SALOMON Active Skin 8を買ってみた

昨年の終わり頃からジョギングを再開しました。

キャンプハウス アップルウォッチNIKEモデルでジョギングを記録
と言っても1日2〜3kmほどですが

「再開」といっても、いつまで走っていたのかハッキリとした記憶がありません笑。少なくとも娘が生まれて以降は、生活のルーティンに組み込んだかたちで走れていなかったはずです。僕の中で明確に走っていたと言えるのは、トライアスロンに挑戦しようと考えていた※12007〜2008年ぐらいなので、もう15年も前になりますね。




一昨年の春、僕は帯状疱疹に罹患しました。主に左足の大腿部に症状が出たのですが、ゴールデンウィーク中の発症だったため病院にかかるのが遅れたこともあり、かなりの期間、神経痛が残ってしまいました。罹患して1か月ほどは眠れないほどの痛み。その後、徐々に良くなっていったものの、犬の散歩などで長時間歩いていると鈍痛を覚える。そんな状態が昨年の秋まで続いていました。昨年の冬のかかり、ようやくその痛みからほぼ解放されたので、そろそろ走れるぞと。

ジョギングを再開したのは、主に次の2つの理由からでした。

50歳になったから

この記事が公開される頃には、僕は50歳の誕生日を迎えています。

今から10年前、40歳の時は、仮に80歳まで生きるとしたらちょうど折り返し地点で、「人生の中間地点に到達」みたいな感じでした。考えようによっては、まだ半分も生きていないと言えたかも知れません。

しかし50歳を折り返し地点とした場合、100歳まで生きる必要があります。80歳まで生きることは自分の努力次第で達成確率を高めることができるような気がしますが、100歳となると努力云々ではどうにもならない気がするんですよね(あくまで僕の感覚ですが)。

いずれにしても、僕が人生の後半戦にいるのは紛う方なき事実。別にそれについて悲観的になっているわけでは全くなく、娘がまだ幼いので悲観的になっている場合でもなく。少なくとも彼女が大きくなるまでは僕が健康で元気でいることが、僕にとってもトム(妻)や娘にとっても非常に大切なことだとあらためて考えています。そのための最低条件の一つとして、足腰がしっかりしていないといかんだろう、というわけです。

足腰が衰える(ロコモティブシンドローム)と、人は出不精になります。体力も筋力も落ちてきて出不精が加速、友人知人と会って交流できなくなる※2、さらに出不精になる……という負のループに陥ります。これは自分の親、人生の諸先輩方を見ていても明らかです。その先にある要介助、要介護の生活。いつかその時がやってくるとしても、できるだけ遅らせたい。

このロコモティブシンドロームの主たる原因として考えられているものには幾つかありますが、変形性関節症や変形性脊椎症といった病気由来のものは致し方ないとして、足腰の弱り(筋肉減少症=サルコペニア)※3はある程度、自分で予防することが可能ですし、そうするべきだと思います。しかし、高齢者になって危機に直面してから食事や運動を見直すのは遅すぎる。まだ体が自由に動く今、はじめておくべきだと考えたわけです。

これがジョギングを再開した第一の理由です。

体力の必要な仕事をしているから

最近投稿した2つの記事にも書きましたが、今年は海外出張が複数予定されています。

Nike Zegama(ゼガマ)を買ってみた

長時間のフライトに必要なアイテムを調べてみた

そのうちの一つ、ブラジルへの出張は、片道だけで5本の飛行機を乗り継ぐ必要があります。もう、移動のことを考えるだけで衰弱しそうですが(笑)、もちろん到着して終わりではなく、その先には体力を必要とする仕事が連日待っています。

長時間のフライト、旅先での現場仕事、これらを無事にこなすため、体力が求められているわけです。

これがジョギングを再開した二つ目の理由です。

ジョギング用バックパックの利点

今年に入って海外出張用に靴を買いまして、これはふだんのジョギング用としての購入でもありましたが、もう一つ、僕がジョギング用アイテムとして欲しいと考えたのが専用のバックパックです。

実はすでに1つ所有していて、走る際は必ず使っているんですが、後述するように不満点も多いので更新したいなと思っていたんです。

ジョギング用のバックパックなんて本格的なランナーが使うもので、僕のようなヘタレジョガーには不要なんじゃないかとお考えの方もおられると思います。


画像出典:Patagonia(扉画像にも使用させていただいています)

確かにそうなんですが、あるとやはり便利です。

僕は走っている時、Podcastを聞くのでスマホが必要です。スマホは小さいので手に持ったり、腕に取り付けて走る人もいますが、僕はこれらが苦手。スマホにはバックパックの中にいてもらった方が楽です。

また、この季節だと走りはじめには防寒着が必要でも、走っているうちに暑くなって脱ぎたくなることが多々あります。バックパックがあれば脱いで収納しておくことも可能。PCやタブレットなども入るので、出先で仕事した帰り道に走る、なんてこともできます。

