雪中キャンプの準備をしてみた ’20
いや〜、今年は本当に雪が降らないですね。
ふだん町で暮らしているぶんには助かるんですが、山間部にも降雪がなく、スキー場は軒並み休業。水不足になって、農業などにも深刻な影響が出るのではないかと言われています。
毎年恒例となっている恩原高原(岡山県鏡野町)での雪中キャンプも今年は無積雪でのキャンプになる可能性があり、サイト予定地に近いスキー場の積雪情報やライブカメラ映像をチェックしては、深いため息をついています。
本当に困っている人からすれば、あまりに矮小な悩みではあるんですが。
雪中キャンプのアイテムリスト
雪があろうとなかろうとキャンプ自体は実施しますので、準備は粛々と進めています。
先日、今年はキャンプ道具は買わない宣言をしたので新たなアイテムの調達はなし。そのためアイテムリストは昨年12月のキャンプとほぼ同じですが、その時に学んだ内容を反映し、若干スリム化しています。
上の写真は、2019年12月のキャンプで使った道具たち。このうち、複数個持っていったスリーピングマットやクッカー、照明やガス缶を一つに減らしています。
テント | |
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雪中用テント(Hilleberg Nammatj 3GT) | スノーペグ(MSR ブリザードステーク) |
ペグハンマー | (予備:ノーマルペグ) |
照明 | |
ヘッドライト | |
テーブル | |
ソロ用ローテーブル(CAPTAIN STAG M-3713) | |
椅子 | |
折り畳み椅子(Coleman フォールディングチェア) | 断熱シート(サーマレスト Zシート ソル) |
調理 | |
ガスストーブ(PRIMUS P154S)、snow peak「天」) | ガス缶 |
クッカー(PRIMUS P731722) | ロッキーカップ、カップ |
まないた | 箸、カトラリー |
モーラナイフ | コーヒーセット |
就寝 | |
シュラフ(2個)(モンベル #0) | スリーピングマット(KLYMIT STATIC V、EDELWEISS BAA-1420) |
湯たんぽ | |
焚き火 | |
ネイチャーストーブ(Solo Stove Campfire) | 着火セット(Bush Craft Original Firesteel2.0、麻紐その他) |
火吹き棒(槙塚鉄工所 Breath to fire) | グローブ(Grip Swany G-3) |
耐熱シート | |
その他 | |
洗顔セット | トイレットペーパー |
ゴミ袋・新聞紙 | マルチツール(Leatherman Juice CS4) |
デジタル一眼レフカメラ・三脚 | ライター |
グランドシート | トレッキングポール |
撤収用防水バッグ (Colemanアウトドアドライバッグ) |
ショベル (Black Diamond ebak7 BD43004) |
服装 | |
ues デッキジャケット | フリースジャケット |
インナーダウン | レインウェア(上下) |
ニットキャップ | 防寒用グローブ |
ウールパワー(クルーネック600、ソックス200) | バラクラバ |
L.L.Beanスノーブーツ | 着替え(下着) |
上記のリストには当日着用していく衣類も含まれてますが、それらを除いた全道具を80リットルのバックパックに詰め込みます。
バックパックにキャンプの道具を全て詰めるのは大変。しかし、出発時、車に載せる荷物はバックパック一つですし、サイトへのアプローチもバックパックだけ背負っていけばいいので非常に楽で、バックパックキャンプ、僕は好きですね。
ぬかるんだグランドコンディション対策
昨年12月のキャンプで一番困ったのは、ペグダウン。とても大変だったことは記事に書いたんですが、他にも少し困ったことがありました。
一般的なセオリーでパッキングした場合、重たくて嵩張るテントは、バックパックの底の方に入っているので、テントを取り出す場合、それ以外の荷物を先にバックパックから取り出す必要があります。
画像出典:モンベル
先に取り出した道具を地面に広げるためのグランドシートはいつも持参していますが、グランドコンディションが良くない=地面がぬかるんでいたりすると、足で蹴り上げた雪や泥がグランドシートの上に乗ってしまって道具を汚すし、雪や雨が降ると濡れてしまいます。
実際に12月のキャンプでは、グランドシートに広げた道具が蹴り上げた雪や、降ってきた雨で少し濡れてしまいました。
そこで、今回の雪中キャンプでは、パッキングのセオリーを無視して、テントをバックパックの最上部に入れてみようと思っています。
(まあ、そもそも、上で示したパッキングの順番は、登山やハイクのように何時間も歩くアクティビティや、そこでの道具の使用頻度などを想定したものなので、せいぜい10分程度しか歩かず、到着したら荷物を全て解いてしまうような僕らのキャンプの場合、このセオリーに従う必要は全くなかったりするわけなんですが)
そして、サイトに到着したら、バックパックの重みで後ろに倒れてしまわないようトレッキングポールで支えた椅子の上にバックパックを下ろし、最上部に入っているテントを取り出して、設営を開始します。
こんなイメージですね。
雪や雨が降っている場合は、バックパックの上にグランドシートをかけてやればOK。
テントを設営したら、あとはバックパックをテント内に放り込んで、じっくり準備、整理整頓すればいいわけです。
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このプランが予想どおりに機能するかどうか、今月末の雪中キャンプの記事にてお伝えしたいと思います。
あ〜、雪降らないかなぁ。