THE NORTH FACE Mountain35の修繕 – 劣化したシームテープの剥離
雪中キャンプの後片付け時に発覚した、僕の愛用テント、THE NORTH FACE Mountain35(のフライシート)。
縫い目からの水漏れを防ぐためのシームテープが劣化して剥離し、さらにフライシート自体のPUコーティングが長年の使用と不適切な管理のために加水分解してベトベトに。
劣化したシームテープは、少し触れるとパラパラと剥がれます。
キャンプ中、開放していたテント上部のベンチレーションから、この剥離したシームテープが風の振動で剥離し、パラパラと頭の上に降ってきていたのでした(最初は巨大なフケかと思ってビビりました)。
また、フライシートのベトベトについては、このままでも使おうと思えば使えるのですが、なんでも粘着してしまうので砂やゴミなどを大量にくっつけてしまうんですよね。実際、今回の修繕作業中にフライシートを庭に広げた時の砂の付着具合といったら……。
なので、このベトベトもどうにかしたい。
先駆者たちのブログを見たところ、いずれも解決策がありそうなので実行してみることにしました。
まずは劣化したシームテープから。
劣化したシームテープを剥がす
作業するために、フライシートを広げます。
シームテープの剥離作業は、重曹を溶かした水に浸すなどの方法もありますが、Mountain35のフライシートは結構な大きさで干すのが大変なのと、季節的に晴れがあまり期待できないといった理由から、ガムテープ(クラフトテープ)で剥がすことにしました。
全ての縫い目にガムテープを貼り付けます。
しっかり指で擦り付けてガムテープをフライシートに密着させて、シームテープと癒着するようにしばらく時間をおきます。コーヒーでも飲みながら、だいたい30分くらいでしょうか。
そして一気に、ベリベリベリッ!と剥がしていきます。これが結構気持ちいい(笑)。
劣化したシームテープは綺麗に除去できました。
一部、しつこいヤツがいましたが、部分的に二度目のガムテープ貼り&剥がしで綺麗になりました。
新しいシームテープを貼る……
と、ここでちょうど良いタイミングで注文していたシームテープが到着。
よーし、シームテープを貼るぞ!
と思ったのですが、ちょっと忙しくなって作業時間がとれなくなってしまったので、続きの作業は後編で……。
参考記事:
・明日釣り行くんで会社休みます 「加水分解を起こしたベタベタのテント・フライシートにシリコンスプレーは効くのだろうか?」
・ソロキャンプがしたくなったので 「テントのべたつきを修理する」