チャバタでサンドイッチ
僕がインスタグラムでフォローしているアカウント、「MEAT&BREAD」はカナダのサンドイッチ屋さん。
いつか行きたいな〜と思って写真を眺めたり、時々、彼らのサンドイッチを見よう見まねでつくったりしてるんですが、使っているパンが全然違うので仕上がりというか、できあがりが全くの別物になってしまうんですよ(具材も圧倒的に間違ってますが)。
MEAT&BREADのサンドイッチを食べたことがないのでどんな味や食感などは分かりませんが、パンの見た目はチャバタ(チャバッタ)※1に似ていますよね。
それなら自分が食べるサンドイッチにチャバタを使えば、MEAT&BREADのサンドイッチに一歩近づけるんじゃないかと思い、焼いてみることにしました。
チャバタを焼いてみた
チャバタとは、イタリア語で「スリッパ」という意味のパン。レシピは色々(と言うか無数)ありますが、基本的にはオリーブオイルの入った、加水率やや高めの、素朴でもちもちした食感のパンです。
先日買ったCasa BRUTUSのパン特集で「今、高加水パンが流行中!」みたいなことが書いてあったので、僕の中で高加水率のパン熱が高まっていたのも、チャバタを焼いてみたいと思った理由の一つです笑。
高加水なのでパンのこね方=グルテンのつくり方も特殊なのですが、まあこれについてもいろいろな手法があるようです。
基本的には、以下の動画で説明しているように、手でこねるのではなく容器の中で千切れないようにゆっくり混ぜたり折ったりしたあと休ませる、という作業を何度か繰り返してグルテンを生み出していきます。
スリッパというくらいなので、長方形に近いかたちで焼き上げたい。
というわけで、パウンドケーキの型を使って焼いていきます。
生地を扱ってる時は写真撮る余裕がないので型だけです(汗)
高加水ということで生地がトロトロで手にくっつきやすいのでやや取り扱いにくさはあるんですが、型を使わずとも四角に成形して焼くこともできると思います。
で、焼いたチャバタがこちら。awメイドらしく、雑な感じで焼きあがっております。
材料は、強力粉に水、塩、オリーブオイル、ドライイースト以上、と非常にシンプルなのですが、もちもちとした食感と噛めば噛むほど味わい深い、そんな感じのパンです。
ちなみに各材料はいつもテキトーなんですが、加水率は90〜100%。塩は3%、オリーブオイルは2%、0.8%ぐらい(繰り返しますが、めちゃテキトーです!)。
チャバタオムレツサンド
今回、チャバタづくりに意識が100%いってしまって具材のことを何も考えていなかったので(笑)、僕がいつもランチで食べている超絶手抜きサンドイッチ「もうなんでも卵と一緒に焼いてやれぃ」をつくることにします。
甘めの卵焼きに、小さくカットしたウィンナー、トマト、ブロッコリー、チーズをブチ込んで焼いていきます(卵焼きに何を入れるかは毎度、冷蔵庫と相談です)。
シュレッドチーズは半溶けみたいになってますが、このあとチャバタに乗せる前に卵焼きを二つ折りにするので余熱でしっかり溶けてくれます。
半分にカットしたチャバタを軽くトースターで焼いて、その上に二つ折りした卵焼き、レタスを乗せて完成。
チャバタの存在感と食べ応えがすごかったので、もう少し薄く、または小さく焼いてもよかったかも。
いろいろブチ込んだ卵焼きをつかったサンドイッチは僕のお気に入りで、以前書いた「ポークたまごサンドイッチ」でも紹介しましたが、サンドイッチの具材を卵焼きに入れ込んでしまうと、食べる時にバラバラ落ちてこなくて食べやすいんですよね。
今回もたくさん具材を入れ込んだ卵焼きをつくりましたが、挟みやすい&食べやすかったです。オススメ。
チャバタも加水率を変えるだけで随分印象が変わるパンで、つくるのも楽しいのでぜひ試してみてください。