ククサ(Kuksa)

先月に娘が生まれ、キャンプ仲間が心温まるプレゼントでお祝いをしてくれました。アウトドアブランドのおくるみや洋服、木のおもちゃなど、驚くほどセンスの良いものばかりで、トム(妻)と一緒にとても喜んでいるのですが、その中にククサ(Kuksa)という木製のマグカップが。

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CAMP HOUSE/ククサ-KUKSA

トムは以前からククサに注目していたそうなのですが、僕はあまり関心がなく。しかし、贈り物としてもらい、どんなものだろうと調べてみると面白い製品だったので、備忘録というか自分のためのまとめのような感じで書いてみることにしました。

フィンランドの伝統的な贈り物

ククサはフィンランドやスウェーデンなどで伝統的に作られている木製(主に白樺)のマグカップ。北欧地方の原住民族であり遊牧民であったサーミ人たちは、このククサを腰から提げて暮らしていたのだとか。

アルプスの少女ハイジのおじいさんが履いてる靴も、こんな感じでしたよね?

さて、ククサの入手方法ですが、自分で買ったり作ったりするのはNG。なぜなら不幸になってしまうからです。では何が正解かと言うと「プレゼントで貰う」の一択! 贈られた相手は幸せになるそうです。

ギフトを贈りあうホリデーシーズンにぴったりですね。

ちなみに、僕の娘がいただいたのはKoivumaa(コイヴマー)というメーカーのククサ。家族3人で揃えたくなり、現在、トムとどれを贈りあうか思案中。

現代のククサ

そういえば、Moonlight GearさんのWEBサイトを眺めていたら、「現代のククサ」と呼ばれる商品を発見しました。「KUPILKA(クピルカ)」という製品だそうです。


出典:Moonlight Gear

伝統的なククサは、食器用洗剤で洗ったり食洗機を使用するのはNG。しかしこの「現代のククサ」はナチュラルファイバーコンポジットベッセルという舌を噛みそうな名前の素材でできていて、ふつうの食器と一緒に洗えるとのこと。

さらに、80gにも満たない軽さと、ちょっとやそっとじゃ壊れない堅牢さも魅力。

ただ、個人的にはやはり伝統的なククサのほうが好きですね。なんかこの「現代のククサ」を見ると、映画「ベン・ハー」で倒れて死にそうになっていた主人公ベン・ハーに、イエス・キリストが水を与えるシーンを思い出します。その水が入っていた柄杓みたいな容器にすごく似ているもので(リンクの写真は、逆に、磔になるキリストにベン・ハーが水を与えるシーンですが)…。

そんなこんなで、メリークリスマス 🙂

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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