グランドシートを検討してみた
昨年の最後のエントリーで「来年(2016年)は新しい道具の購入は控える」と書きましたが、舌の根も乾かないうちにタープが気になると書き、そして今はグランドシートの購入を検討しています。
一応、理由がありまして。
グランドシート検討の理由
タープ泊にも共通しますが、一人でフラッとキャンプする時はできるだけ身軽にして、サッと行ってサッと撤収して帰りたいなと。
これからの季節、グランドシートがあれば、その上にあぐらで座り、お皿やカップは直置き。食後は横寝で寛げるし、就寝時はタープ下に敷いて直シュラフ。つまり、今キャンプで使っている、
- コット
- 椅子
- テーブル
の3つを省略できるわけです。
そんなに値段の高いものではないし、これらの荷物を減らすことができるうえに、ファミキャンやピクニックでレジャーシートとしても活躍してくれそう!
ということで、いくつかのグランドシートをピックアップし、検討してみました。
ALITE MEADOW MAT LARGE 2016SS YN21603
サイズ | 213×140cm | 重量 | 約810g | 材質 | 150D TPEポリエステル |
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特徴 | 固定ループ4か所、収納用ストラップ付き | 価格 | 6000円前後 |
サイズ | 213×140cm |
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重量 | 約810g |
材質 | 150D TPEポリエステル |
特徴 | 固定ループ4か所、収納用ストラップ付き |
価格 | 6000円前後 |
植物や動物のプリントがとてもかわいいマット(僕、こういう柄がとても好きなのです)。ロールアップして留めて持ち運びできるストラップも付いています。ファンシーな柄なのに、150DのTPE(熱可塑性エラストマー)ポリエステルとヘビーデューティな素材で防水もバッチリ、なギャップがいいですね。
ファミキャンにはぴったりなんですが、ソロキャンする時はやや使いづらいかな(笑)。
Alpine DESIGN グランドシート
出典:Amazon.co.jp
サイズ | 190×190cm | 重量 | 約640g | 材質 | ポリエチレン |
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特徴 | 固定ループ4か所、ペグ4本付属 | 価格 | 1700円 |
サイズ | 190×190cm |
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重量 | 約640g |
材質 | ポリエチレン |
特徴 | 固定ループ4か所、ペグ4本付属 |
価格 | 1700円 |
1000円台後半と手頃な値段が目に入ったこちら。
正方形で使いやすそうです。
材質の情報に「ポリエチレン」としかないので、どの程度の強度があるか分かりませんが、この写真を見る限りでは、生地がかなり薄そうなので、地面が濡れていた場合、じんわりと染みてきそうな感じがしますね。
あと簡単に破れそうな気が…
LOCUS GEAR マルチシート・PUタフタ
出典:LOCUS GEAR
サイズ | 240×145cm | 重量 | 256g | 材質 | PU加工 70Dナイロン |
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特徴 | 固定ループ8か所、スタッフサック付属 | 価格 | 3980円 |
サイズ | 240×145cm |
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重量 | 256g |
材質 | PU加工 70Dナイロン |
特徴 | 固定ループ8か所、スタッフサック付属 |
価格 | 3980円 |
僕の周りで人気沸騰中のLOCUS GEAR、のマルチシート。
70D(デニール)とかなり厚めで、且つ、ポリウレタンコーティングと耐久性撥水加工が施されたPUタフタという生地が使用されています。写真でも分かりますが、生地の織りが細かいです。
さらに、8か所あるループは、写真のとおりPVC(ポリ塩化ビニル)加工のさらに強度のある生地で補強されています。
強度と耐水性は期待して良さそうですね。
oxtos アンダーグランドシート
出典:Amazon.co.jp
サイズ | 215×180cm | 重量 | 約210g | 材質 | ウレタン加工 30Dナイロン |
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特徴 | 固定ループ4か所 | 価格 | 4100円 |
サイズ | 215×180cm |
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重量 | 約210g |
材質 | ウレタン加工 30Dナイロン |
特徴 | 固定ループ4か所 |
価格 | 4100円 |
oxtos(オクトス)は、登山やスキーなどのアウトドアアイテム、帆布や革のバッグをつくっている国産メーカー(石川県)。
30Dとかなり薄く、Amazonでも「すごく薄い」というレビューがちらほら。強度は多少犠牲になっていると思いますが、210gという軽量化に寄与していると思われます。
防水性はウレタン加工もあってか、問題ないとの声が多いですね。
テント下に敷くフットプリントとしての使用を想定されているからか、固定ループは4か所と少なめ。2メートルを超えるサイズであれば、長い辺には中央部にループが追加されていても良かったかも知れません。
モンベル グラウンドシート
出典:Amazon.co.jp
サイズ | 202×122cm | 重量 | 約210g | 材質 | PU加工 40Dナイロン |
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特徴 | 耐水圧2,000mm | 価格 | 3780円 |
サイズ | 202×122cm |
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重量 | 約210g |
材質 | PU加工 40Dナイロン |
特徴 | 耐水圧2,000mm |
価格 | 3780円 |
こちらも基本は同じモンベルのテント下に敷くための製品。固定用のベルトの穴が、完全にテントポールの受けになってますもんね。
40Dのリップストップナイロンで、210gと軽量で、強度や携帯性はとても良さそうです。
小川キャンパル マルチシート
出典:Amazon.co.jp
サイズ | 200×120cm | 重量 | – – – | 材質 | ポリエステル 210D |
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特徴 | 耐水圧1,500mm・スタッフバッグ付属 | 価格 | 4272円 |
サイズ | 200×120cm |
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重量 | – – – |
材質 | ポリエステル 210D |
特徴 | 耐水圧1,500mm・スタッフバッグ付属 |
価格 | 4272円 |
210D(*)のポリエステルを使用、かなりヘビーデューティな製品です。
重量は製品スペックにありませんが、いくつかのAmazonのレビューに「重い」というコメントがありますので、それなりにありそうですね。
サイズはモンベルの製品とほぼ同じ。横幅120cmというのは少し狭めかなーという印象ですが、どうなんでしょうね。
番外編 ユタカ ODグリーンシート
先日、いろいろと調べ物をしていたところ、工業用シートと物干し竿でモノポールテントを自作されている方のブログを発見(←すごいですよ)。
このブログの筆者が利用されているシートがこちら。
色味もブルーシートに比べて落ち着いているので、レジャーシートにも良さそうですね。
さて、この中から(ユタカのODグリーンシートを除く:笑)、初めてのグランドシートを選んでみたいと思います。
*210Dという数字が正しければ、かなり厚手の記事になろうかと。ルナーソロLEのフロアに使用されている70Dでもかなりの厚さなのですが、その3倍とは。ナイロンとポリエステルの違いなのか……。デニールの単位がJIS規格云々で使われなくなりつつあるという話も絡めて、いつか調べて記事にしてみたいと思います。