パタゴニア ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック
今日は僕がメチャクチャ愛用しているバッグをご紹介します。
Patagoniaの「ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック」です。
本当に使わない日はないくらい毎日使ってるこのバッグ、出会いもよく覚えています。
数年前に東京に一人で遊びに行った時のこと。かつて通っていた曙橋のアトリエにふらっと寄り、そこから甲州街道を新宿に向かって歩いていたのですが、カバンを持っていなかったので財布やスマホを手に持っていたんですね。
その状態で何キロも歩いたので疲れてしまい、とにかく何でもいいから財布とスマホが入るくらいの小さなバッグを買おうと、新宿駅南口のアウトドア用品店に入って買ったのがこのバッグでした。
こういう雑な出会いが、意外と長い付き合いになるんですね(笑)。
しかし購入時は、使っていた財布とスマホがギリギリ入るくらいのサイズで取り出すのも面倒な感じだったので、鳥取に帰ったらきっと使わなくなるだろうなあという予感しかありませんでした。Amazonなどのレビューを読むと「小さ過ぎる」といった理由で低評価をつけている方もおられますし。
ところが、使用頻度「超高」に
ところが、僕の予想に反して、鳥取に帰ってからかなりの頻度で使うことになります。
僕がふだん外出する際の持ち物は、用事の内容によって多少変わりはするものの、おおむね次のようなものです。
左上から小銭入れ、カードケース、車のキー、スマホ2台
マシューの散歩をする時なんかはスマホしか持ちませんし、歩いて外出する時は車のキーもありません。小銭入れも持たないことも多いです。まあ、多くてこの5つ。
その5つがこのとおりスッポリと入って、まだ余裕があります。
数年前から財布を持つのを止め、カードケースにクレジットカードと最低限のお札だけを持つようにしてから、さらにこのバッグの利便性が加速しました。
このバッグから取り出しづらいと感じていた財布が持ち物リストから消えたので、このバッグを使わない理由が完全になくなったんですよね。
本当にふだんの生活ではひたすらこのバッグを使っているんですが、当然キャンプでも活躍してくれます。
虫除けや虫刺され、絆創膏やライトなど常に携帯しておきたいものを入れておくのにピッタリですし、ファイヤースターターやマッチなどを一時的に身につけておくのにも重宝します。
また、ジョギングする時にスマホを持っておきたいけどパンツにポケットがない、あっても邪魔になるといった時にもこのバッグで問題解決です。
次の写真のように襷掛け式にするのですが、バッグをより高い位置(胸あたり)にしてベルトをしっかりと締めておけば、体に密着+固定されるので揺れて邪魔になることもないし、ランニングアプリの音声などもよく聞こえます。
僕の最近のお気に入りは、動画撮影の仕事の時などに下の写真のように腰に巻き、撮影用の小物を入れておくといった使い方ですね(製品名から考えると、この装着の仕方が王道なんですかね)。
画像出典:2点ともPatagonia
カメラに装着する広角レンズやマイクを収納しておいたり、ハンディカメラを使わない時に入れておいたりでき、本当にめちゃめちゃ便利です。
旅行でも、パスポートや小さなガイドブックなどを入れておくのに重宝するんじゃないかなぁ。
小さくなる
さて、この記事を書くためにあらためて「ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック」をチェックしていたら、とある機能を有していることに初めて気が付きました。
このバッグのメインコンパートメントの内部にはもう一つ小さな収納部分があります。
この内部に、なんとPatagoniaのタグが縫い付けられているではありませんか。
なぜこんなところにタグが……? と思ったのですが、どうやらこのバッグ、全体をここに突っ込んでしまうことでコンパクトに持ち運びできるようなんです。
こんな感じですね
どれだけのユーザーがこのように使っているのかはかなり疑問ですが、本製品の最新モデルではメインコンパートメント内部の収納部分は割愛され、バッグ前面にある小ポケットにその機能は移譲されているようです。
とにかく小さいバッグですが、そのことを承知のうえで所有し、これに入るものしか持たないと割り切れば、これほど便利で愛すべきバッグはありません。
かなりオススメです!(色違いが欲しい!)