すり鉢とすりこぎ
以前は、毎朝のサンドイッチと一緒にコーヒーを飲んでいましたが、友人からお祝いに「ブラウン マルチクイック」をいただいて以来、フルーツジュースを飲むようになりました。
このマルチクイックは本当に便利で、ジュースだけでなく、ジャガイモやカボチャ、ネギでポタージュをつくったり、ピーナッツバター、マヨネーズをつくったりと大活躍しています。
ですが、一番愛用しているのは昔ながらのコレ、すり鉢とすりこぎです。ちなみにすりこぎは、祖父宅の庭に生えていた山椒の木*から自分で削ってつくったものです。
このすりばちは鳥取たくみ工芸店で、たしか1000円以内で買ったもの。丼とほぼ同じくらいの大きさで、すり鉢としては小さめです。
使い方はとてもふつうで、ゴマを摺ったり、そこにそのまま茹でたインゲンを入れておひたしにしたり、白和えをつくったりなどが主。
また我が家ではドレッシングはだいたい手作りなので、この器で材料を和えたりします。小さいのでそのまま食卓に出せるのが便利です。
以前、テレビで話題になった「すり鉢茶」にも挑戦してみたいと思っている今日この頃。
これを抱えるようにして持って、ゴリゴリ摺りながらテレビ見たり雑誌見たりしてると、なんともいえないユルイ空気が漂って、しあわせな気持ちになるのです。たぶん、ごますりを使おうと思えるのは、時間的にも気持ち的にも余裕のある時だったりするからかも知れません。ちょっと逆説的ですが。
なんだか最後に付け足しみたいになってしまいましたが、キャンプハウス的な視点としては、電気を使わないというところが最大のポイントです。
参考:
なぜすりこぎを山椒の木でつくったかの理由については、「木あそび」の記事が面白いです。