サーカスとインナーの設営を練習してみた
以前行ってとても気に入った「やまもり温泉キャンプ場」で4月、tent-Mark DESIGNSのCIRCUS TC(以下、サーカス)を所有する3家族でファミキャンしようという計画が持ち上がりました。
やまもり温泉キャンプ場(記事はこちら)
今からワクワクが止まらないわけですが、僕の中に一抹の不安が。
そう、2月の雪中キャンプ時に大敗を喫した、サーカスのインナーの設営です。
冷たい雨がそぼ降るなか、雪上での設営となったのですが、初めての使用ということもあって大苦戦。
何度か使ったことのあるサーカスまで、ペグ固定用のテープの使い方に迷ってしまったり……。なんとかサーカスもインナーも設営できたものの、快適さは全くなく、「次のキャンプまでには復習しておかないとな」と痛感したわけです。
そこで、ある晴れた平日、ランチを兼ねて芝生の広場グリーンフィールドに出かけ、サーカスとインナーの設営をのんびりと復習することにしました。
いつもキャンプでのテント設営はなんだかんだとバタバタしてしまいますが(早く終えてビールが飲みたいだけ)、最高の天気の下、ゆったりと丁寧にテントを設営するのって、撤収・収納も含めて、実はとても楽しい作業なんですよね。
同じサーカスオーナーの友人と二人で、基本を押さえつつ、自分たちのアイディアを共有しながら、楽しく設営。
無事に設営できました。
幾つかのコツ、そして事前の一手間(後述)を加えることで、よりスムーズに設営ができそうで、とても収穫のあった設営練習となりました。
設営中、マシューもとてもいい子にして待ってくれてましたしね。
設営をスムーズにする一手間
慣れればもっとスムーズに手早く設営できるようになるとは思いますが、サーカスは大きなテントですし、どこが正面なのか(みんなで集まる焚き火エリアに向ける面の決定、あるいは風向きを考えて抜けを良くするにはどちらに開口部を向ければいいのか等)、今手に持っている入り口部分は2つあるうちのどちらなのかなど、迷うことがあります。
それに加えてインナーを設営するとなると、それぞれある2つの入り口を一致させる必要があり、awのオツムではオーバーヒートしてしまうことが予想されます(*)。
そこで、基点となる角を一つ定め、すぐに分かるようにサーカス本体、インナーそれぞれのテープにガイラインを結びつけておきました。
写真はインナーのテープですが、サーカスのテープも同じガイラインが付いています。このガイラインのついた角は2つある入り口のうちの1つで、ここが常にメインの出入り口となることを示します。
この一手間によって、1)設営時に「正面」を規定してくれる、2)サーカスとインナー双方で一致させるべき角が視覚的に判断しやすくなる、という2点の利便性向上に期待しています。
晴れた日に、デイキャンプでサーカスを設営し、この一手間がどれくらい有効なのか、実際に体験してみたいと思います。
ハーフインナーをシミュレーションしてみた
ところで、サーカスのインナーに「ハーフ」なる新商品が出る模様です。
画像出典:WILD-1
雪中キャンプ時、インナーをセットしたサーカスの内部に土足で入れないことに不便を感じたのもあり、「おっ! 3人が眠れるスペースが確保できつつ一部が土間として使えるなら、ハーフの追加購入もありなんじゃ?」と、にわかに気になるアイテムとなりました。
以下の図(破線)のように、ハーフは少し潰れたような形の五角形をしています。ここに大人2名、子ども1名が寝るとどんなレイアウトになるか、またインナーをセットしたうえで、身長約170cm(*)の僕が立った状態で土間として使えるスペースはどれくらいあるのかを、ざっくりとですがシミュレーションしました。
この図のとおり、3人で寝て寝られないこともないし、立った状態で使える部分は奥行き30cmほどととても狭いながらも土間として使えるスペースはあります。が、結論としては購入は見送りかなーと。
また、写真を見る限りでは、インナーの出入り口は一方向しかなさそうなことも、個人的には少し残念に感じるポイントです。
そこで勝手ながら、こんなインナーだったらいいのに、というのを考えてみました。
五角形のうち2つの角と中央を結んだ三角形をカットした形状です。
図のように、3人でも多少余裕を持って眠れます。土間として使える面積自体は狭くなりますが、一番高さのある中央部分まで土足で入れますので、多少雨が降っていても、入り口を解放したまま土間で作業したり、出入りしたりすることができます。
いつものように、机上の空論(妄想)ですけど。
* インナーのバスタブ部分には、入り口を分かりやすくするためのロゴマークがあります。
* 昨年の人間ドック時の計測では、168.5cmでした(笑)