今年買ったものをレビューしてみた2017
2017年も残すところ、あとわずかとなりました。
一年はあっと言う間に過ぎ去りますが、やはり365日という時間は長いもので、今年のはじめに何を買ったかなどほとんど覚えていません(年齢のせいもありそうですが)。
毎年恒例にしておりますこの記事は、「あー、そういえばこんなの買ったなー!」と思い出させてくれる良い機会になっています。
そんなわけで、今年も振り返ってみたいと思います。
タカギポリカンポンプ D089RF
フジカハイペットを買い、給油口が小さいので一般的な灯油ポンプは使えないとわかった時に、すぐに買っておけば良かったのですが、意地を張って買わず、結局1年後に買うことになったのが「タカギポリカンポンプ D089RF」。
日常的に使ってみてわかったのは、フジカハイペットに対してだけでなく、だるまストーブ全般に便利ということ。
ストーブ本体と燃料タンクが分離するタイプの石油ストーブの場合、満タンになると自動で給油を止めてくれるセンサー付きの電動給油ポンプを使っている人が多いと思いますが、本体と一体になっているだるまストーブの燃料タンクは、浅く、電動ポンプのセンサーがすぐに反応してしまってまともに給油できません。
ノズルをどこまで差し込めばセンサーが反応しないのか分かりづらく、給油口ギリギリまで浮かせたら灯油がこぼれてしまった、なんてことも……(涙)。
タカギポリカポンプなら、そんな事故の心配はほとんどなし。最近買った大型のだるまストーブ「トヨストーブ」の給油も、コレでやっています。
評価:
MSR ブリザードステーク
2月に行った恩原高原での雪中キャンプのために購入した、MSRブリザードステーク。いわゆる、スノーペグです。
風雪の強いコンディションでのテント設営は、ペグダウンがいい加減だと、強風でテントが動いてしまったりフライシートが飛んでしまったりすることがあります。全体を正しいバランスで設営しないと、積雪でテントが潰れてしまったりすることも。
「雪中キャンプなんて、年に数えるほどしか行かないんだから、専用ペグはまあいっか」と考えがちですが(かつての僕です)、テキトーなペグを使ってテキトーにペグダウンすると、いざ寝る時になって「テント、大丈夫かな?」といらぬ心配をし、よく眠れないなんてことになってしまいます。
その点、このMSRのブリザードステークは、使い勝手がいいので素早く確実にペグダウンできますし、自作した使い捨てのペグや現地調達した木の枝を代用するよりも、同じペグを使い続けて習熟していく方が、安全面から言っても良策だと思います。
このMSRぽい真っ赤なカラーが、真っ白な雪との強いコントラストを生み、紛失を防いでくれるのもポイント。
もう数本買い足して、来年の雪中キャンプに備えておきたいと思います。
評価:
モンベル スペリオダウンパンツ
こちらも2月の雪中キャンプ対策として購入したもの。
買う時から想定はしていましたが、寒さ本番のこの時期は、家でも毎日履いています。あまりに軽くて暖かくて快適なので、トム(妻)にもプレゼントしました。彼女も1日中、履いてるようです。
ただ、軽さを追求したため薄手のナイロンが使われていて、ちょっとしたことどで小さく破れてしまうこともあります。キャンプでも屋内でも、履く時はやはり、インナーパンツとして使うのが良いと思います。
(我が家ではこれを常備してます)
オヤジのズボン下の代表格ステテコは履いたことないですが、それを飛び越えて、ダウンパンツをインナーとして日常的に使う日がやってくるなんて、僕も歳をとりました。。
評価:
モンベル スーパーメリノウール バラクラバ
こちらも雪中キャンプ対策に購入したアイテム、バラクラバ。
吹雪いた時のテント外活動なんかで大活躍してくれましたが、前述のダウンパンツ同様、こちらもふだんの生活で大活躍中。薄手でのメリノウールはかさばらず肌触りも良いので、ふだんからネックウォーマーとして使っているんです。
早朝の犬の散歩時、あまりに寒い時は目出し帽的にもかぶったりしています。人とすれ違う時は、驚かせないように顔は露出していますが(笑)。
洗ってもすぐに乾きますし、本当に優等生。周囲に持っている人は皆無ですが、これは持っておいて損のないアイテムです。
評価:
SEIKO PROSPEX SBDN023
20年ぶりくらいに買った腕時計。めちゃくちゃ気に入っています。
これまで、腕時計はGショックしか持ってませんでした(そのGショックを紛失したのでPROSPEXを買ったわけですが、その後、見つかりました)。
Gショックはフォーマルな装いを除けば(そんな機会は滅多にありませんが)、だいたいどんな服装にも合う、汎用性の高い時計でしたが、このPROSPEXも意外とどんな服装でも合うんですよね(フォーマルを除けば 笑)。
フェースもそれほど大ぶりでなく、小さめの僕の腕にもよく馴染んでます。
一点、ネガティブな点を書くとすれば、カレンダーが登録されていないので、2月や4月など、31日までない月の翌月に手巻きで日付表示を変えてやらないといけないこと。慣れるまでは「あれ? 今日は12月1日だと思ったのに11月30日だっけ?」なんてことがありました。
とはいえ、最初に書いたとおりとても気に入っているので、来年もどんどん外あそびに連れてってやって、いい感じに小キズが入ったりと、アウトドア野郎な感じが出てくるといいなぁと思っています。
評価:
TATONKA TARP 1 TC
aw父がT町ハウスにウッドデッキをつくってくれたので、その上に張るタープを、ということで選んだのがTATONKA TARP 1TC。
しかし、サイズが大き過ぎ、風にあおられた時の衝撃、音がすさまじいことや、設営や撤去がめちゃくちゃ大変であることなどを理由に使用を止め、結局のところ、HILLEBERGのタープを使い続けています。
