ポークたまごサンドイッチ
2020年の大晦日は沖縄をテーマに料理をつくりました。
ラフテー、スパムむすび、ミミガー酢味噌和え、海ぶどう、ジーマミー豆腐、ソーキそば(年越蕎麦)、サーターアンダギー……。Amazon Echoで沖縄民謡を流しながら食べる沖縄料理は手前味噌ですが、なかなかのものでした。
さて、大晦日の年越しに食べるほど僕は沖縄料理が好きなのですが、その理由の一つに、独身時代に沖縄には毎年、年に2〜3回は行っていてよく食べていた思い出の味である、というのがあります。
特にポークたまごが好きで、定食屋に入ると、ポークたまご定食とソーキ蕎麦を食べることが多かったです。
画像出典: DEE okinawa
先日、冷蔵庫に入っていた大晦日の残りのランチョンミート(SPAM)を見て、「そうだ、ポークたまごでサンドイッチをつくってみよう」と思い立ったんです。
で、つくってみたらこれがめちゃくちゃ美味しくて!
ポークたまごサンドイッチ
材料: 食パン/2枚、ランチョンミート(SPAM)1/5缶、玉子/1〜2つ、キャベツ/3〜4枚、ピザ用チーズ/適量、ケチャップ/適量
ポークたまご定食には店によって様々なバリエーションがありますが(*1)、たいてい共通するのは、ランチョンミート、たまご焼き、キャベツの千切りの3つ。これを主材料としたサンドイッチです。
つくり方: 1)ランチョンミートを7ミリくらいの厚さに切る(2〜3枚)。2)キャベツを千切りにする。食感を残したいのでザックリとした千切りで。3)玉子をボールに割り入れ、よく溶き、千切りしたキャベツを混ぜ合わせる。4)3で混ぜ合わせた玉子とキャベツを焼いて、たまご焼きをつくる。5)食パン2枚をトーストしておく。1枚はピザ用チーズを乗せ、チーズがこんがり色付くまで焼く。6)トーストした食パン(チーズのない側)にたまご焼きを乗せる。7)ランチョンミートを両面、しっかり焼き上げてたまご焼きの上に乗せる。8)ランチョンミートにケチャップをかけ、チーズを乗せた食パンでフタをして完成。
玉子とキャベツを混ぜるのは、韓国の屋台料理などで見る”たまごチーズトースト”を参考にしました。
玉子とキャベツを混ぜるのはメリットが2つあります。
一つは千切りキャベツがサンドイッチから落ちなくなること(千切りキャベツを単に食パンで挟むだけだと、食べる時に落下しやすい)、もう一つはふつうに美味いということ。たまご焼きのふんわりとした食感に、千切りキャベツのザクザクとした食感が加わって、食べていて美味しいし楽しいのです。
これがランチョンミートの旨味と塩気とあいまって、本当に美味しい。食べ応えもなかなかのもの。
材料もシンプル、つくるのも非常に簡単! そして実に美味い!
ぜひお試しください!
・・・
その後、日課の(笑)「YouTubeで世界の屋台料理ウォッチ」をしていたら、ポークたまごサンドイッチにそっくりなサンドイッチが(キャベツの千切り、そのまま挟んでますけど笑)!
あ〜、いつか行って食べてみたいです。ここだけでなく、世界中のサンドイッチ屋を巡ってみたい……。
*1 DEE okinawa 「食堂の「ポークたまご」のバリエーションを愛でる」