走り慣れてきたらトレイルラン(非レース)も楽しみたいので、飲料水を持って走るためにもやはりバックパックは必要なんですよね。

いま持っているバックパックに対する不満

先にも書いたように僕はジョギング用バックパックをすでに1つ所有しています。在京時に購入したものなので、おそらく15年ほど前に買ったものです。

古くなって使えないわけではないのですが、以下のような不満点があります。

現在使っているバックパックに対する不満点

  1. ベルトが長く、走っているとき邪魔(こういうアイテムを使えば解決ですが)
  2. 胸と腰のホールド感が弱い
  3. 背負ったままモノが取り出せるポケットがない
  4. ボトルホルダーが下部にあり、取りづらい+時々落ちる
  5. 衣料などを収納するネットに伸縮性がなく、けっこうな頻度で落ちる

不満点ばかりを挙げるととんでもなくダメな製品に思えてしまいますが、実際はそんなことはなく、まあまあ使えるヤツです。でも、モチベーションを高めるためにも、ここは新しいバックパックが欲しい。と言うことで調査・検討してみることにしました。

友人は自分で作ったりしていてイイなー、MYOGに挑戦してみるかなーと思ったりもしたんですけどね(そのために何年も前にミシン買ってますし)。が、今回は諸事情(=怠惰)で既製品から選ぶことにしました。

最初はあまり考えることなく密林で商品を眺めていましたが、製品に関する基本知識はおろか、自分にとってどんな機能が必要なのかすら把握していないことに気づきまして、ジョギング用バックパックに関する記事をいくつか読んでみました。

その中で、僕が特に気に入ったというか、参考になったのが【2024年1月】ランニング用バックパックのおすすめ人気ランキング12選【徹底比較】という記事。

上に列挙した不満点も、この記事を読んだあとに気付いたものであり(さすがに衣類やボトルの落下には不満を感じていましたが)、「確かにこれらが解消されたらいいな」と納得する内容でした。

SALOMON Active Skin 8

で、この記事の中でオススメNo1となっていた、「SALOMON Active Skin 8」を僕の新しいジョギング用バックパックとして迎えることにしたわけです。

こちらです。

SALOMON Active Skin 8

500mlのフラスクが2つセットになってます。これを使うようなジョギングはしていませんが笑、いつかガッツリ使いたいですね。

背面の容量は8リットル。

SALOMON Active Skin 8
画像出典:SALOMON(2点とも)

不満は解消されたか

では僕が現在所有するバックパックに対して感じている不満点についてはどこまで解消されたのか、見ていきたいと思います。

まず「(1)ベルトが長く、走っているとき邪魔」ですが、そもそもSALOMON Active Skin8にはベルトがありません。

続いて「(2)胸と腰のホールド感が弱い」。これは製品を選ぶ際のサイズが決め手になります。走る時の服装で自分の胸囲を測定し、それに合わせて購入しましょう。ちなみに僕は、胸囲が93cmほどだったのでSサイズを選択し、バッチリでした。着用して走ってみると分かりますが、肩よりも胴の部分でホールドする感じが強いですね。

「(3)背負ったままモノが取り出せるポケットがない」は、前面左側にポケットがあり、僕のスマホ(iPhone13)なら問題なく収納できました。

キャンプハウス SALOMON Active Skin8
大きめのスマホだと出し入れが少し難しいかも知れません

「(4)ボトルホルダーが下部にあり、取りづらい+時々落ちる」ですが、上の写真のとおりドリンク類は専用のフラスクを胸ポケットに収納するのでクリア。先述のとおり、現時点では走っている時に水分補給を必要とはしないんですが、将来的な用途の拡大を見据えてのポイントとなります。

「(5)衣料などを収納するネットに伸縮性がなく、けっこうな頻度で落ちる」については、背面のネットである程度固定できました。しかし重量のあるウェア、嵩のあるウェアなどは揺れや振動などで外れやすくはなりますね。ウェアを脱いだあとに長く走る場合は、しっかり背面の大きなポケットに収納する方が良いでしょう。

キャンプハウス SALOMON Active Skin8
iPadが問題なく入ったので、今度仕事帰りに走ってみる予定

この不満点は、着ているウェアを走ってる最中に脱いだ時の収納先についてのものだったわけですが、脱ぎたくなるのはウェアの他にもニットキャップやネックウォーマー、グローブなど細かいものもちょこちょこあります。

これら小さなものは胸の前の調整コードに引っ掛けてやれば落ちないので、ここもちょっとした収納になりますね。

キャンプハウス SALOMON Active Skin8
あまり見栄えは良くないですけどね笑

届いて間もないですが、すでにけっこう気に入っており、走る原動力の一つになってくれています。

来年の今ごろに、「1日10kmほど走ってます」みたいな報告ができるといいですねぇ。

・・・

ところで、このバックパックを注文して楽天から届いたその夜、FASHION SNAPからこんなLINEニュースが届きました。

SALOMON×マルジェルラ

ほんと!?

  1. 参加を予定していた大会の6か月前にアキレス腱を断裂し、手術後もしばらく走れずで、いつしかトライアスロン挑戦の熱意は消えておりました。
  2. PRESIDENT ONLINE 「ハーバード大75年の追跡調査「人間の幸福と健康」を高めるたった1つの方法」、公益財団法人 長寿科学振興財団 「人との交流と健康長寿との関連
  3. サルコペニア…サルコペニアとは、ギリシャ語の「Sarx(筋肉)」と「Penia(喪失)」から作られた言葉で、主に加齢によって筋肉(骨格筋:体を動かす筋肉)の量が減少し、筋力と身体能力が低下した状態をいいます。(出典:大正製薬)

出典:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 「足腰が弱る原因は?

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Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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