年末極寒父娘キャンプについて考えてみた

先日娘に「何をしている時が一番楽しい?」と尋ねたら、意外な答えが返ってきました。「キャンプしてる時」と言うのです。

確かにキャンプをしている時は楽しそうにしているし、「あとn日寝たらキャンプだね〜」なんて言いながら楽しみにその日が来るのを待っていますが、ふだんは自宅の中で過ごすのが好きだし、インドアな感じで育ってくのかな〜と思っていたんですよね。

これはもしかして早くも小学1年生にしてキャンプ好きの父親に忖度しての発言なのか? と訝しんだ僕は、「じゃあ年末、すごく寒いと思うけどキャンプ行ってみる?」と聞くと、「うん! うん!」と嬉しそうに返してくるではありませんか。

寒がりやのトム(妻)に極寒のキャンプに参加してもらうのは厳しいので、必然的に僕と娘の2人になるなぁ、でも娘も友だちがいた方がより楽しめるだろうしなぁと、一歳違いの娘さんがいる友人に声をかけてみたらOK! とのことで、再びの父娘キャンプと相成りました。




なにはともあれ、防水・防寒

子どもって、どんな環境でも遊んでいる時は全てを忘れて集中し、後になって「濡れた」「寒い」「しもやけになった」みたいなことになりがちですよね(当然、僕もそうでした)。

家だとできること……ひとしきり遊んだ後に温かい風呂に入ったり、暖房のきいた部屋で食事したり、羽毛ふとんにくるまって眠ったり……ができませんから、雨や雪が降っていても、できれば体を濡らしたくないし冷やしたくもありません。

就寝は小さなテントに極厚マット、モンベル#0を3つにフリースシュラフ、食事場所は石油ストーブをインしたサーカスなどなど、できるかぎり環境は整える予定ですが、大人だけのキャンプ以上に防水・防寒対策の配慮と準備が必要だと感じています。

というわけでまず上着、靴下、ブーツをあらたに購入しました。

上着はユニクロのウォームパデッドウォッシャブルパーカ


注:娘ではありません笑。そしてこの画像のジャケットのカラーはネイビーです(画像出典:ユニクロ

娘は防寒着に昨年買ったダウンのコートを持っていますが、通学に使用しており(それを見越して色も選定)汚したくないので、ふだんの外遊び着として気軽に使えて洗いやすいこちらのパーカを購入。最初は「青がいい」と言っていた娘も、最終的には汚れの目立ちにくいブラックを選んでくれて、ほっ。

このジャケットの下にフリース、雨や雪なら上にモンベルのポンチョを羽織ってもらう予定。

モンベル ポンチョ
数年前に買ったモノなので、やや小さくなってきました

いちおう上下セットのレインウェアも持参します。

地面から伝わる冷気を遮断するために重要なのが靴ですが、彼女はいわゆるフツウの長靴しか持ってなく、先述のパーカとあわせて買った厚手の靴下と組み合わせてもやはり冷えるだろう、ということでHAWKINSのキッズウインターブーツを新たに購入。

HAWKINS ウィンターブーツ

ふだん、靴に興味がないのか靴屋では全く集中できず試し履きも嫌がる娘が、「コレがいい」とすぐに指差し、2サイズほど試して決定というスピード購入でした。

このテのデザインのブーツといえばSORELが有名ですが(元祖はL.L.Beanだと思いますが)、キッズサイズは19センチから。娘にはまだちと大きいんですよねぇ。

SOREL ユートパック
この色なんかイイですねぇ

朝、起きた時が一番寒い

これまで考えてきたのは、起きている時の防寒対策。

僕自身の経験では、冬キャンプでもっとも寒さを感じるのは朝起きて着替える時

カチコチに凍ったショベル
朝起きたらショベルがカチコチに凍ってた(「恩原高原に雪中キャンプに行ってきた ’20」)

