2024年の夏休みがはじまりました

今年の夏休みがはじまりました。

午前中は、6月末にメキシコからやってきた留学生アールちゃんと娘は一緒に勉強。

午前中、一緒に勉強するアールちゃんと娘
(階段の途中から盗撮^^;)

午後からは畳ルームで読書したりゲームしたりと、まったり過ごすことが多いです。

そう、あまりに外が暑いので。

災害級の暑さのため、高温になりやすい日中の不要不急の外出は控えるようにとのお布令が出る※1ほどなので、なかなか外に連れ出すのが厳しい昨今の夏。子供の健康は当然のことですが、この暑さだとまず自分が先にやられてしまいそうな気がしますし(苦笑)。

しかしいくら暑いとはいっても、海や川など自然でも遊ぶ時間はつくりたい。もう少し計画を練る必要がありそうです。




アート体験してきた

この暑い中でも安心して参加できるのが、屋内でのイベント。友人が開業準備中のアートスクールが、リハーサルを兼ねたワークショップを開催していたので参加してきました。

ワークショップは、アート作品をみんなで鑑賞後、自分たちもアート作品をつくってみる、という二部構成。

アートスクール体験中の娘
アート作品について気づいたことを発言する娘

その後、自分でもアート作品をつくってみよう! ということで、絵の具を使ってのアート作品づくり。子供たちのテンションがググッと上がります。

アートスクール体験中の娘

アートスクール体験中の娘
壁はマスカーで養生され、子供が思い切り作品づくりできるようになっていた

アートスクール体験中の娘
完成した子供たちのアート作品。手前中央が娘の作品

娘は非常に楽しかったようで、またあれば行きたい! と興奮していました。

このアートスクールは、昨今の教育界隈では定番キーワードとなったSTEAM教育やアクティブラーニングなどの要素を大きく取り入れたものを目指しているとのことで、今回娘が体験したアート制作以外にも、モデリングソフトをつかった3DCG制作などのカリキュラムも用意する予定とのこと。

以前から「教育」については高い関心を持って観察している僕ではありますが、娘が小学校に通うようになると、やはり以前よりは考えること、というよりは悩むこと、というよりは無力感に近いものを感じることも多々で。

Most Likely to Succeed / What School Could Be

STEAM教育といったキーワードが市民権を得て多くの人が知るところとなった一方で、教育現場(学校)にそれが実装されているとは思えない現状※2があり、その先にある社会が万古不易で学歴偏重なまま。就職すると学ぶことを止める※3日本の実態から考えるに、学歴は重視するが教育自体は重視していないことが透けて見え、果たして日本という社会で教育に力を入れることに、どれだけ意味があるのかなんて思ってしまうこともしばしば(いや、もちろん教育の真の目的はそんなところにあるはずないんですが)。

またあらゆる局面で耳にするキーワード「AI」の周辺には、「自らプログラミングするAI」が完成することは人間がそれ以上もう何も発明する必要がない(最後の発明=Final Invention)ことを意味し、その後はSTEAMの要素自体がそれほど必要にならなくなるのではないか、むしろ哲学など人間がより深化するための教育に重点をおくべきではないか※4といった様々な議論があります。

将来を見通すことはできない。だから教育が重要。では、どんな教育や環境を与えてあげることができるのか……分からん。

今年の夏休みを娘と一緒に過ごそうと決めたのは、こうした状況に対してなんとか自分なりにもがいてみたいためでした。

僕の友人がアートスクールをはじめる背景には、こうした現状に対する問題意識があると思いますが、具体的な事業を通じて改善に挑戦しようとする情熱と勇気には敬意しかありません。

自由研究がはじまった

暑過ぎて外出していないと書きましたが、自由研究のための情報収集で、ときどき屋外で活動しています。

今年の自由研究は(僕の思惑どおり)、「敷地境界標」となりました。

ひとまず、近所の敷地境界標を見つけ次第、写真に収めていきます。

写真を撮ることで、対象となる敷地境界標一つひとつの造形や状態に注意を払うようになり、「コレ、さっきのと同じだ」「この境界標は古そう」といった感想を持ったり、「このタイプはよく見るな」など、全体の中の一つとして評価するような思考が自然と生まれたようです。

僕としては当初、集めた素材を研究として整理しまとめていく作業を、僕ではなく娘が主体的に行えるよう、どうサポートできるか、強い不安を感じていました。

しかし一緒に敷地境界標を探して歩くなかで、「見た目が似てるもので分けたら、どんなグループができるんだろう」「境界標のある場所とない場所があるのはなぜだろう」「年代によって境界標の形状が違うのかもしれない」といったアイディアや疑問が彼女の中に自然と生まれてきたようで、僕はそれを拾い上げるだけで進んでいきそうな気配です。

・・・

というわけで夏休みははじまったばかり。夏バテしないように体調管理しつつ、娘との夏休み、全力で楽しみます!

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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