tent-Mark DESIGNS 焚火タープ TC コネクト ヘキサを張ってみた
先日四苦八苦してタトンカタープ1TCをtent-Mark DESIGNSのサーカスTCに連結して設営したのですが、時を同じくしてキャンプ仲間の友人が、サーカスTCに連結して設営するためにデザイン・製造された「焚火タープ TC コネクト ヘキサ」を買ったというので、試し張り(in グリーンフィールド)に参加させてもらいました。
焚火タープ TC コネクト ヘキサ
「焚火タープ TC コネクト ヘキサ」(以下、コネクト ヘキサ)は、サイズや形状はもちろん、素材やカラーもサーカスTCに合わせてデザインされているので、とても相性がいいですね。
焚火タープ TC コネクト ヘキサ(画像出典:tent-Mark DESIGNS)
スペックはこんな感じ。
サイズ | 580×450×(推奨高さ)280cm |
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重量 | 総重量/5344g(本体/4686g、張綱/280g、収納袋/378g) |
素材 | コットン混紡生地(TC)撥水加工済み、ポリエステル65%、コットン35%、縁部/ナイロン |
付属品 | 収納ケース、張綱(10メートル×2本、3メートル×4本) |
サイズや重量も僕が使っているタトンカ1TCをはるかにしのぐ、大型のタープです。
収納袋だけでもなかなかの重さですが、それもそのはず、かなりしっかりしたつくりで、タープが2つ収納できるんじゃないかと思うほど、ゆったりとしたサイズ。
たいていこうした収納袋はキチキチのサイズで作られていることが多いですよね。
コネクト ヘキサはポールが付属していないのですが、買い足したポールが一緒に収納できるように、ゆったりめのサイズになっているようです。
さて、コネクト ヘキサはサーカスTCと連結してつかうためにデザインされていると書きましたが、最大のポイントはこのジョイント。
このうち一つをサーカスTCのてっぺんに乗せ、ガイライン2本で固定すると連結できる仕組みです(基本的にはタトンカ1TCを連結した時につかったガイドと同じですね)。
両側に付いているのは、設営する時に「あ、こっちにはジョイントがないや(汗)」という事態が起こらないように、ですね。あるいは、サーカスTCを二つ建てて、その間にタープを張るとか?(笑)
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蒸し暑く、強風が吹き付けるなか、しかし楽しそうにタープを設営するオーナーのK君。
買ったばかりのキャンプ道具、しかもタープのような大物を初めてつかう時ってのは、そりゃ楽しいですよねぇ。
で、完成した基本の張り方。
吹き付ける強風でタープが押されてややバランス悪く見えますが、サーカスTCとコネクト ヘキサがつくる斜辺の角度が同じになるるようにできています。
タープ下で悦に入るオーナーのK君。
さて、上の写真を見てお気づきの方もいるかと思いますが、使用しているポールが大きくしなっています。
K君はポールを検討中でまだ準備ができてなく、この日は僕のポールを代用しました。
tent-Mark DESIGNSはサーカスTCの高さと同じ280センチの長さのポールを使うよう推奨していますが、僕のポールは300センチ(60センチ刻みでジョイントしていくタイプのポールです)。
20センチ高いぶん、横から見るとポール部分が上に跳ね上がるようなラインを描いているのが分かると思います。
美しく設営するには、やはり280センチのポールが良さそうですね。
あと、長さに加えて気になったのは、強度。
この日はかなり強風が吹いていたので、サーカスTCやコネクト ヘキサの煽られ方がハンパなかったですし、ポールのしなり具合もかなりのものでした。幅5メートルを超え、且つ重量も5kg近いタープですから、強風で大きく煽られたり、さらに雨に濡れて重くなったりすることを考えると、ポールを選ぶ際は強度も重要なポイントになりそうです。
かなり重量級なので、使うペグもソリステ50くらいが安心かも知れません。
ちなみに、コネクト ヘキサの取扱説明書には、このようなイラストが掲載されています。
280センチのポールを使用し、サーカスTCとのジョイント部のガイラインをもっと短くすれば、このイラストのシルエットに近づけるのかも知れませんが、中央部はどうしてもたわんでしまうと思うんですよねぇ。そのラインが美しい気もしますし。
さて、K君が「片方を跳ね上げたかたちで設営してみたい」ということで、ポール(180センチ)を2本追加し、片側を高くしてみました。
横殴りの雨、なんて過酷な状況でなければ、このように片方、あるいは両方高くして開放感を高めたほうが気持ち良さそうだし日陰部分も増えるしで、使い勝手は良さそうです。ただ、必要となるポールの数も増えるんですけどね。
まとめ
設営しやすさ、サーカスTCとの相性などを考えると、とてもよいタープだと思います。
サーカスTCと同じ生地が使われているので遮光もしっかり、影も濃く落としてくれて、日よけというタープ本来の機能もばっちり果たしてくれると思います。
風や雨、他人の目が気になる場合はタープの裾を低く設営、そうでない時は高くするなどの柔軟性も、サーカスTCに合わせてかなり大型サイズにすることで獲得できています。
少し気になったのは、タープ単体で使うとなるとちょっとヘビーデューティに過ぎるかなという点。汎用性を求める類のものではなく、あくまでサーカスTCとセットで使う製品だと割り切れば全く問題ないんですけど。
早くK君ファミリーとキャンプして、実際のキャンプでのコネクト ヘキサを見てみたいですね。
焚火タープ TC コネクト ヘキサにサーカスtc接続用のアダプタはタープ本体に同梱されていますか?
山本 忍さん、コメントありがとうございます!
上から3つ目に掲載している写真にあるようなジョイント(アダプタ)が2つ同梱されていましたよ!