ふだんの生活でも、冬の朝ふとんから出るのが苦手に感じてる人は多いと思いますが、ポカポカのシュラフから出るのは本当に大変なことなんですよね(笑)。

二人寝てるとはいえテントの中の温度は外気温とほぼ変わらないでしょうし、しかもその気温は(おそらく)0度前後という非常に厳しい状態。

ふだんは朝、僕が先に1階に降りて部屋を暖めているし、学校の制服もエアコンの温風で暖めてから着るような人なので、果たしてシュラフから出て着替えることができるかどうか……。起きた後に楽しいこと(トランポリンで遊ぶとか)が待っているなど動機づけとなるものがあれば動けるんでしょうけどね(笑)。

防災も兼ねて容量小さめのポータブル電源(↓)を新たに購入し、自宅の脱衣所で使っている小さなヒーターの使用も検討しましたが、計算してみると10〜20分ほどしか稼働させられないため、このアイディアはボツ(大容量電源を買えばいいんですが高過ぎます)。

予約した区画にはACがあるみたいなので、最悪それを活用するかもですが、オヤジの勝手な考えとしては、キャンプでは日常生活で使う生活インフラはなるべく使わない経験をさせたいんですよね(じゃあ、流しやトイレなどはどうすんだという声もあるとは思いますが)。

なにかしら流れ的な — その日に着る服をシュラフの中で暖める → 服の背中やお腹あたりにホッカイロを貼り付けてから着る → 温めたミルクを飲む — みたいな感じで極寒の起床をサポートできればと考えています。

が、ここはもう少し考えますかねぇ。

アイテム一覧

自分の備忘録として、極寒父娘キャンプのアイテムリストを掲載しておきます。

防水
ポンチョ レインウェア(上下)
防寒 ※は着替え用も準備
ウォッシャブルパーカ フリースジャケット
ニットキャップ 手袋(防水用、毛糸の2種)
厚手の靴下 ウィンターブーツ
ホッカイロ(貼るタイプ) ヒートテックの肌着
就寝具
モンベル ダウンハガー #0 モンベル バロウバッグ #0
モンベル ファミリーバッグ #0 コールマン フリースシュラフ
コールマン スリーピングマット サーマレスト ピロー
ネックウォーマー 腹巻き
食事時
サーマレスト Zライトソル(椅子に敷く) 焚き火用耐熱シート(足下に敷いて冷気を遮断)
その他
魔法瓶(温かいお茶を入れておく) ブランケット(2枚くらい)

自分だけが行く雪中キャンプと違って何もない山の中ではなく、設備の整ったキャンプ場なので、しっかり検討・準備することは前提としつつも、あまり気負わず楽しんできたいと思います。

・・・

クリスマス前後の寒波による積雪で、予約していたキャンプ場も臨時休園になるほどの大雪、道中の主要幹線道路が通行止めになっていることなどから、今回のキャンプは実施を見送りました。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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2件のフィードバック

  1. curu-curu より:

    awさん、こんにちは! 娘さんのキャンプ好き発言、嬉しいですね☺️
    冬にキャンプに行くとき、我が家で人気のあるアイテムは湯たんぽです。我が家で使っているのは金属製のもので、ストーブに直接載せて温めています。少し嵩張るのが難点ですが、シュラフに入れておけば朝まで暖かくて、お湯の出ないキャンプ場でも湯たんぽのお湯を使って顔を洗ったりもできるので良いですよ。普段の生活でも活躍しています。

    • aw より:

      curu-curuさん、こんにちは!😄

      そうなんですよ、夜寝る時に「あ〜、布団サイコー」とか言ってるし(笑)本読んだりタブレットでゲームしたりするのが好きなので、冬キャンプ一緒にできるとは思っていませんでした。そういえば雪遊びは大好きなので、そのあたりに動機があるのかも知れません。

      湯たんぽ、定番ですよね! 娘は(そして僕も)非常に寝相が悪く、いつも湯たんぽを蹴っ飛ばしていて、朝起きるとベッドの下に落ちているのが常なのですが(ゆえにここ数年は使わなくなっておりましたが)雪中キャンプでは試してみる価値はありそうですね。翌朝の活用方法もナルホド! 持って行ってみたいと思います〜。

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