝の時間、和室に必要以上に光が入らないような対策が至急、必要になりました。

玄関に通じる出入り口については、和室と玄関を繋ぐ廊下にロールスクリーン等を設置する方向で検討していますが、縁側に通じる出入り口は横幅が3.6メートルもあるので、別の方法で考えたい。

というわけで、先日、縁側と繋がるようにつくったウッドデッキにタープを張ってみることにしました。

僕が唯一持っているタープ、HILLEBERG Tarp10 XPを張ってみたところ、

驚きのジャストフィット! このタープ、なんと長辺が3.5メートルだったんです。

昼間は写真のようにタープを張って日中の光を遮り、夜は手前側のガイラインを外してカーテンのように垂らせば、朝の日光をある程度遮断できるはず。

というわけで実践してみたところ、期待したほど暗くなりませんでした(笑)。

和室の明るさを調整する方法は別に考える必要がありそうですが、ウッドデッキの上にタープを張って数日過ごしてみた結果、やはりこれはこれで必要だという結論に至りました。

(前置きが異様に長くなりましたが、結局のところ、ウッドデッキにタープを設置するのと和室が明るいという話には関連性ナシです…苦)

ウッドデッキのためのタープ

というわけで、ウッドデッキ専用のタープを導入することにしました。

  • 遮光性が高く、耐久性のある生地が使用されている
  • 正方形か長方形
  • 一辺が3.5メートル(または3.6メートル)

以上のような点を条件として、市販のタープをチェックしてみました。

遮光性と耐久性については、T/C(ポリエステルとコットンの混紡素材、いわゆるポリコットン)が条件としては一番合いそう。

素材を決めた中で形状を選ぼうとすると、選択肢はかなり限定されてきますが、それでもなくはない。

ただ、上記2点=素材と形状をクリアしたうえでさらにピッタリサイズのものとなると、結論としては「無し」となりました。

「うーむ、これは自作しかないかな〜」と、庭に出てウッドデッキを眺めながら思いを巡らせていたら、

「窓の幅をタープのサイズとして考えていたけれど、屋根に固定するかたちで設置すれば、それ以上の幅があっても設置できるのではないだろうか」「そもそも、窓の高さに設置するという考えは、屋内を暗くするために窓を塞ぐという目的があったからで、それがなくなったのなら、別のところに取り付けてもいいじゃないか」「うむ、そっちの方が開放感もあるだろうし、きっといいだろう」

という考えにたどり着きました。

というわけで、サイズのみ条件を変更。

  • 遮光性が高く、耐久性のある生地が使用されている
  • 正方形か長方形
  • 一辺が4メートル前後

結果、T町ハウスのウッドデッキ用タープとして選んだのが、コチラ。

TATONKA TARP 1 TC

僕が説明するまでもない有名なドイツ発のタープ、TATONKA TARP(タトンカ タープ)1 TCです。

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

スタッフバッグに入ったタトンカタープ1のボリューム感、重量感は、タープというよりテントのよう。さすがに445×425cmは大きいです。

スタッフバッグの中は、タープ本体とガイライン。

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

Amazonのレビューにもありましたが、ガイラインは少し頼りなさそうな感じですね(特にプラスチック製の自在金具)。実際に設営してみて、強度に不安を感じるようなら、別のガイラインに変更してやる必要がありそうです。

今回、T/C(ポリコットン)素材の製品を手にしてまじまじと見るのは実は初めてでしたが、購入する際に見ていた「素材=ポリエステル35%/コットン65%」というスペックから想像する生地とは少しイメージが違いました。なんというか、テラっとしていて、「どちらかと言えば、ポリエステルの方が多いんじゃないだろうか?」と思ってしまうほど。

特に気になるわけではなかったのですが、タグを見てみたら……

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

「あれ? やっぱ逆だ

ま、いいんですけどね(笑)。

少し調べて見たら、実際にポリエステル35%/コットン65%の製品もあるようです。それが今も流通しているのかしていないのか、しているとしたら型番は何なのか、スペック(重量)に変更はあるのか(あるでしょうね)、色味や素材感はどんな感じなのか…… 分かりません(笑)。

さて、設営する前に一応、どこかに問題がないかをチェックするため、タープを廊下に敷いて開いてみましたが、デカイ。

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

やはり、445×425cmは大きいです(屋内で取り扱うと特に難儀します)。

チェックしていて、購入する時に見ていたイラスト(以下)では、ハトメ処理されていないふうに書かれているループ(グロメット)も、実際にはハトメ処理されている、ということに気づきました(イラスト内の丸)。

CAMP HOUSE/タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

どうやら新しいモデルではハトメ処理されているが商品画像は古いままだった、ということのようです。さすが、チェックの甘いawです。

その他のループは、かなり厚手のナイロン記事にスリットが入っているだけのものですが、タープ末端部のループは写真のようにタープ本体側にも補強素材が入っています。

CAMP HOUSE/タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

タトンカタープで検索すると、このループを上手に活用して面白い形状で設営されている写真をたくさん見ることができますが、僕はきっとやらないだろうなぁ……。

ウッドデッキ上に張ってみた

チェックの結果、特に問題もなかったので、屋根の雪止めを使ってタープを仮で張ってみました。

4つの角のうち3つを屋根に、残り1つを庭にあるポールにガイラインで固定。

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

ん〜、仮設とはいえ、無理矢理付けました! みたいな感じになってしまってますね。はっきり言えば、ダサイです。ガイライン固定用の金具を取り付けたりして、全体のフォルムがもう少し綺麗になるよう検討する必要がありそうです。

残念ながら現時点で見た目はあまり良くないのですが、日差しはしっかりとカットしてくれていました。

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

家の中もすっかり薄暗くなってます。

大きさも十分(過ぎる)。

「これで雨の日でも洗濯物が干せるぜ〜」(もはやキャンパーというより主夫目線での評価)。

タトンカタープ1TC-tatonka-tarp-1tc

屋根の上での固定方法、いろいろ試行錯誤してみたいと思いますが、もちろん野外でのアクティビティにも活用したいですね。

しっかり使い込んで、またレビューしてみたいと思います。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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