モンベル アルパイン ダウンハガー800 #0を買ってみた
「シュラフを調べてみた」という記事を書いてから半年が経ってしまいました。
「今年の冬はキャンプできなさそうだし、シュラフを買うのは来年でいいかな〜」と考えていたんですが、とある事情で今、自宅でも「コット×シュラフ」の組み合わせで寝ておりまして……最近、かなり寒くなってきたのでシュラフ2枚重ねという情けないスタイルで寝ているわけです。
そうこうしているうちに、1泊だけキャンプに行かれることになり、年内にキャンプ納めできることになりました。となると当然、冬用のシュラフも買わなければいけません。もうこんなダサ過ぎる寝床で寝るわけにいきませんから…
というわけで、「モンベル アルパイン ダウンハガー 800 #0」を買ってみました。最終的な決め手は、やはり、僕の(とんでもない)寝相の悪さを吸収してくれる「スパイラルストレッチ™システム」です。
これで、ようやく、冬キャンプにおける就寝環境が整ったことになります。
モンベル アルパイン ダウンハガー800 #0
一応、スペックを整理しておきます。
型番 | 1121788 |
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使用可能温度 | コンフォート:-7度、リミット:-14度 |
ダウンの品質 | 800FP グースダウン |
ダウンの量 | – – – |
表面の生地 | 10dn バリスティック® エアライト |
使用時のサイズ | 適応身長/185cm、肩幅/76cm |
収納時のサイズ | φ19×38cm(8.6L) |
重量 | 1,260g |
価格 | 47,520円 |
届いた時、すごく細長い箱に入っていたので「もしかして商品間違ってる?(汗)」と。開けてみるととても収納サイズの高さ38cmとは思えない、細長い物体が。でも、届いたのは間違いなくモンベル アルパイン ダウンハガー800 #0でした(一度出してから再度スタッフバッグに入れたら、だいたいスペック表にある数字くらいになりました)。出荷時はあまり圧縮してないんですね。
写真は取り出して入れ直した時のもの。となりに置いてあるのは同ブランドの#4。大きさが全然違いますね…。ちなみに今、#4という製品は売ってないようです。ホテルやアパートの部屋番号に4がないのと同じ理由なんでしょうか?
まずは家で使ってみた
スタッフバッグから取り出して、HelinoxのCot Oneの上に置いてみます。今まで使っていた#4よりも、顔を出す箇所が明らかに狭く作ってありますね。
内部を見ると、ヒダのようなものがあります。
これは首部分から冷気が入るのを防ぐためのカラーで、ドローコードも。この写真では分かりませんが、同じ目的でジッパー部分にもダウンの入ったチューブが付いています。
さすがは寒冷地使用のシュラフ。冷気の侵入と内部の暖気漏れ対策がしっかりされてますね。
届いた夜、早速これで寝てみました。
室温は15度前後。(シュラフにはやや不似合いの)一般的な冬用のパジャマで寝ましたが、夜中、暑くて目が覚めました。当たり前ですが、#4とは比べものにならない暖かさですね。
適応身長は185cmなので、身長168cmの僕では足元に空間が大きく余ってしまうのですが、スースーするという感じはありませんでした。
冬キャンプで使ってみた
実際のキャンプで使ってみました。当日夕方のコンディションは曇り時々雨、最低気温は3度。
テント(The North Face Mountain 35)に、Helinox Cot Oneを置き、その上にエーデルワイスのマット、そしてシュラフです(ちなみにHelinox Cot Oneの上に直接シュラフだとつるつると滑ってしまうので、間にマットを挟むのがベターだと思います)
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就寝時の服装は上下ともサーマル素材、長袖Tシャツとズボン下です。
12時頃に就寝して、6時半頃に明るくなってきて目が覚めるまで、寒さなどで目を覚ますことなく熟睡! これまでのキャンプでもっともしっかり眠れたかも知れません。
やはりシュラフは、キャンプでの睡眠の品質に大きな影響を与えますね。
いや〜、来年実施予定の雪上キャンプが俄然楽しみになってきました!