LODGEのスキレットで鶏肉を焼いてみた
冬なのに、鳥取は雪が降りません。雪が降れば「今しかない!」と無理やりでもキャンプに出かけるキッカケになるんですが、チラつく程度で積もらない(記事を書き始めたのが10日ほど前だったもので。鳥取は昨日から銀世界です)。
よってキャンプに行かれず、家にこもって仕事と家事、赤子の世話をする日々。まあ、それはそれでとても幸せなことではあるんですが、キャンプ気分に浸りたくなることもあり。
そんな時は食べ物をキャンプ風にして楽しんでいます。僕の場合、キャンプ風の食べ物=スキレットで焼いたもの、なのでとても手軽です(笑)。
LODGEのスキレットキャンプのみならず自宅でもほぼ毎日のように使っている、僕が愛すべき調理道具、LODGE(ロッジ)のスキレットについて、ざっくりとですがご紹介しています。いや〜、ホントにいい製品です。
今日は最近よく作っている、鶏のもも肉をつかった簡単スキレット料理を5つ(と言ってもみんなよく似てますけど)、ご紹介します。
共通の工程
どの料理にも共通でやるのがこちら、鶏肉を柔らかくするための工程です。
- 鶏肉を食べる大きさにカット
- 1をボウルに入れ、酒・砂糖・塩を揉み込みしばらく置く
(酒はチョロチョロ、砂糖は大さじ1、塩はひとつまみ、くらいです)
自宅で準備したものをジプロックなどに入れてキャンプに持って行けば十分な時間、浸せるし、余計な調味料を持っていく必要がなくて楽チンです。
これをやると、確かに柔らかく仕上がる気がするんですよねー。ちなみに、塩の量を少し増やして焼けば、これだけで十分美味い焼鳥が食えます。
焼鳥な焼鳥
まずは定番の、焼鳥屋のタレ味。
- 材料
- 鶏もも肉:食べたいだけ
- 白ネギ:食べたいだけ
- タレ
- しょうゆ:大さじ3
- 砂糖:大さじ2
- みりん:小さじ2
- 日本酒:小さじ2
しっかり熱したスキレットにサラダ油を敷いて鶏肉を投入、蓋をして片面を焼き、裏がえすタイミングで白ネギも投入します(白ネギを早めに入れると火が通り過ぎてトロトロになりますが、お好みならそれでもOK)。火が通ったらタレを絡め、ほんの少し焦げつくくらい焼いて完成!
タレの香りがとてもいいし、とにかく簡単です。串があったほうが気分なんだけどという方は、箸でなく串で食べるのもいいかもですね。
タレは、材料をフライパンに投入して弱火にかけ、とろみが出るまで加熱するだけ。材料の配合が多少狂っても、このテのタレは「まずっ!」ってことにはならないのが良いですね(笑)。
イタリアンな焼鳥
ちょっと気分を変えたい時に。ビールがめっちゃすすみます。
- 材料
- 鶏もも肉:食べたいだけ
- (じゃがいも:1〜2個)
- 味付け
- おろしにんにく:ひと欠片(またはチューブ)
- 乾燥バジル:大さじ1
- (オリーブオイル:大さじ1)
- (レモン汁:1/4)
(塩を少し多めの)共通の工程に、おろしにんにくと乾燥バジルを加えてしっかり馴染ませ、あとはスキレットでしっかり焼くだけ。洋風居酒屋な空気がキャンプサイトを包んでくれます。
じゃがいもはあってもなくてもOK。ボリュームを出したい時は便利です。また、仕上げにオリーブオイルをかけてもいいですし、レモン汁をかけてさっぱりさせてもいいですよ。
九州な焼鳥
九州な、と言っても柚子胡椒を使うだけなんですけどね。やっぱりお酒は芋焼酎で。
- 材料
- 鶏もも肉:食べたいだけ
- 白ネギ:食べたいだけ
- 味付け
- マヨネーズ:小さじ1
- しょうゆ:小さじ1
- 柚子胡椒:小さじ1
共通の工程に、マヨネーズ、しょうゆ、柚子胡椒を加えてしばらく寝かし、熱々のスキレットで焼くだけ。
柚子胡椒の辛味と香りがふわっと香る、もしかしたら僕が一番好きかも知れないレシピです。柚子胡椒って、どの家庭にも常備されてる調味料、ってわけではないと思いますが、これは是非試してほしいですね(キャンプでも、ご自宅でも)。
チーズカレーな焼鳥
カレー+チーズは失敗なしの鉄板コンビネーションです。
- 材料
- 鶏もも肉:食べたいだけ
- じゃがいも:食べたいだけ
- 味付け
- カレー粉:大さじ1
- スライスチーズ:1〜2枚
- (塩・コショウ:少々)
共通の工程にカレー粉をプラスして寝かせた鶏肉を熱したスキレットに投入し、蓋をして片面をしっかり焼きます。裏返すタイミングでじゃがいも(自宅で予めカットし、レンジでチンして食べられるようにしたもの)を投入。鶏肉に火が通ったら、スライスチーズを手でちぎって具材の上に置いて蓋をします。1〜2分してチーズがトロけたら完成。
辛味が欲しい場合は、カレー粉にカイエンペッパーも加えて寝かします。焼きながら塩・コショウをすると、よりパンチのある味になりますよ。
イタリアンな焼き鳥2
これまでに紹介したものに比べるとちょっと手間かかりますが、大好きなレシピです。
- 材料
- 鶏もも肉:食べたいだけ
- キャベツ:小玉 1/4
- しめじ:半株
- 味付け
- ホールトマト:200g
- コンソメ:1粒
- 砂糖:大さじ1
- ケチャップ:大さじ2
- ウスターソース:小さじ1
- 水:100cc
- 牛脂:1個
工程が少し長いので、箇条書きで。
- 熱したスキレットで牛脂を溶かし、鶏肉を強火でしっかり焼く
- 火が通ったら水を加え、沸騰したらコンソメを投入
- 鶏肉の上にザックリ刻んだキャベツを盛って蓋をし、中火で5分煮る
- キャベツがしんなりしたら、その上からホールトマト、砂糖、ケチャップ、ウスターソースを投入(予め自宅で混ぜたものを持参)。全体を混ぜて馴染ませ、15分ほど弱火で煮る
絶対に牛脂を使う必要はないのですが、鶏肉にはないコクが加わります。またカレーチーズな焼鳥のように、最後にスライスチーズをのせてトロけさせても美味しいですよ。
このレシピ、普段は合い挽き肉でつくったミートボールでやるのですが、鶏肉でやってみたら結構イケたのでキャンプ用レシピに追加してみました。
いかがでしたか? どれも簡単で、しかも美味! スキレットで焼いて、キャンプでもご自宅でもスキレットのままテーブルの乗せて「あっつ(熱)〜!」と言いながら食べてください!
ごちそうさまでした。
美味しそうですね!!
料理が全くできない私でも何やら出来そうな感じなので、うちでは使用頻度が圧倒的に少ないスキレットを使ってみようかと思います!
まずやってみたいのは「九州の焼鳥」&芋焼酎ですかね〜♪
Sayさん、こんにちは! いつもコメントありがとうございます 🙂
柚子胡椒で味付けした焼鳥、とても美味しいので、ぜひぜひ! 柚子胡椒、我が家では冷蔵庫の肥やしになりがちな調味料なのですが、このレシピのおかげで定期的に消費できて助かっています(笑)