耐衝撃・防水・防塵ケース PELICAN 1170HKを買ってみた

最近、仕事で動画撮影する機会が増え、小さなカメラやマイクなどを持ち歩くことが多くなりました。


と言ってもYouTube用動画なので、この程度ではありますが

移動時は個々の機器の専用ケースに収めてカバンに入れているから安心とはいえ、一個いっこ取り出すのが面倒なのと、撮影機器一式を広げて置いておいて必要な時に必要なものだけサッと使えるような環境にしたいと思っていたので、これを機に、以前から気になっていたPELICAN(ペリカン)のケースを購入してみました。

PELICANは防護ケースの代名詞的存在で、耐衝撃、防水、防塵といった機能を持つ、内部のモノを外部の衝撃から守ることに特化したケースです。

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このPELICANのケースを買った理由はもう一つ、キャンプでも使えそう、という点。

スマホはもちろんですが、前出の動画撮影用カメラ、デジタル一眼レフ、(我が家は持ってないですが)携帯ゲーム機やタブレット、(稀にラップトップパソコン)など、キャンプに持っていく電子機器類は結構多いですよね。

こうしたものを一つのケースに入れておくことで所在も分かりやすくなりますし、突然の雨による濡れや土埃、粉塵などから守ることができるかな〜と思ったわけです。

PELICAN 1170HK

といわけで、こちらが僕にとって初めてのPELICANとなった1170HKです。


なんだかレゴが入っていてもおかしくない佇まい(笑)

サイズ 内寸/長さ268×幅153×高さ80mm(内装材を除く)
外寸/長さ296×幅212×高さ96mm
重量 フォームあり/約950g
フォームなし/約890g

はい、このサイズですから、デジタル一眼レフやトップトップパソコンは入りませんね(笑)。

初めてのPELICANということもあって(お値段もなかなかですし)、今回は動画撮影用機器を収めるためのサイズを試してみて、良さそうだったら大きなサイズを追加購入してキャンプで使ったり、別の用途でも検討してみたいと思っています。

さて、PELICAN初心者の僕が、少しだけPELICAN独自の機能を説明してみます。

テコの原理で楽に開閉できる
「ダブルスローラッチ」
内部の気圧を調整して塵や埃、
水分の侵入を防ぐ「自動気圧調整バルブ」

ダブルスローラッチは、閉じる時はカチッ! とかなりしっかり閉まる感じの感触、音がするんですが(しっかり閉まってる感じって、こうした防護ケースでは重要な要素ですよね。カギをかけたことがハッキリと分かるドアがお店のトイレにとって重要なように)、ほとんど力を使わずに開けることができます。

内部はこんな感じ。

フタの裏側は凹凸状のフォーム、収納部にはカット用の切れ目が入った分厚いものと底敷き用のもの、2枚のフォームが入っています(底敷き用フォームを外して写真を撮ってしまったのでフォームの高さが少し下がっていますが、実際は収納部の容量いっぱいのフォームが入っています)。

この切れ目の入ったフォームを収納するアイテムの形状に合わせてカットすることで、アイテムの揺れや外部からの衝撃を最小限に抑えることができます。

めちゃ上手に収納してるなぁ!

ということで僕もフォームをカットして、撮影道具を収納してみました。

…… ゥ〜ン(汗)。

衝撃からしっかり保護すべき機器が小さなカメラだけであり、またその他のアイテムを収納するためのスペースにそれほど余裕がなかったため、このような収納具合になりました。

正直、あまり格好よくないですが、まぁ良しとしましょう……。

実際に使うのはこれからですが、すでにかなり気に入っているので、色違いやサイズ違いなど、試してみたいと思っています。

創業者 Dave Parker

今回、実際に製品を購入するまで、PELICANというブランドと僕の生活には接点がありませんでした。

そこでポチってから製品が届くまで、PELICANのWEBサイトでブランドヒストリーなどを読んでいたんですが、ちょっと気になる箇所を発見してしまいました。

ペリカンプロダクツ社はデーブ・パーカーと妻アーリンによってカリフォルニア州トーランスのガレージで1976年に設立されました。熱心なスキューバダイバーであった11歳のデーブ少年は、浸水したり壊れたりしない頑丈な懐中電灯とケースの必要性を痛感し、市場に出回っているどの製品よりも素晴らしい製品を作ろうと心に決めました。何年にもわたる試行錯誤の結果、ダイバー用フロートであり、特許第一号となるPelican Float™(ペリカンフロート)を世に送り出し、ペリカンプロダクツ社はとうとう現実のものとなったのです。
— 出典:ペリカンブランドストーリー

「おー、創業者のDave Parker(デーブ・パーカー)さんはスキューバダイバーだったのか〜、しかも製品第一号がフロートとはマニアック〜」なんてさらっと読み流していたんですけど、Twitterにこんなツイートが。

(訃報を知らせるツイートに対して不謹慎なのですが)え? デーブさんって1936年生まれなの? PELICANの創業は1976年だから、氏が40才の時。でもこのヒストリーには、11歳の時に頑丈な懐中電灯とケースの必要性を痛感し、何年にもわたる試行錯誤の結果、製品を生み出したとあるから……え! 29年間も試行錯誤してたの? と思ってしまったわけです。

もちろんきっとそんなハズはなく、いろいろデーブさんの人生には紆余曲折あってのPELICAN創業だと思うんですけどね。

R.I.P Mr.Dave Parker

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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2件のフィードバック

  1. siore より:

    自動気圧調整バルブとダブルスローラッチの写真が逆のような…?

    pelican、物はいいんですけどお高いんですよねえ。
    あと見た目より物が入らないw

    • aw より:

      sioreさん、いつもコメントありがとうございます 🙂

      PELICANケース、おっしゃるとおりで、気軽に追加できるお値段ではないですね(笑)。

      サイズも購入時にチェックしているつもりですが、届いた時の「あ、思ったより小さい」感はかなりありますね〜。無意識のうちに、高いものは大きいなんて思ったりしているのでしょうか(笑)。

      (写真のご指摘、ありがとうございます。修正しました!)

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