モンベル スペリオダウンパンツを買ってみた
恩原高原での雪中キャンプは終わったのに、あまりに楽しかったせいか、参加者みんなの心は今も恩原高原に置かれたまま(笑)。で、振り返ってよくよく考えてみると、このたびの雪中キャンプの満足度を高めてくれた縁の下の力持ちが、キャンプ直前に慌てて買い足した「モンベル スペリオダウンパンツ」だったなーと。
下は雪中キャンプの最後に撮影した集合写真なのですが、見てください、この下半身のモコモコ着膨れ状態を(上半身もモコモコですが)。
股引、モンベル スペリオダウンパンツ(以下、ダウンパンツ)、イージーパンツの3重履きではモコモコになって当然なのですが、とにかく、気温がほぼ氷点下だった環境で全く寒さを感じることなく活動できたのは、ダウンパンツのお陰だったと思います(楽しすぎて寒さを忘れていたということもありますが)。
ちなみに上半身は肌着、モンベル スペリオダウンラウンドネックジャケット(以下、ダウンジャケット)、ネルシャツ、シェルジャケットと4重。シェルジャケットは非常にライトなつくりのものですし、4枚重ね着という数字からイメージするよりは薄手な仕上がりだったと思いますが、下半身同様寒さは感じず。やはり、肌に近いところにダウンジャケットをレイアウトする重ね方は暖かいなと実感しました(プラス、バラクラバが本当に暖かかった!)。
モンベル スペリオダウンパンツ
このモンベルのダウンパンツは、ダウンジャケットと同じく、インナーでの着用を前提に購入。
出典:Amazon
ダウンの使用量
モンベルのダウン製品は、スペックにダウンの使用量(重さ)の記載がありません。
が、印象としては、ダウンジャケットに比べてダウンの封入量が多い気がします。ダウンパンツ(左)とダウンジャケット(右)の両者をたたみ、並べて置いてみました。
このように、ロフト(嵩高)もダウンパンツの方がなんとなく高いように思えます(たたみ方によって高さに差が出ないように留意しています)。
とはいえ着用していて「ブ厚いなぁ」という印象は一切なく、タイト目のパンツでにも、インナーとして履くことができます。圧縮されて体積を抑えやすいダウンならではでしょうか。
その後、体温で温められると膨張してロフトを増し、上に履いたパンツに密着します(で、モコモコに)。
縫い目とダウン漏れについて
先輩ユーザーたちからの声に時々見られるのが「縫い目が雑」とか「ダウン漏れがある」といった内容です。
前者はもちろんNGとして、後者はダウン製品には多少はつきもの。特に軽さを追求した製品では、構造や縫製をギリギリまでシンプルにしていることもあって、生じがちです。
さて、僕の手元に届いたダウンパンツはどうでしょうか? 縫い目をクローズアップした写真を掲載してみます。
評価基準が曖昧ですが、個人的には「縫い目が雑」という印象はありません。また、わずかにダウン漏れも見られましたが、気になる程度ではありませんでした。生地が黒いから目立ちやすい、というのはあると思います。
以上、ダウンパウンツのことについて簡単に書いてきましたが、まとめると、総じて良い製品であり、使用後の満足度はとても高いです。
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雪中キャンプが終わってから、その暖かさを実感し、ダウンたちを着用して眠るようになりました(トム(妻)が不要だと言ったもので)。
これまで掛けふとんだけで寒さを感じてなく、特に就寝環境については問題ないつもりでしたが、眠りの質が高まったと言いますか、ぐっすり眠れた感が高まった気がします。
問題を感じていないからと言って、改善する点がないわけではないんだなと感じた次第ですが、とにもかくにも、このダウンパンツ(とダウンジャケット)、キャンプ以外でも冬の間はしばらく活躍してくれそうです。