ポーチを買ってみた
僕が若い頃、今から30年くらい前 — 世はちょうどバブル時代 —、セカンドバッグなるものが流行っていました。
全く関心がなかったので詳しくないのですが、先輩はよく飲み会にHUNTING WORLDのセカンドバッグを持ってきていて、心の中で(ダッセ〜)と思ってました(笑)。
その後あまり見かけなくなったセカンドバッグ、最近ではクラッチバッグという名前で再び若者のファッションにも取り入れられてるみたいですね。
さて、今回僕が買ったのはセカンドバッグならぬ、ポーチです。
ポーチの記事を書くにあたって、セカンドバッグ含め、これらが実際どんなバッグなのかをきちんと理解していないので調べてみました。
先にも書いたとおり、セカンドバッグは最近ではクラッチバッグとも呼ばれているようですが、クラッチバッグは金具付きの「かぶせ」でバッグを開閉するバッグのことのようです。一方、セカンドバッグ「かぶせ」に加えてファスナーで開閉するタイプもあり、ジャンルの幅が少し広いように思います。
いずれもサイズは手で掴んで持てる程度、が共通認識ではないでしょうか(クラッチバッグのクラッチはclutch = 手で掴むという意味です)。
ポーチはセカンドバッグ、クラッチバッグよりも少し小さめのサイズの小物入れとして、またバッグインバッグとして使っている人も多い、そんなバッグです。
余談ですが、セカンドバッグやポーチに限らずバッグを男性が持つ、これは日本ではふつうのことですが、海外(特に欧米諸国)ではまずありえないコト、少なくとも多数派ではないようです※1。
なぜポーチが必要になったのか
1年ちょっと前に、僕「がふだん持っているアイテムはコレ」みたいな記事を書きました。
基本的には今も変わってなく、僕の持ち物と言えば、スマホ、カードケース、車のキーくらいで、あと時々ボールペン。
これらを持っていく場所に小学校が加わった、というのが生じた大きな変化です。
娘が通う小学校のPTA的な組織にクラス役員として参加しており、その集会が定期的に開催されるので出席するんですが、ふだん家でしている格好 — 速乾Tシャツにジョギングパンツ — ではさすがにアレなので、僕なりに少しキレイな服装ででかけるわけなのです(とはいえ、カジュアルな半袖シャツに短パン、とかですけど)。
そんな時、いつも使っているパタゴニアの「ミニ・ヒップ・パック」だと、場にも服装にもちょっと合わないなぁと感じてしまうんですよね。
加えて、法事など慶弔行事ではこのバッグは完全にミスマッチなので(妻が同席する際は持ってもらっていた)、別のバッグが必要だなと感じていて、ずっと探していたんです。
でもなかなかコレ! という出会いがなく、出先でスマホやカードケースを手でがっちり掴んだ状態で持ち歩くという状態が続いていました。
VOLVOのポーチを買ってみた
我が家のファミリーカーの自動車メーカー、VOLVO CARSが運営する通販サイトVOLVO CAR LIFESTYLE COLLECTIONは以前から時々眺めていて、そこに良さげなポーチがあるのは知っていました。
画像出典: VOLVO CAR LIFESTYLE COLLECTION
我が家のVOLVOのシートの色は白ですが、購入時に仕様を検討している時、この飴色(アンバー)のシートもいいなあと思っていたことや、シートを製造する際に出る切れ端を使ってつくられた、いわゆるアップサイクルされたポーチだというストーリーもあって狙っていたんです。ま、狙っていたというか、正確には、そのうち買えたらいいなと思って眺めてた、ですかね。
そうこうしているうちに在庫が切れてしまい、しばらくして在庫が戻ったら価格も33%ほど上がっていたので弱気になり、観察を継続していたら再び在庫切れ。
で先日、XC40の30か月点検の際、ディーラーさんにこのポーチの話をしてみたところ、国内のディーラーにアンバーの在庫があるかも知れないので確認してみますということで待っていたら、やはり無いと。が、確認だけしてもらっておしまいじゃ悪いなあという人情から第2候補だった黒を注文した、という流れでございます。
……長い割に大したオチもない話、すみません(笑)。
そして今日、届きました。
新しいレザーの匂いがしてなんか嬉しい(笑)
有孔のレザーがスポーティな印象です。
以前は、上のアンバーのようにタグは外に付いていましたが、現在は内側に。
“The creation you are holding has been upcycled from finest quality surplus leather used in our VOLVO Cars.We hope you enjoy its new life as a beautiful addition on your own.(この作品は、ボルボ・カーで使用されている最高級レザーの余剰をアップサイクルしたものです。この素敵なアイテムが加わった生活をあなたが楽しめますように)
サイズは、A5用紙を若干大きくした感じ(21×16センチ)。
先述のアイテムがすっきり入って、妙に膨らんだり凸凹したりしないのが嬉しいですね(買う前に紙を同じサイズにカットして検証済み)。
車に乗った時もアイテムたちがバラバラしなくて助かります。
車の中にあれやこれや物が散らばってるのが許せないタイプなので(笑)。
・・・
昔から僕を知っている人なら「えー、お前がこんなん買ったの?」という感じだと思います。まあでも、僕も50歳に近づいてきましたし、一つくらいオトナなアイテムを持っててもいいですよね(笑)。
昔いた集金のオジサンがこんなバッグを持っていた記憶がありますが、まあそれはそっと胸にしまっておきます。
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