2018年もキャンプハウスについて考えてみた(年始ということで)
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
このブログはもともと僕とトム(妻)が、僕たちの暮らす家を建てる過程を記録するためにはじめたもの。それが土地問題にぶつかって頓挫したため、実際の進捗ではなく妄想と、僕の趣味であるキャンプ(と道具その他もろもろ)に関する記事がメインのブログとなっています。結果、「家」についての記事がとても少ない状態です。
そんなわけで、2018年が始まるにあたり、このブログのもともとの本旨であるキャンプハウスという「家」について考えてみたいなと思います。
「家を建てる」記録のためにこのブログを始めたと書きましたが、実は、当時の僕たちは、家を建てることがどういうことか、あまり深く考えていませんでした。
僕たちの頭の中にあったことと言えば、カッコイイ家にしたいな、キャンプのように楽しい時間が過ごせる家にしたいなといった家そのもののこと、あとは予算のことくらい。
その後、いま家を建てることが20年後、30年後にどのような影響を自分たち(だけでなく子どもたち)の人生に与えるのかといった疑問や、土地の相続や固定資産税について、子どもが生まれた場合の保育園や頻繁に利用することになるであろう病院、通う学校のこと、子育ての場としての環境など、ふつう家を建てる人が考えるであろう基本的な事柄に、ブログの更新を通じてようやく思いが及ぶようになってきました。
その結論として、新たに土地を買って家を建てることはしないという結論に至ったわけです。
今はそれを大前提として、自分たちの家について、次のように考えています。
子どもが幼い間は市街地で暮らす。キャンプハウスは建てない
鳥取市は学校の選択肢が多くなく、小学校と中学校については、住所で定められた学校に通うのが一般的です。
現在、我が家の子どもは2歳。あと4年ほどすると小学校に通うようになり、さらに6年経てば中学校に。中学校を卒業する15歳までの間は、地域と学校の関係性が強い状態が続きます。
もちろん、子どもが増えたら、この年数はより長くなる。
また、子どもの頃は何かと病気になりがちで医療機関のお世話になることも多いし、行政機関や福祉施設の利用も比較的多いわけですが、こうした主要な施設が歩いて行ける距離にあるのは、本当に助かります。
以上のような点で考えれば、市街地にあるT町ハウスで暮らすことは、一定の評価ができると言えます。
もしも、子どもが校区とは関係のない学校に通うことを希望する場合でも、市街地に住むことは、地理的にも、公共交通機関の利便性で考えても悪くなく、ある程度対応できるのではないかなと。
では、T町ハウスにあと13年間も暮らすのか、ということになるわけなんですが、これは現時点では分かりません。
建築家の友人から指摘されている危険性は頭の片隅にはありつつも、ある程度の期間暮らすことを前提に、昨年はお風呂を全面リフォームしましたし、今年も入居前以上に手を入れていく予定です。
僕たちがいつかT町ハウスを出ていくことはほぼ確実で、それがいつになるのかは分かりませんが、キャンプハウスを建てるべきタイミングになっていないのであれば、引越し先は賃貸物件である可能性が高いです。
キャンプハウスは祖父母の土地に
では、キャンプハウスは将来どこに建てるのか?
それは僕の中では決まっていて、キャンプハウスを建てようと考えた最初の候補地である、トムの祖父母の土地です。
あの素晴らしい土地以外にキャンプハウスを建てることは、現時点では想像できません。
そんな限界集落っぽい場所に暮らして、不便じゃないのだろうか? という疑問や不安は少なからずあります。
確かに、水道も通ってない、かなり住人の少ない集落です。そんな場所に歳をとってから暮らしはじめるのは、高齢者の都心回帰が主流となっている現在の常識と逆行するのでは?
しかし、今後、とてつもない技術革新が起きて、僕が高齢者となる30年後には生活様式が今とは様変わりしているはずです。
オフグリッドの技術や設備は今よりも一般的になっているでしょうし、Eコマースの拡大でほとんど全てのものがネットで買え、必要なものは家庭用3Dプリンタで自作、自動運転自動車の普及で高齢者でも自由に移動でき、医療技術とITによって高度な在宅医療が受けられるようになっているはずです。
そうした最新テクノロジーを最大限に活用しながら、できるだけ自然に寄り添った暮らしができるのではなかろうかと。
もちろん、発展していく技術とは反対に、鳥取県のような自治体が消滅に向かって限りなく縮小していくのは間違いなく、その中の限界集落に暮らそうというわけですから、より大きな視点で慎重に見定める必要はあります。
キャンプハウスは、つくる過程を楽しみたい
以前も記事にしたとおり、祖父母が畑仕事を楽しんでいることもあり、今すぐにここで何かするわけではありません。
今もそうしているように、暖かい季節になったらそこで農作業している祖父母に会いに行って野菜をもらったり、力仕事を手伝ったりといったことを一緒に楽しみながら、いつか祖父母が「使ってもいいよ」と許してくれたら、T町から通って、以前記事に書いたような妄想を少しずつ、カタチにしてみたいと思っています。
今、いろいろと妄想することももちろん楽しいんですが、いきなり建ててしまってそこに暮らしはじめるのではなく、家族でああでもないこうでもないと話ながら、少しずつ計画に手を加え、それを実現していきながら、家族や仲間で、理想のキャンプハウスをつくっていけたらいいなと思いますね。
ゆっくり、のんびり。。
一番の親友が今年家を建てるということで、かなり影響を受け、「我々のキャンプハウスまだ〜?(怒)」と語気を強めているトムの視線が気になりますが……(笑)。
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そんなこんなで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
関連記事:
「キャンプハウスとは」
「鳥取という田舎に暮らすということ」
「キャンプハウスとは?をあらためて考えてみた」
本年も宜しくお願い致します。
妄想は膨らみ続けますね~!
鳥取県にはご縁がありませんでしたが、awさんのおかげで気が付けば行ってみたい街になりましたよ。
ゆっくりのんびりと…今年もファンとして応援してます!
CISCOさん、あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。
そろそろ、小さなところから妄想を確かな計画に変え、少しずつ実行に移していきたいですね。
鳥取は食べ物なら冬がいいですし(雪が心配ですが)、夏は海も山も楽しめると思います! ぜひ機会があればお越しください!
今年もユルユルとブログを更新していきたいと思います。よろしくお願いいたします!
初めまして、近々独立してリフォームの仕事を始めたいと思っている者です。
屋号を「Camp▲ハウスサービス」にしたいと考えています。 キャンプの様な楽しく生活できる家創りのお手伝いをしたい です。
スイスイさん、コメントありがとうございます!
素晴らしい屋号ですね :-) 「キャンプの様な楽しく生活できる家創り」という考えも素敵です! ホームページなどが完成したらお知らせください。スイスイさんのお仕事、ぜひ見てみたいです。