サーマレスト コンプレッシブルピローを買ってみた

先日の海辺ファミキャンのポストモーテムで洗い出された課題3つのうちの1つを解決するためのアイテム「卓上コンロ」は先日ご紹介しました。

残りの1つは、トム(妻)の就寝環境を改善するためのアイテム、ズバリ、枕(ピロー)です。

トムは我が家で最も快適な就寝環境=Helinox Cot One×クローズドセルマット×モンベル ダウンハガー #0というセットで寝ていますが、枕がないとしっかり眠れないとのことで、前々から「枕が欲しぃ〜」と訴えていました。

今回のポストモーテムで「やっぱり、枕欲しい」と再度の訴えがあり、導入とあいなったわけです(これまでは僕が「タオル畳んで使えばいいじゃん」と却下しておりました…)。

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卓上コンロはトム直々に「コン郎ミニ」をご指名でしたが、キャンプ用枕はコレ!という製品になかなか出会えなかったようで、僕も検討に参加することに。

トムの希望は、インフレータブル(空気注入式)ではない枕

インフレータブル式の枕は携帯性は文句なしなのですが、頭をのせた時の反発具合を苦手に感じる人が意外と多いようで、その点はトムも、そして僕もご多分に漏れず。

その条件を前提にキャンプ用枕を探してみましたが、思ったい以上にインフレータブルな製品が多い=選択肢が少ないこともあって、僕もなかなかコレ!という枕を見つけることができませんでした。

以下は、最終候補に残った4製品。

最有力は、僕たちが信頼しているUPIが取り扱うGrand Trunk(グランドトランク)のトラベルピローですが製品情報が少なく、これが非インフレータブルなのかどうかハッキリ分からず。

で、決めかねてネットをウロウロしている時に見つけたのが、このTHERMAREST(サーマレスト)のコンプレッシブルピローでした。

サーマレスト コンプレッシブルピロー

サーマレストと言えば、スリーピングマットを想起する方も多いのではないでしょうか。このコンプレッシブルピローは、そのマットレスを製造する時に出るフォームの切れ端を使用してつくられています。


画像出典:モチヅキ

サイズはS/M/Lの3種類、カラーはムーン/デニム/イーグル/サンレイ/クランベリー/グレーマウンテン/ブルーウーブンドットの6種類という展開。

僕たちはSサイズの、シュラフの色にも合いそうなクランベリーをチョイスしました。

使用時のサイズは30×41センチとA3用紙とほぼ同じ。

使用しない時は丸めて圧縮(コンプレス)し、携帯性を高めることができます。ちなみに重量は、Sサイズの場合200gほど。

表面(頭部が直接触れる部分)に使用されている素材は、起毛ポリエステル。肌触りはいいのですが、寒い時期だと若干ヒヤッとするかも知れません。

裏地は表面と異なる素材(おそらく摩擦係数高めの、ズレづらい素材だと思われます)が使われています。

さて、寝心地を左右する枕の高さですが、圧縮した状態から広げて1〜2時間で、次の写真のような感じで自然に膨らみます。

僕の重たい大きな頭を乗せた時の凹みは、こんな感じ。

ヘタり過ぎということはないのですが、高めの枕が好みの僕にとってはやや低い印象。そういう場合は、内部のフォームを中央部に寄せておいて圧縮時に使用するドローコードを締めることで高さを出すことができるようです。

こればかりは好みやふだん使っている枕との違い、枕に対する要求によって評価は分かれるとは思うのですが、頭を乗せてしばらく横になってみた印象は個人的にはなかなかイイ感じでしたよ。

ちなみにトムも試しましたが、彼女曰く「高さも使い心地もちょうどいい」そうで、実戦が楽しみなようです。

・・・

そんなわけで、前回のキャンプで出た問題点3つのうち2つは、以下のような感じで解決へと前進。

  • お湯を気軽に沸かしたい!=コン郎 TC-18H
  • ぐっすり眠りたい!=サーマレスト コンプレッシブルピロー

ただまあ、こればっかりは実際に使ってみないと何とも言えない部分もあり。来週末のキャンプを踏まえて、あらためてトムの感想を聞いてみたいと思っています。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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