最近のマシュー（2018年6月）

aw家にミニチュアシュナウザーのマシューがやってきて、5月の終わりで半年となりました。その少し前の4月9日に、マシューは無事に1歳の誕生日を迎えることができました。

スポンサー広告

我が家にやってきたころは、体重5kgちょっと。すくすくと育ってくれて、今は7kg強（＊）。「実際に見ると大きいね」とよく言われます。

一方で、大きな病気はなかったものの、それなりに動物病院のお世話になりました（今もなってますが）。

糸状菌による皮膚炎（このためトリミングサロンに行かれず、シュナウザーらしい「ヒゲ」を丸刈りに。そして娘に感染……完治しましたが）、マラセチアによる皮膚炎と外耳炎（皮膚炎はすぐに治りましたが、外耳炎は現在も治療中）、散歩中のアクシデントで肉球を損傷（完治）、何らかのアレルギーによるまぶたの腫れ（時々発症、試合後のボクサーみたいな顔になる）……

がんばって治していこうと思います。

半年経って、少し分かってきた

気がします。

何が、というと、マシューという犬のこと、それから、どうすれば彼とリラックスして楽しく暮らせるか、といったことです。

動物病院でも「我慢強い」「すごくイイ子」と褒められるし、実際にそうだし、無駄吠えしないし、散歩の時に引っ張らないし、すごく人懐っこいし、寝言がうるさいし、嬉ションで廊下をビショビショにするし、食べ方がガッツイてて下品で、本当にいいヤツなんですが、やはり今の暮らしに慣れるまでに少し時間がかかりました。

僕も、多分マシューも。

僕は家で仕事しているので、平日のほとんどの時間を自宅で過ごしています。つまり、マシューとずっと一緒です。

日中は、僕のデスク脇のベンチの上で寝ています。この日は動物病院帰りで少しお疲れの様子

ひとと同じで、ずっと一緒にいると良い時もあれば悪い時もあります。僕にとってもマシューにとってもどう過ごせば快適でリラックスできるのか、この半年間、手探りでやってきたわけです。

最近になってようやく、適度な距離感や接し方、僕のあるべき心持ちのようなものが少し分かってきたような気がします。

つまり、「マシューは僕らが飼っている犬だけど、ひとと同じように独立した存在で、僕らが思ったように操ったり、着せ替え人形のように扱ったり、そうしたいと考える対象じゃない」というごくごく当たり前な考えと、実際の彼に対する考え、態度が一致してきた、ということです。

もちろん、彼の安全を確保するために、管理・制御の必要な行動があったり、それに対してトレーニングを与える必要はありますが、基本的にはオテをはじめとする、人と犬の安全には直接関係のないシツケはせず、許される範囲で、また成長の度合いに応じて、彼が過ごしたいように自由に過ごせるようにしようと。

こう書いてしまえば当たり前のことですが、この半年間、僕の頭のなかには、30年前（＊）の古びた常識や、マシューがやってきてから急激且つ大量にインプットした現代の情報（例えば、人間が犬の良きリーダーにならなければいけないという考えは否定されている等）が僕の中で衝突したり、インプットした情報同士がケンカしたり、マシューが時として行う僕たちにとって不都合な行動（畳に繰り返し、しかも大量に放尿する等）に対する怒り、やるせなさといった負の感情……そういったものが複雑に絡み合い、かなりゴチャゴチャした状態でした。

それがようやく整理され、自分の考えとしてまとまりを見せてきたわけです。

それに、これもすごく当たり前のことですが、犬が人間とは明らかに違う動物であるということが、僕の中に馴染んできたのも最近です。

庭をウロウロしているマシュー

その間の、僕の一貫しないやり方や態度に振り回されたマシューも大きなストレスを感じていたと思いますし、彼の体調不良はそのストレスに起因してるんじゃないかと、反省しきり。

自宅前の河川敷を元気に歩くマシュー

その点、トム（妻）は実家で犬と一緒に暮らした経験もあり、また彼女はとても寛容な人なので、マシューをごく自然に受け入れているし、マシューもそんな彼女が大好きなんですよね。

そして、僕やトム以上に自然に（相手が人間とか犬とか区別すらしていない）振舞っているのは、僕たちの娘なんですけどね（笑）。

最近買って良かったもの

世の中には星の数ほど犬用品があります。

最近いくつかの製品を買い、そのうち次の2つがなかなか良かったのでご紹介します。

＊1 ミニチュアシュナウザーの平均体重は、成犬で4〜8kgとされています。かなり幅がありますよね（笑）
＊2 小学生の頃、4年間くらい雑種の犬を飼っていたことがあります