マキタの充電式草刈機を買ってみた
突然ですが、草刈機買いました。マキタの充電式草刈機 MUR368UDG2です。
前々から欲しいなと思っていたんですが、現在マキタが実施しているかなりお得なキャンペーン(後述)を機に、ついにゲットしました。
実のところ、草刈機というアイテムを農家でもない、自宅敷地で草を刈る必要もない僕が買うなどとは、これまで全く想像したことがありませんでした。
だから、今回僕が買った草刈機のスペック(以下)を見てもピンとこなかったですし、正直今もそれほどピンときません(笑)。
電源 | 草刈刃Φ |
---|---|
直流36V(18Vx2) | 255mm |
回転数(min-1)[回転/分] | |
高速:0~6,500、中速:0~5,300、低速:0~3,500 | |
1充電当たりの連続運転時間(目安・金属刃) | |
高速:約1時間25分、中速:約2時間25分、低速:約6時間5分 | |
サイズ | 質量 |
長さ1835mm×幅635mm×高さ437mm | 4.5kg(バッテリ含) |
刈込方式 | |
DCホワイトチップソー |
ではなぜ買ったのかと言いますと、大きな理由としては以下の4つがあります。
R町の土地の草刈りに使う
R町にあるトム(妻)の祖父母の土地。
まだしばらくは畑仕事、果樹仕事を楽しみたいとのことで計画は見送りになりましたが、ここは僕たちがもともとキャンプハウスを建てたいと思っていた土地です。
近年、祖父母が高齢になってきて日々の管理も大変になってきていると聞いているし、プライベートキャンプサイト(PCS)としても使いたいと思っていることもあり、前々から自分たちで草刈りくらいはしたいなと考えていたんです。
もちろん祖父母も草刈機を持ってはいるんですが、重大な事故に繋がる可能性もある危険な道具であるし、ふだん使い慣れていない僕らに気軽に貸してくれるかと言えばきっと「NO」なんじゃないかと。であれば、自前の草刈機を持って自分たちの都合のいい日にR町に行き、サクサクっと草刈りしたいと思っていたわけです。
PCSの草刈りに使う
プライベートキャンプ場(PCS)計画は、言ってみれば他人の土地をタダで使わせてもらう、という図々しいアイディア。利用するだけでなく何かしら貢献できることはないかと考えていました。
実際にPCS候補地をいくつか回って分かったことは、放置され手が掛けられておらず、草ボーボーになっているケースが多いということです。
そもそも草刈りしないとキャンプできないという僕たち都合の事情もあるわけですが、きれいに草刈りできれば土地の所有者にとっても悪い話ではないのかなと。
自宅前の河川敷の草刈りに使う
僕たちが暮らすT町ハウスの前には小さな川が流れています。その河岸に、毎年5月から夏にかけて雑草が生い茂ります。
公的サービスや商工会のような地元組織が草刈りをしてくれることもあるようですが、基本的な景観としては草ボーボー。
が最近、近所の住民の方が自前の草刈機で草刈りをされているのを目の当たりにしまして。自分もそこに参加したいと素直に感じたんですよね。
実はこれが、今回の草刈機購入の一番大きな要因だったりします。
充電式の製品を使ってみたかった
僕は仕事で、主にマキタ製品を取り扱う企業のネット通販支援をしていることもあって、このカテゴリーの製品のことは多少知っています。
ただそれは、情報として知っているだけで、実際の使用体験を伴うものではないんですよね。そりゃそうですよね、持ってないわけですから。
自分でも驚くことに、T町ハウスに引っ越してきて散々DIYを重ね、何百、何千本ものビスを打ち込んできたにも関わらず、電動のインパクトドライバーではなく、そのほとんどを普通のドライバーでやってきたんです。
もちろん充電式の工具を導入したいという気持ちはあったんですけどね。めちゃくちゃ活用できていたはずのインパクトドライバーではなく、いつ使うか分からない、使ったとしても年に数回だと思われる草刈機が僕にとって初めての充電式製品になるなんて、本当に不思議な話です(笑)。
とはいえ今回の充電式草刈機の購入にキッカケ、経緯がなかったのかと言えばそういうわけでもなく。
先述したとおり、仕事を通じてマキタの充電式電動機具/工具にふだんから触れているということもあるのですが、現在マキタ社が実施しているキャンペーンがかなりの後押しになりました。
どういうキャンペーンかと言いますと、エンジン駆動の製品(草刈機、チェンソー、ブロワ、ヘッジトリマーの4カテゴリ)を、どのメーカーの製品でも(壊れていても)いいのでキャンペーンを実施している実店舗に持ち込めば、それを下取りしてくれて、購入した製品に付いている数だけ余分にバッテリーがもらえる、というものです。
僕の買ったMUR368UDG2は18V/6.0Ahのバッテリー(BL1860B)がもともと2つ付いているので、同じバッテリーが更に2つもらえるというわけなんですね。
このBL1860Bは単体だと1万4000〜1万8000円あたりで販売されてますので、安値で計算しても2万8000円に相当するんですよね。スゴくないですか(宣伝みたいになっちゃってますが)。
草刈機という製品は年中、毎日のように使うものではないので、付属しているバッテリーが遊んじゃいますよね。
先に書いたとおりバッテリーは高いモノなので、消費者心理としては高いものを遊ばせておくのは勿体ないと感じちゃうんですよ。
持っているバッテリーの適合製品であれば、次からは本体だけ買えば(バッテリーがセットになっていないので比較的安価)すぐに使えるわけです。
例えば僕ならば、DIYに使えるインパクトドライバーや丸ノコ、薪づくりに使えるチェンソーなんかですかね。
有名な「プリンター商法」は、プリンター本体を安く買わせて消耗品であるカートリッジを高い値段で繰り返し買ってもらうことで利益を得るビジネスモデルですよね。
マキタの戦略は真逆で、高いバッテリーを買ってもらって、それを中心に本体を安くたくさんの種類を買ってもらうという。面白いですよね。
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というわけで今年の夏はたくさん草刈りしたいと思ってます!