蔦の絡まる家にしたい(2)
具体的な計画は何も進んでいないのに、妄想だけは膨らみ続けているという話を先日書きましたが、今日はその話に出てくる「もらった蔦(つた)」についてです。
もらってきた蔦、再生なるか?
もらってきた蔦は、フォスター(foster)と名付けました。
水をたっぷり入れたコップに挿して直射日光の当らない明るい部屋に置き、枝から新しい根が出てくるのを待つことひと月。フォスターからようやくか細いものがひょろひょろと出てきまして(残念ながら記録写真はないのですが、ものすごく微小な根でした)。
しばらくその根が伸びるのを待っていたのですが、かなり待ってもそれ以上の根が出て来ず。暖かくなってきた6月中旬、思い切って土に移植してみることにしました。
が、その後も新芽が出ず。「失敗してしまったかなぁ」と思っていたら、ある日、移植後は下を向いていた葉がすべてきれいに上を向いていることに気づき(葉は光の差す方向に葉を向けます)。
おお、フォスターがんばってる〜!
と、毎日観察していると、梅雨入りして間もなくの6月下旬、新芽が少しずつ伸びてきました。
脇芽が葉を広げてきたところ。見づらいですが、奥の小さな葉のさらに奥に小さな芽があります。それが枝を伸ばして、その先にこんな葉を2〜3枚ほど付けるかたちで成長していきます。
新芽が出てきておよそひと月後、7月中旬のフォスター。
新芽がぐいぐい伸びてきた!
さらにひと月後のフォスター
土に植え替えてからひと月半、8月中旬のフォスター。
先だけでなく、地面に近いところからも葉が出てきました。
かわいいですねぇ。
そして現在のフォスター
9月上旬。背丈は2倍くらいになりました。
上から見ると、上へ上へと伸びている感じがよく分かります。
これが小さな鉢でなく、しっかり地面に移植してあれば、成長速度はさらに早くなるでしょうね〜。妄想記事で書いた蔦で家の一部を覆う計画は、思った以上に時間をかけずに実現できるかも知れません(もし家を建てて実行すればね)。
その後のフォスター
不定期に成長の記録を追加掲載して、更新していきます。
<2015年10月19日>
ようやくラティスに届きました。
<2015年11月2日>
冷え込んできましたが、フォスターの成長に陰りは見えません。
<2015年12月5日>