HILLEBERG Tarp10 XPを買ってみた

先日、気になったいくつかの製品からタープを選ぶという記事を書きましたが、僕が選んだのはこちら。

HILLEBERG Tarp10 XP

01

軽さ、汎用性の高い形状(長方形)、最大で3〜4名での使用ができるサイズ、色が濃くて強度のある生地など、僕が条件に挙げていた項目をカバーしつつ、目玉の飛び出るような値段ではないということでHILLEBERG Tarp10 XP(以下、タープ10)に決定。

先週末の中蒜山でのキャンプでも使用しましたが、とても使い勝手が良くて、さっそく満足しています。

スポンサー広告




いろんな張り方ができる(らしい)

タープ10は、下の図のように300×350cmの正方形で、一辺に3つずつのガイライン(固定用の紐)が付いたとてもシンプルな形状。

01

ゆえに「いろいろな張り方ができる」という点が購入の決め手の一つになったのは先に書いたとおり。

中蒜山のキャンプから帰ってきたあといろいろな張り方を試してみたくなり、ランチがてら近所のキャンプ場に出かけ、張ってみることにしました。

いろいろな張り方を試してみた

タープ10には専用のポールが付属していませんので、別売りのポールを買うか、トレッキングポールなどを代用します。中蒜山のキャンプでは大人数で使ったので背の高いポールを使用しましたが、通常はトレッキングポールを最大限伸ばしての使用(150cm弱)を想定して購入しました。

HILLEBERG Tarp10 XP

ポールの先にあるカバーを外すと、ガイラインが繋がっているリングにきれいに入ります。

三角屋根

まずは、辺の中央にあるリング2つにポールを立て、四隅を地面に固定して三角屋根に。ちょっと圧迫感ありますけど、これで十分眠ることはできますね。

HILLEBERG Tarp10 XP

一方のポールを短くして閉じれば、片方だけ開いてより個室感を高めて使用できそう。

片方だけ解放

三角屋根パターンから、地面に固定している側のうち片側だけを解放。

HILLEBERG Tarp10 XP

三角屋根に比べて一気に視界が広がるので、就寝前の活動している時などはこのパターンが良いかも。

全面を解放

四隅を立てたポールで固定。

HILLEBERG Tarp10 XP

タープ下の面積は広がりますが、トレッキングポールだとご覧のとおりの天井高のため、ちょっと動きづらいですね。

この状態で中央に長いポールを立てればもう少し動きやすくなるかもですが、トレッキングポールではなく、素直に180cm以上の長いポールを使えば快適に活動できそうです。

ガイラインを全て木で固定

木がある環境であれば、ガイラインをポールや地面でなく、木に結びつけて任意の高さで固定することも可能です。

HILLEBERG Tarp10 XP

見た目はアレですが、ポールが倒れる心配がないので一番安心して使えるパターンかもですね(笑)

いかがでしたでしょうか。

今後も実際のフィールドでいろいろと試して、またブログで共有したいと思います。

HILLEBERG Tarp10 XP、オススメですよー!(^o^)

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

おすすめ

3件のフィードバック

  1. JIMBA より:

    はじめまして、アウトドア初心者です。ときおり拝読して参考にさせていただいています、とても読みやすく、面白く、ためになり助かっています。
    わたしもタープ購入を検討しているのですが、遮光性という観点でHILLBERGはどんなものでしょうか? 暑さに弱いもので、遮光性がきちんとあるタープにしたいのですが、どれがよさそうかなかなか判断ができませんでして。
    家族三人(夫妻 子二歳半)での利用を想定しています。

    • aw より:

      JIMBAさん、はじめまして☺️ コメントありがとうございます!

      これまでもブログをお読みくださっていたとのこと、ありがとうございます。

      さて、タープの購入を検討されているとのこと。

      この記事で紹介しているHILLEBERG Tarp10 XPですが、キャンプでよりも、自宅のベランダでの使用が主でした。24時間365日(実際には約1年半)、紫外線と風にさらされる環境での使用は想像以上に厳しかったようで、何度も裂け、そのたびに補修して使っていましたが、二度目の「真っ二つ」で遂に使用を諦めました。現在はタトンカ2TCを使っていますが、それにたどり着くまでに3000〜5000円の安いタープを幾つか使ってきました。そしてそれらはたいてい、1か月ほどで補修もできないほどビリビリに破れてしまいました。このことから、Tarp10 XPは強度・耐久性に関しては相当なものであることが言えると思います。

      懸念されている遮光性については、残念ながらあまりたくさんのタープを使ったことがないために相対的な評価はできないのですが、使っていて「陽をよく通すなあ」と感じたことは一度もありませんね。75デニールとタープにしてはかなり厚めの素材が使用されていますし、僕が使っていたのはグリーンで色も濃かったので、それなりの遮光性をもっていたと思われます。

      サイズは少し小さめですが、ご家族3人でのご使用でしたら問題ないのではないかと思います。

      個人的には、ペグホールがもう少し多ければ、設営のバリエーションが増えるのに、と感じていましたが、家族での利用でしたらベーシックなスタイルでの使用になると思いますので、あまり問題にはならないかと思います。

      以上です。JIMBAさんの参考になれば幸いです☺️

      • JIMBA より:

        お返事ありがとうございます。
        一年中使っていると、ダメージの蓄積も相当なものなのですね。
        遮光性についても心配がなさそうでしたので、先日20XPのグリーンを手に入れました。大きさは最後まで悩んだのですが、既に持っているテントの遮光を助けたりといったことも視野に入れると、大きい方がいいかなということで20XPを選択しました。
        週末に人のいない河川敷で設営テストをしてみました。きちんと張れるか心配だったのですが、想像していたよりもスムーズに設営でき、テントで培った設営への苦手意識が少し和らぎました。笑
        アドバイスありがとうございました、今後のエントリも楽しみにしています。

ご意見・ご感想をお聞かせください

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください