アルコールストーブなるものを買ってみた

昨年12月になりますが、初めてアルコールストーブなるものを購入しました。

僕がアルコールストーブを使いたいと思った理由は次のようなものです。

  • (ガス缶に比べて)持参する燃料が少なくて済むはず
    CB缶/OD缶などのガス缶の場合、ガスが中途半端に残った1本だけでは心もとないので、新品と合わせて2本持参したりするケースがかなり多い
  • 燃料の在庫がスッキリするはず
    上述した状況を避ける(中古と新品の2本持ってくくらいなら、新品だけ持ってく)と、残量が中途半端なガス缶ばかりがたくさん残ってしまう
  • 使ったことがないので、使ってみたかった
    Twitterでもよく写真を見かけるし(笑)

スポンサー広告




エバニュー(EVERNEW) EBY250

で、僕が買ったアルコールストーブはこちら、「エバニュー(EVERNEW) EBY250」です。

エバニュー(EVERNEW) アルコールバーナーセット・ゴトク EBY250
エバニュー(EVERNEW) アルコールバーナーセット・ゴトク EBY250

エバニュー(EVERNEW) アルコールバーナーセット・ゴトク EBY250
燃焼させているところ

エバニュー(EVERNEW) アルコールバーナーセット・ゴトク EBY250
マグカップを直接置いてお湯を沸かしたり

サイズ 本体/直径7.5cm×高さ5.5cm
容量 120ml
材質 18-8ステンレス製
質量 125g
付属品 ステンレス製ゴトク(火力調整蓋は無し)
燃焼時間 約40分

正直、こうこうこういう理由で選んだというのはなく、何となく、気づいたらコレ買ってたみたいな感じなんですよね。

アルコールストーブって製品数も多いし、スペック見ても違いが結果にどう影響するのかよく分からないし、なによりパッと見、全部同じに見えるじゃないですか(笑)。

キャンプ系ブロガーやYouTubeの動画をいくつかチェックしてみたんですが、もうこりゃ買って実際に使ってみた方が早いな、となりエイヤで買いました、はい。

諸先輩方が考える長所・短所

さて、購入前に見ていたブログや動画で、諸先輩方がアルコールストーブのメリット・デメリットとして挙げていた点、整理するとだいたい以下のような内容でした。

  • 長所
    • 小型・軽量
    • メンテいらず・故障知らず
    • 気温に左右されず一発点火
    • 使用済みのガス缶の処理をしなくていい
    • 音がしないから静か
    • ゆるやかな炎が綺麗
  • 短所
    • 風に弱い(防風必須)
    • 火力調整が難しい/面倒
    • 火力が弱い(料理がほぼできない)
    • 燃料の扱い方が難しい/面倒
    • 燃費が悪い

まだそれほど使い込んでいるわけではないので故障知らずについては分かりませんが、その他については同意です。冒頭に書いた、使うキッカケになった点についても想定どおりでした。

正直なところ、アルコールストーブが便利な道具かどうかと問われれば「んん〜」という感じですね。そしてきっとそれは、多くのユーザーも似たような感覚なんじゃないかと思います。

ただ、モノとしての不思議な魅力がありますよね。

一つひとつの価格が手頃だし、サイズも小さいので保管の場所をとらない。材質によって経年変化に違いが生まれる。複数のアルコールストーブを収集している人が多いのも頷けます。僕は今のところ、一つで十分ですけど(もともと収集癖ないですし)。

ちなみに、ヨーロッパではクッカーと組み合わせて熱源として使うのが一般的ということですが※1、日本では先述の長所を活かして、また短所もそれほど気にならない登山で使われることが多かったぽいです。確かに登山で用いる道具は「軽くて小さい」「壊れにくい」が重要ですし、「低温下で使える」「お湯を沸かせれば上出来」みたいな要件が多いでしょうから、アルコールストーブは適してますよね。

でも、キャンプではどうでしょう。

火力が弱い=料理に向かないというのはやはりイタい。僕も先日、無理を承知でアルコールストーブでスキレットを使ってみましたが、全くもって熱量不足でした(笑)。

ガスストーブのように様々なシーンで汎用的に使えるアイテムではないので、僕のようなアルコールストーブ初心者は、まずはあらかじめ想定した用途に対して用いるところから始めて慣れてく必要がありそうです。

周辺のアイテムたち

アルコールストーブ単体は、小さくて軽いという特徴がありますが、風に弱いという特性をカバーするために防風アイテムが必須ですし、液体燃料を携帯する必要があるので、全体のボリューム感が他アイテムと比して小さいかと言われたら、これまた「んん〜」という気もします。

テントの前室など風の影響を受けづらい場所で使用するなら不要だと思いますが、いちおう買っておくかということで防風の役目も果たしてくれそうな小さな焚き火台を買ってみました。

エバニュー(EVERNEW) EBY250の焚き火台として使っているTitan Maniaの焚き火台

解体すれば薄くなって持ち運びが楽、小枝や松ぼっくりなどを使って焚き火も可能、という感じの製品です。

組み立て作業が面倒くさく感じることもありますが、防風としては及第点。焚き火台としては十分に使いこなせてないので、評価できるのは少し先になります。まあ、かなり小さいので焚き火代としての能力にはあまり期待はしていませんが……。

燃料入れは定番(らしい)、「trangia(トランギア) フューエルボトル 0.3L」。

エバニュー(EVERNEW) EBY250

迷うことが少なく直感的に使える、アフォーダンスなデザインだと思います。

今年のソロキャンはこの3つをたくさん使ってみて、アルコールストーブに対する自分の物差しを持てたらいいな〜なんて思ってます。

エバニュー(EVERNEW) EBY250

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

おすすめ

ご意見・ご感想をお聞かせください

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください