焚き火台を自作してみた [情報収集編]
今日は9月の大型連休、世に言うシルバーウィークの最終日ですが、僕はと言えば、ようやく数日続いた高熱と頭痛から解放され、久しぶりに裏庭に出てウンベラータの取り木の進捗状況を確認できた、午前中はそんな悲しい感じで終わりました。これで5連休が終わるのも悲し過ぎる、ということで、本来は連休前半に予定していた焚き火台づくりを進めてみることにしました。
世の、自作の焚き火台、いろいろ
前回の記事で、自分が愛用している焚き火台、友人が所有しているもの、その他気になるアイテムなどをピックアップしました。
今回は、すでに世の中に存在する一般のキャンパーたちが自作した焚き火台を集め、勉強したうえで、aw(僕のことです)オリジナルの焚き火台を考えてみたいと思います。
蒸し器を活用したタイプ
自作の焚き火台を調べてみると、意外と多いのがステンレスの蒸し器を使ったタイプ。蒸し器はホームセンターなどで簡単に手に入るし、しかも安い。最大のポイントは、特に加工しなくてもそのまま焚き火台になる、ということでしょう。
出典:今日の独り言
こちらの作品は、収納時はコンパクトになるL字型の金具を取り付けて高さを確保されています。蒸し器を閉じれば、薪や炭が風に飛ばされるのを最小限に抑えることができるかもですし、焚き火台に向いてますよね。
ユニフーレムタイプ
UNIFLAMEファイアスタンド2を参考にして自作してる人も多いです。
脚となる3つのポールの結合方法は人それぞれでしたが、いずれもなかなかにテクニカルな感じ。こうした作業に慣れてる人、上級者向けの焚き火台ですかね。
テーブルタイプ
かなり強引な感じなのが(笑)、こちら。
BBQの焼き網にローテーブルの脚を取り付けたもの。脚は折りたためるので、収納もコンパクト(笑)。
ヘビー級タイプ
そして最後はこちら。
出典:ペンペンの日記
携帯はおろか、ちょっとした移動も面倒くさそうな(笑)、迫力の超重量級の焚き火台です。なぜ、自動車のタイヤ用ホイールを使おうと思ったんでしょうか?
他にもいろいろなオリジナル焚き火台がありましたので、ぜひ「焚き火台 自作」で画像検索してみてください!
aw焚き火台
さて、僕が自作する焚き火台ですが、「作ってみよう」と考えはじめた時点で、デザインやコンセプトなどあらゆる点において、実はノーアイディアでした。
そこで、いろいろ検索して良さげなものがあればコッソリ真似してつくってみようと思っていたわけですが、完成度の高いもの、格好いいものは出てくるものの、意外と「コレを作ろう!」というものが見つからず。
横着するのは止めて、まずはコンセプトから考えてみることにしました。
aw焚き火台のコンセプト
どうせ作るなら、現在愛用しているsnow peakの焚き火台にはない特徴を持つものを。となると、1) 軽くて、2) コンパクトに収納できる、という2点は外せません。所有しているsnow peakの焚き火台はちょっと小さめなので3) できるだけ大きくという、前述の外せない2点とやや矛盾する希望もできれば含めたい。
そのうえで、せっかく自分でつくるのであれば、4) 低コスト、5) 材料が簡単に入手できる、6) 簡単につくれる、7) それなりに見栄えが良い、といった点もクリアできればと(他にクリアするべきポイントなんてあるのか?笑)。
もし良いものができて、もし誰かが「俺もこれ作ってみたい」と思った時に、「見た目が好きじゃない」というのは仕方ないけれど、「材料費高いな」とか「特別な工具がいるから無理だわ」とか「ちょっと技術レベル高過ぎィ!」とか(←僕が作る時点であり得ないんですが)、そういう理由で作れない状況にはしたくないなと。
そんなこんなでオリジナルの焚き火台を考えはじめてひと月ほど。あるアイディアが閃きました! 詳しくは次回。
焚き火台を自作してみた [制作編]わざわざ7つも条件を立てて臨んだオリジナル焚き火台づくり。条件をクリアできているかはさておき、とりあえず試作品をつくってみました!はてさて。