庭の石窯でピザを焼いてみた

今年もまもなくゴールデンウィークがやってきますね。

Yahoo!によると、連休が近づいてきたこともあり、「キャンプ」や「潮干狩り」といったワードでの検索が昨年比で2倍近くになっているようですが(*)、aw家は特に計画なし、自宅に引きこもってDIYや映画、料理を楽しむ予定。とはいえ、多少はホリデー感を出したいところ。

というわけで、石窯を庭に設置して、ピザを焼いてみることにしました。

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しかし。

このブログの熱心な読者なら覚えているでしょう。以前、こんな記事にこんなことを書いたのを。

キャンプハウスの庭に石窯を設置するかどうか検討(妄想)したことがあったのですが、結論としては「無し」でした。
庭に石窯、を考えてみた」 2019年3月11日

まあ、覚えている人はいないと思いますが。僕でさえ、さっきまで忘れていたくらいですし(笑)。

なぜ「無し」という結論に達したかというと、窯の温度を上げるために2〜3時間ほどかかるのに、使う(ピザを焼く)のはほんの一瞬と、あまりにもバランスが悪いから。

ピザはだいたい1〜2分で焼けるので、仮に5枚焼いても10分もかからない計算になります。

しかし。

コロナ禍で在宅が推奨されているこの度のゴールデンウィーク、時間があり余っています。数枚のピザを焼くためだけに、石窯の温度を上げる作業に2時間を費やしても大丈夫。なんなら5時間くらいかかっても問題なし(いや、さすがに5時間は長いか)。

というわけで、

庭の石窯でピザを焼いてみた

今回、庭に設置した石窯です。

軽トラックなどで運べるサイズで、野外イベントなどでも使われている石窯なので、見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以前、仕事で使っていたものを同僚が自宅に引き取っていて、今回それをaw宅に移設したのです。重量が200kg近くあって一人での運搬は無理なので、友人の力を借りてジムニーで運びました。

– – –

石窯を移設した翌日は日曜日。さっそくピザを焼いてみることに。

DIYで出た廃材を燃やして、石窯の中の温度を上げていきます。

目指すは500度

石窯は開口部が前面の一か所しかなく、空気の循環が悪いので、焚き火用の火吹き棒を使って空気を内部に送り込んでやります。

内部の温度が500度前後まで上がると、内壁が白っぽくなってきます。そのサインが出るまではひたすら木材を燃やし、石窯を温めていきます。

火が安定してきたら、広葉樹の薪やBBQ用の木炭を投入。

最初に、燃えやすい廃材や針葉樹の薪などで石窯を温め、ピザを焼く段階になったら、途中で薪を追加投入したりする必要がないように、比較的長時間燃えてくれる広葉樹の薪を投入するわけです。

石窯内部が高温になったら(と簡単に書きますが、今回も2時間ほどかかりました)、薪や木炭を奥に押しやり、前面にピザを置くスペースをつくります。

薪から上がる炎と炭化した薪や木炭の遠赤外線という2つの熱源、しかも500度という高温で焼き上げたピザは、表面はカリッ、中はしっとりモチモチに仕上がるんです。

さて、石窯の準備ができたら、ピザ生地にお好みの具材を載せ、ピザ用ターナーを使ってピザ窯に投入。

500度という温度は一般的な家庭用オーブンの倍の温度。あっという前に焼けてしまいますし、どうしても奥の方が温度が高いので、ムラなく焼けるよう、焼け具合をしっかり観察しながらピザを回転させてやります。

この作業には本来ピザピールという道具を使うのですが、持っていなかったので、お好み焼き用のコテとDIYで出た端材で自作。

これがかなり活躍してくれました。

で、焼き上がったピザたち。


aw家特製いろいろ載せピザ。石窯の内部が狭いので、直径15センチほどと小ぶり

めちゃくちゃ美味しかった!

石窯を温める作業は本当に大変ですし、煙も結構出るので近所への配慮も必要ですが、石窯だからこそのこの美味しさ。早く友人たちとピザパーティしたいですね。

道具や燃料(薪や木炭)の準備、キッチンから石窯への動線などなど、改善できる点もいくつかありましたので、より美味しく楽しく食べられる段取りやレイアウトを検討しつつ、みんなが集まれる日を待ちたいと思います。

* 朝日新聞 「ヤフーで「潮干狩り」「キャンプ」検索増 GWに懸念もヤフーで「潮干狩り」「キャンプ」検索増 GWに懸念も

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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2件のフィードバック

  1. curu-curu より:

    すごーい!! 楽しすぎますね! 養蜂箱もかなり羨ましいのですが、ピザ窯が家にあるなんて! わが家も昨日は庭仕事の合間にピザを作り、タープの下で食べました。今年のGWは想像力が試されるよい機会ですね。

    • aw より:

      curu-curuさん、こんにちは。コメントありがとうございます😊

      石窯で焼いたピザは本当に美味しかったのですが、やはり窯を温める労力がかなり必要で大変です。週に1回くらいならなんとかできるかも知れません。ただ、薪の状態によっては結構煙も出てしまうので、密集している住宅街だったり、ご近所さんが窓を開けて過ごしてるような時期だと使うのが難しいかも、と実際に使いながら思いました。
      オーブンが付属しているタイプの薪ストーブでも、美味しく焼けそうな気がします。

      連休は妻が仕事の日もあって何日かワンオペ予定なので、今からどんなことをしようかいろいろ妄想を膨らませております。制限はあるものの、そのなかでも精一杯楽しみたいですしね!

      p.s. 養蜂箱はまだハチさんの姿🐝、見えないですね。今年はダメかもです〜😅

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