仕事部屋の床を板張りにしてみた(2)
僕の仕事部屋(であり、将来は娘の寝室としても使う予定の2階の和室)の改装の進捗報告です。
先月(2020年3月)は、畳の撤去と下地 —根太+断熱材+コンパネ1層目まで— が終わりました。
今月に入って暖かくなり、且つコロナ禍の影響で外出が減ったことで、よりDIYに集中しやすい状況になったため、4月の目標 —下地の完成と壁の撤去— を4月中旬で達成しました。
下地(板張り床の基礎)
畳を撤去した部分が、54ミリ凹んだので、そこを30ミリの根太と断熱材+12ミリのコンパネを2重に敷いて埋め合わせました。
コンパネ1枚(1820×910ミリ)を切らずに加工なしで使う場合は簡単なんですが、部屋の形状上どうしてもハンパな部分が出るので、余白部分を計測してコンパネから切り出す作業が必要になります。
この計測という作業も、丸のこを使っての切り出しという作業も、僕、絶望的に下手で(笑)。
ほらね。
フローリングの下に隠れるとはいえ、これじゃあ……(涙)。
押入れと垂壁の解体
気を取り直して。
続いては、押入れと床の間、床の間の上にある垂壁を解体します。
押入れの手前に見える緑っぽい壁(石膏ボードに砂壁のような壁紙が貼り付けてある)を破壊します。
この作業には、大型の斧を使用。
ふだん全く使う機会のないこちらの斧、ようやく日の目を見ました。本来の使い方とはちょっと違いますが。
壁を叩いて小さな穴を開けてみると、内部に木の骨組みがあり、それを2枚の石膏ボードで挟むようにして壁がつくられていることが判明。
斧で力任せに叩いて壊すのは止め、小さなハンマーで叩いて開けた穴を手がかりに、板チョコレートをポキポキ割るような感じで石膏ボードを少しずつ折り壊しながら取り外すことに。
というわけで、斧の出番はなし(涙)。
取り外した石膏ボードは細かく砕き、廃棄するため土嚢袋に入れ(*1)、骨組みは釘を抜いて解体。
撤去した石膏ボードは、市販されている製品のサイズでいうと3枚ほどでしたが、それを廃棄するために使った土嚢袋は6つ分にもなりました。
石膏ボードの撤去作業は細かい粉が大量に舞い、頭のてっぺんから足先まで真っ白になりますので、マスクとメガネ、帽子が必須です。部屋も閉め切らないといけないので、少し肌寒いこれくらいの季節でちょうど良かったです。
押入れも釘を1本ずつ抜いて解体。押入れの壁と天井、床に使われているベニヤ板も撤去しました。
押入れの新しい床には、厚さ4ミリ程度のベニヤ板が敷いてありましたが全く強度がなく、上に乗ると簡単に踏み抜いてしまって危険なので、撤去して12ミリのコンパネを敷くことに。
12ミリのコンパネを載せた時に、他の部分の床と高さが合うように根太の高さを調整して設置し、断熱材を切り出してはめ込みます。
あとは計測したとおりに切り出したコンパネを載せて、ネジで留めて完成。
と書くと簡単ですが、この床の張り替えに1週間ほどかかりました(汗)。
– – –
今回は作業に解体が多く含まれたこともあり、出たゴミを袋に詰めて、掃除して、また解体して……の繰り返し。
作業を終える時は、次回のテンションが下がらないように清掃して終了
片付けと清掃という地味な作業が全体の30%くらいを占めていた気もしますが、家を壊す(解体する)という経験は初めてだったので、なかなか楽しめました。
というわけで、基礎的な作業は以上で完了。床と壁を新しくする準備ができました。
5月中に、壁に石膏ボードを取り付け+フローリングの設置、まで行きたいところですが(そこまで行けば、部屋として使用できるようになります)、石膏ボード取り付けの作業工程を考えると、5月いっぱいはかかりそうな気がします。
*1 石膏ボードは、行政サービスにおけるゴミ収集には出せません。リサイクルするために石膏と紙に分けて処理するので、地域のリサイクルセンター等に連絡して持ち込む必要があります。処分は有料です。