木製テラスに防腐剤を塗ってみた(手間を楽しむ)
週末、庭にある木製の小さな階段状のテラスに防腐剤を塗布しました。毎年、春になると行う作業です。
このテラスの上には1年のうち3/4くらいはタープが張られているんですが、風が強くなり雪も降る冬場は外しているので、テラスは雨や雪、そして紫外線にさらされます。
その冬が過ぎて暖かくなり、そろそろテラスの上にタープを張り、洗濯物を干したりと何かしら庭を使う時期の直前に(つまり今です)、テラスに防腐剤を塗るのです。
一年前に防腐剤をしっかり塗ったはずのテラスは、いかにも疲れた表情になっています。
ホウキではき、雑巾をしっかりかけたあと、防腐剤を2日ほどかけて二度塗りします。
作業終了。
タープで守られていることもありますが、この定期的な防腐剤塗布によって、間もなく5年目を迎える割にはまだまだ元気そう。あと5年くらいは頑張ってほしいなぁ。
生活にかかる手間を楽しむ
こうした作業、ふだん暮らしていくための手間は、僕にとっては楽しみの一つです。
ごくふつうの内容ですが、例えば以下のような感じでしょうか。
- 石油ストーブの清掃・メンテナンス
- 季節家電(扇風機やエアコン)の清掃・メンテナンス
- 食器や調理道具の清掃・メンテナンス
- 包丁・ナイフを研ぐ
- テーブルや椅子などの家具を磨く
- 庭の除草・木の剪定
- 住宅の簡単な補修(今回のような作業ですね)
- 靴を洗う・靴を磨く
今は料理や掃除、洗車などはもちろんですが、キャンプで使ったテントのメンテナンスまでサービス化されている時代ですので、わざわざ自分で労する必要はないのかも知れません。
ですが、以前書いたように僕は、田舎暮らしを楽しむなら何でも屋になるのが一番だと考えているので、こうした雑用も自分で楽しめる方がいいと思ってるんですよね。
仮に作業に失敗したとしても、プロの仕事と比較すれば中途半端な仕上がりだったとしても、自分でやることでモノそのものや暮らし全体に対して愛着が湧いてきますしね。
「自分(たち)でやる」の範囲を決めるのはもちろん自分たちですが、今後それを広げていくために必要な知識と技術を学びつつ、生活の中で実行するための時間を見つけていきたいな〜と思っています。