SwitchBot スイッチボット スマートプラグを使ってみた
今日は、キャンプハウスのブログとは一見、やや距離がありそうなガジェットについてご紹介したいと思います。
「SwitchBot スイッチボット スマートプラグ」です。
画像出典:Amazon
Amazonではすでに300近いレビューが入っていますので(2019年12月現在)、すでにたくさんの方が利用されている製品だと思いますが、コレ、僕たちのように古くて寒い家に住んでいる人にはもってこいのガジェットだと思うのです。
SwitchBot(スイッチボット)とは
僕がSwitchBotを知るキッカケになったのは数年前、海外のクラウドファンディングサービスであるINDIEGOGOで、でした(その後、日本のクラウドファンディングMakuakeにも登場)。
マッチ箱のようなサイズのボディに小さなアームが格納されていて、指定された/スケジュールされた時間になるとそのアームが出てきて家電製品などのスイッチをポチっと押してくれる、そんなシンプルだけど斬新なアイテムでした。
「かわいいなぁ」と思いつつも、我が家における実用性に疑問を感じていたので、時間の経過とともにすっかり忘れてしまっていました。
何ができるの?
SwitchBotにはこの「スマートプラグ」以外にも、「ハブ/ハブプラス」「ハブミニ」「温湿度計」「加湿器」「スマート扇風機」などの製品があるようです。
製品によってできることは変わってきますが、今回僕が紹介する「スマートプラグ(以下、プラグ)」はごくシンプルで、指定した時間/スケジュールした時間にコンセントをオン/オフしてくれる、というもの。アームのないSwitchBotですね。
コンセントに差し込んだプラグに家電の電源をつなげば、タイマーやスケジュール機能のない家電でも、その機能を与えることができる、というわけです。
スマートフォンにインストールしたアプリからオン/オフさせることもできますし、AlexaやGoogle Home、Siriなどのスマートスピーカーと連携できるので、発話によってコントロールすることが可能です。IFTTTとの組み合わせもOK。
冬は極寒、我が家のトイレ対策
さて、いわゆるIoTガジェットであるSwitchBotプラグをなぜaw家が導入したのか。なぜこれが、我が家のような古くて寒い家にもってこないなのか。
最近、リフォームによって暖かく過ごせるようになった台所と食堂ですが、毎日使う場所でまだ暖かくできていないところと言えば、トイレ。
冬場は、このトイレがもう、半端なく寒いわけなんです。
男性用と女性用のトイレがあるんですが、比較的使用時間の長くなる女性用がとても狭いつくりで、しっかりした暖房器具を置くスペースがなく、仕方なく小さな電気ヒーターを置いています。
小さいヒーターではあるものの、狭さが有利に働いて、しばらくつけているとかなり暖かくなるんですよね。とはいえ、ヒーターをつけにわざわざ事前にトイレにいくのは面倒だし、使用後も消し忘れてしまって数時間経ったあとに「あ!」みたいなこともしばしば。
そこで、SwitchBotプラグを導入してみたわけです。
短時間のうちに家族みんながトイレを使うのはたいてい朝なので、毎朝、決まった時間にヒーターの電源が入り、決まった時間に切れるようにスケジュール。
これで最初に使う人も暖かいし、切り忘れもなし。
スケジュールしていない時間帯、たとえば夜、食堂でみんなでゆったりしている時にトイレにいく場合でも、スマートスピーカー(我が家ではAmazon Echoを使っています)に「トイレのヒーターつけて」と呼び掛ければ電源オンしてくれますし、ベッドに入ったあとに「あ、消し忘れたかも」となってもスマホのアプリでチェックすればOK。もちろんアプリから電源をオフにすることができます。
いや〜、本当に便利です。
懸念点としては、プラグ側で電源をオン/オフするため、ヒーター側のスイッチは常にオンにしておく必要があるということ。もしもプラグが故障して通電した場合は、ヒーターが連続可動してしまうことになります。
まあ、そうなったとしてもプラグ導入以前と同じように数時間後には分かるでしょうし、何日も家をあける場合はコンセントを抜いておけばいいんですけどね。
古い家電でもインターネットに接続できる、とても便利なおすすめのガジェットです。