で、TATONKAはどうしてるかと言えば、4メートル四方とかなり大きいので、今年はファミリーキャンプ(6名)や大人数での開催となった晩秋キャンプ(12名)など、ある程度の人数が集まった時のキャンプで登場しました。
今年は2回しかできませんでしたが、来年以降はもう少し回数を増やしたいと考えているファミリーキャンプで活躍してもらうつもりです。
評価:
Peregrine Furniture Grand Ecdysis Bench
7月に初めて子連れでキャンプに行く際に購入したベンチ、Peregrine Furniture Grand Ecdysis Bench。
これも本当に買って良かったアイテムですね。
当時まだ1歳だった娘が一人で座ることができたし、隣に大人が座って食事のサポートをしたりコミュニケーションしたりと、大人にとっても子どもにとっても快適な時間を持つことができました。
幼い子どもなら3人くらいはかけられるし、実際、子どもたちだけで座ってごはん食べたりおやつ食べたりしている様子は、見ていてとっても可愛らしかったですね。
ただ、横幅が1150mmと結構大きく、車によっては積載できない場合もあったりするので(我が家がまさにソレでした)、車内のサイズをチェックしてから購入するのが良いと思います。
評価:
SEATTLE SPORTS ソフトクーラー25qt
ファミキャン用にと買った、SEATTLE SPORTS ソフトクーラー25qt。
家族3人の1泊キャンプに使う食材や飲み物を入れるにはにぴったりのサイズ。
ハードケースのように大げさでないところも、汚れたら簡単に洗えて干せるところも、使わない時は小さく収納できるところも気に入っています。
ただ、2泊のキャンプになると保温力に難がありますね。来年あたりはまだその心配は不要だと思われますが。
評価:
シエラカップ・ロッキーカップ
大きめのカップが欲しくて買い足したシエラカップとロッキーカップ。
使い勝手で言えば、圧倒的にロッキーカップですね。底が広くて安定しているし、寸胴鍋に近いかたちなので容量もたっぷりですし。
今後、食器類を買い足すとすれば、ロッキーカップ一択になりそうです。
評価:
GREATTOOL ショックレスハンマー
ペグダウン用に買った「GREATTOOL ショックレスハンマー」。
シンプルで飽きのこなさそうなデザイン、しっかり打ち込めて、名前のとおりショックレスなので、たくさんペグダウンしても疲れない。それに何と言っても、実に手頃な価格。
ひとつ無理やり難点を言えば、真っ黒なので地面に置いていたら暗闇で見つけづらいことでしょうか。
評価:
Grip Swany G-3
紆余曲折あって購入までに1年以上も時間を要した「Grip Swany G-3」。
キャンプだけでなく、車のタイヤ交換や倉庫の整頓など、これまで軍手を使っていたシーンはすべてGrip Swanyに切り替わりました。
最近買ったuesのデッキジャケットとの相性も完璧です。
とても柔らかい革が使われているので、最初から気持ちよく装着することができますが、かなりタイトなサイズを選んだため(Mサイズ)、使う時は少し窮屈に感じることも。
ガシガシ使って、早く自分の手に馴染ませたいですね。
評価:
tent-Mark DESIGNS CIRCUS TC
ファミキャン用のテントを検討する際にリスト入りし、その手頃な価格とスペックに思わずポチってしまった「tent-Mark DESIGNS CIRCUS TC」。
晩秋キャンプで一人で寝てみましたが、ゆったり広々、実に快適に過ごすことができました。
Barbourキャンプの時はこのCIRCUSを宴会場にしたんですが、大人4人が椅子に座って各自がテーブルを置き、石油ストーブとクレート(マシューの寝床)を置いてもまだ余裕のある広さ。みんな口々に「これはいいなぁ」と言ってました。
大人気のテントゆえ、これ以上ここで僕がいちいち説明する必要はないと思いますが、モノポール+ペグダウン5本という設営の容易さ、入り口が2つあるので設営のバリエーションが豊富で通気性が良いこと、内部が広いこと、それに何と言っても、手頃な価格であること……人気の理由、使ってみてよーく分かりました。
ファミキャン用のテントは別途検討していますが、CIRCUSの専用インナーも購入して、ファミキャンでも使えるよう準備しておきたいと考えています。
評価:
TOYOTOMI KR-47A-C
キャンプ用、というわけではないのですが、めちゃくちゃ寒いT町ハウスの冬を乗り切るために新たに導入した石油ストーブ、通称「トヨストーブ」。
燃料もしっかり食いますが、それだけのことはあり、かなり暖かいです。上部に置いた満水のやかんが、あっという間に蒸気を吹き出しはじめますし、とにかく小さな石油ストーブとは桁違いの暖かさです。
灯油の消費量ですが、我が家では特に寒い台所+食堂に置いていますが、起床してから出勤までのおよそ2.5時間。これが平日5日で満タンの灯油を消費、週末に長い時間そこで過ごしたら1度給油、という感じですね。
我が家には小さな子どもがいる関係で、ストーブをケージで囲っているんですが、給油の時はトヨストーブを持ち上げてケージから出し、給油後さらに重くなった状態で持ち上げてケージの中に戻すという作業があります。これはもはや筋トレの域であり、非力な女性には難しい作業ですね。
購入した時に想定していたとおり、トヨストーブの給油は僕が専任となっています。
評価:
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さて、2018年はどんなアイテムとの出会いが待っているのか、とても楽しみです。来年あたりは、ドッグアイテムなんかもチェックしてみたいなーと思っておりますが、はてさて。